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 2004年11月12日
 シベールの日曜日
Posted by ag at 02:01/ カテゴリー: MOVIE

ハードディスクに溜まっていた『シベールの日曜日』を観る。

『シベールの日曜日』といえば、昔、雑誌「ぴあ」がやっていた「もあテン」の常連だった作品。「もあテン」というのは、読者が「いままで観た映画の中で一番よかった作品」を投票してランクをつけるというもので、当時、今から25年くらい前の話しだけど、トップは必ず『2001年宇宙の旅』だった。今みたいにビデオがなかった時代なので、そこにランクされていても名画座にかかるかリバイバル上映されるかしないと観ることができない。だから『2001年宇宙の旅』なんて、映画ファンになりたての自分にとっては幻の映画でしかなかった。ところが、そんな「もあテン」が影響したのか、ついに『2001年宇宙の旅』が今は無きテアトル東京でリバイバルされる日がやってきた! それは1978年のことだ。早速、いそいそと出掛けていってはみたものの、ものすごい混雑で、やっと座れたのが3階席(テアトル東京は3階まであったのだ)! その上、映画の後半では、自分の意識も時空を彷徨い、なんとグウグウと寝てしまった! ハッと気づいたらスターチャイルド。

『シベールの日曜日』は、そんな「もあテン」の10位〜20位くらいにいつもランクされていたような気がする。でもやっぱり名画座にかからないので、なかなか観ることができなかった。いつだったか、テレビ東京(昔の東京12チャンネル)の1時間半枠で放映されたのを観た記憶があるんだけど、そんなのズタズタにカットされたものなので、面白いともつまらないとも思えなかった。

そして月日が経って、ビデオ全盛時代になって、『シベールの日曜日』のビデオも発売されていたようなんだけど、観たい! という気分がいつの間にかどこかへ吹き飛んでしまっていて、そんな映画のあることの意識のかけらもなくなってしまっていた。で、今回のNHK衛星の放映。はじめて全編を観たわけだが、まあ、パトリアシア・ゴッジがかわいい、というくらいの作品だった。ただ、ラスト近く、ハーディ・クリューガー演じるピエールの恋人であるニコール・クールセン演じるマドレーヌのセリフがちょっと身に響く。

「病気なのはあなたたち“正常な”人間よ、常識から外れた人間は排除するの? 率直さが怖い?」

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