
AppleのiPod miniが日本でも発売されて、その対抗として東芝のgigabeatや、SONYのNetworkWalkmanやVAIO Pocketがあって、俄然日本でも盛り上がりはじめたデジタル・ミュージック・プレーヤー市場。
ところが、依然盛り上がらないのが日本の音楽配信市場。エニーミュージックなんてのがあるんだが、ファイルの取り扱いがSONYのOpenMGでガチガチ(他のメディアへのコピーが制限される)だし、1曲の値段もけっこう高い。AppleのiTunes Music Storeのように、著作権保護はある程度ユルユルに、1曲の値段もある程度手頃にしてくれれればバンバン買うのに。80年代の歌謡曲なんて、ちょっと穴場だと思うんだけどなあ。
それで、NTTコミュニケーションズの音楽配信事業の現状と課題に関する説明会。この中の東芝EMIの山崎氏の発言。「(iTunes Music Storeのようなゆるやかな)DRM(デジタル著作権管理)は当然必要なものではあるが、ガチガチにしてしまえば利用者には支持されず、現状では楽曲を提供する側と利用者の双方が納得できる点はどこにあるのかを探っている段階」。言っていることはわからないでもないのだが、まずは著作権管理をユルユルでやって見たらどうなんだろう? 市場が広がなければ意味ないわけだし。どんなにガチガチにしても破るヤツは破るんだから。
CDが売れなくなった理由は違法コピーにある、とエイベックスの知り合いが言うので、CDが売れなくなった理由なんてざっと見積もって100くらいあって、違法コピーはその中のたった一つだ! なんて文句を言ったことがあるんだけど、音楽業界もあんまり後ろ向きになって閉じないで、ぼろぼろ水漏れがあったとしても前向きに開いて欲しいです。