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 2004年08月24日
 BeOS
Posted by ag at 00:35/ カテゴリー: AV&COMPUTER

コンピュータにまったく慣れていない人からWindowsの操作について聞かれて、その操作を事細かに説明していけばいくほど、WindowsというOSが人を小馬鹿にしたシロモノだということがよ〜くわかってくる。あなたはコンピュータに慣れていないようだから、あなたのために優しいインターフェイスにしてあげますよ、という大きなお世話なオプションを初めからいろいろ用意してあって、なんとそれがデフォルト設定になっていたりするのだ。例えばWordなどの文書を保存するとき、いきなり保存先が「マイドキュメント」になっている。この「マイドキュメント」って何なんだ! そのフォルダはいったいどこにあるんだ? いきなりそんな「マイドキュメント」を指定してあげるよりも、まずは「フォルダ」や「階層」という概念を理解してもらう努力をしなければならないのに。コンピュータ初心者だからこそ、その最初のステップが一番大事なところなのに。こんな的外れな優しさがいっぱいなのがWindowsだ。

be_logo_small.gifいやいや、今回はWindowsのことではなくBeOSのこと。むかし、といっても一般的にはそんなむかしではないが、コンピュータの世界ではむかしの1990年。元Apple社のJean-Louis GasseeがBeという会社を作り、BeOSというOSを作った。このBeOS、当時としてはとても先進的なOSで、マルチタスク処理やマルチスレッド処理がWindowsやMacOSに比べてめちゃくちゃ優れていた。またそのファイルシステム(BFS)も、ちょっとユニークなものだった。(こちらも参照)

たしか1996年頃、そのBeOSの載った「BeBox」なるハードウェアがBe社から発売され、それを持っているヤツが身近にいたのでちょこっと触らせてもらったことがある。そのBeOSのデスクトップはとてもシンプルなもので、コンピュータに載るOSの将来はこんな感じになるのかなあ、としみじみ感慨に耽ったものだが、この2004年に見るWindwsXPなどのショートカット・アイコンだらけのぐちゃぐちゃデスクトップを見るとそんなこともなかったようだ。

そんなBeOSも2000年にRelease5が無償でライセンスされるようになり、すったもんだがいろいろとあって、Zetaなんて後継が枝分かれしているようだ。そんな感じで、この先進的だったOSも、OSマニア(なんているのか?)向けのものとして細々と息づいているのかと思ったら、こんなところにBeOSの文字が。そうそう、これからのデジタル家電やケータイはOSが重要になってくる。SONYあたりもいつまでもWindowsなんてものにしがみついていないで、ローランドあたりの冒険心があればもっと業績も回復するだろうに。

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