ag can wait
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 2004年11月25日
 CASSHERN
Posted by ag at 21:56/ カテゴリー: MOVIE

伊勢谷友介の映画『CASSHERN』を見て、めちゃくちゃ感動しちゃった! DVDは速攻買い! というような感想がネットに書かれてあるのをよく見かける。えっ? あの映画のどこをどのように見たら感動できるの? と一瞬ひるむんだけど、映画を見て感動するということは、得てしてその人のプライベートな部分と密接に絡み合って引き起こされる事象だから、こっちの“個”に基づいた感想を、そっちの“個”に対して無理矢理に押し付けるなんて行為は甚だ傲ってるんじゃないかと思って、あの程度の映画で感動できるオメデタイ奴はどこのどいつだ、なんてことは言わない。ネットの書き込みなんて、映画の評論をしているわけでもないし。

でもやっぱり、この映画のどこをどのように見たら感動できるんだろう? それがめちゃくちゃ気になる。ああいう映画を見て感動できる自分になりたい!

映画って基本的に、“A”が起きて“B”で展開して“C”で転がって“D”で結ぶもんだと思ってた。その流れの中に身を浸して、ゆるやかに感動していくもんだと思っていた。ところが、『CASSHERN』のような映画を見て感動できる人というのは、“A”だけを観て感動できるんだろうな。“B”だけを観て感動できるんだろうな。もう、瞬間的に感情をトップに持っていくことができる人なんだろうな。

そんな瞬間湯沸器的感動体験ができる人っていうのは、どうも自分よりも若い人に多いような気がする。とすると、自分は時代から取り残されつつあるんだ。おそらくそうなんだ。いまの時代に中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」を聞いて感動して涙しているようで、とてもうらさびしい。

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