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 2004年05月23日
 修羅雪姫
Posted by ag at 21:52/ カテゴリー: MOVIE

CSの日本映画専門チャンネルで、藤田敏八監督『修羅雪姫』(1973年・東宝)を見る。

『修羅雪姫』と言えば、タランティーノが『キル・ビル』を撮る際に影響を受けた映画群の一つ。そんなことで一躍クローズアップされ、なんと最近DVDも発売された。じゃあレンタルしてみようと思っていた折りも折り、CSでやっていたので見てみました。

なるほど、こりゃあ『キル・ビル Vol.1』のベースは『修羅雪姫』そのものだ。“女の復讐”というストーリーラインや梶芽衣子が唄う「修羅の花」がそのまま使われているということだけじゃなく、ストーリーをチャプター立てしているところやカメラの構図、アクション・シーンなどもモロなぞっている。

そんな引用の中で一番印象的なのは、梶芽衣子の仇である岡田英次、仲谷昇、中原早苗、地井武男が、梶芽衣子の母親である赤座美代子を上から見下ろすシーン。この構図は、ダリル・ハンナ、ルーシー・リュー、ヴィヴィカ・A・フォックス、マイケル・マドセンがユマ・サーマンを見下ろすシーンにそっくりだ。

修羅雪姫

キル・ビル

他にも、雪がシンシンと降りしきる中での立ち回りや、劇画(『キル・ビル』ではアニメーション)が挿入されていること、“戦いの極意”のナレーションが被る部分(『キル・ビル』では千葉真一、『修羅雪姫』では西村晃)などその類似点は多い。

となると“引用だらけの映画”という批判が聞こえて来そうだが、まあ、いちおうタランティーノ風に料理しているからイイんじゃないかとは思う。それを好きかどうかは大きく別れるとは思うけど。

次は『片腕ドラゴン』と『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』でも見てみようかな。

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