
■シン・シティ
■ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー
■ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェン
■2005/アメリカ
■新宿ミラノ座
スタイリッシュな映像を使う映画ほどストーリー・テリングがなおざりになるのは世の常。その2つがガッチリ噛み合うのは至難の業で、この映画もまったく非道い。こんなんだったら、全部CGにしてしまってもまったく問題ないのに。ミッキー・ロークなんて、ミッキー・ロークである必要がまったくないから、Mr.インクレディブルが代わりをやればいい。
■24 Twenty Four シーズン3 Vol.1
■ジョン・カサール
■キーファー・サザーランド、エリシャ・カスバート
■DVDレンタル
いつの間にかテレビでのシーズン3の放映が始まっていて、ハードディスクに録画を始めたのが午後11時からのエピソードだった。なので、しょうがなくそこまでのエピソードはDVDレンタルをすることに。テレビ・シリーズをDVDレンタルすると長いから、借りたり返したりするのが面倒臭い。BOXで貸してくれりゃいいのに。
個人的にはシーズン1よりシーズン2のほうが好きで、誰が裏切り者かがわからないまま展開していくストーリーをまたやって欲しいと思いながらも、居なくなったキャラクターをどう補っていくのかがまだわからない話しの流れ。シェリー・パーマーとかニーナ・マイヤーズもまたまた登場するのかな。
■中国人と日本人——ホンネの対話
■林思雲+金谷譲
■日中出版
■もらった本
この本は、その出版のタイミングから、反日デモの原因を探るような内容を前面に押し出してしまっているけど、そんな一過性のことよりも、日本人には計り知れない中国人の歴史観、罪に対する認識、人間関係に焦点が当てられている。もちろん、そういう部分にこそデモの原因があると言えるかもしれないけど、デモの本質を追及している本ではない。
この本を読んでいて特に興味が湧いたのは、中国人の人間関係の築き方の部分。そうそう、チャン・イーモウなどの中国映画を観ていて、なんだか日本人とは違う微妙な感覚のズレを感じていたのはそういう部分だったんだ。成功した親族のはなしがやたらと会話に出てきたり、裕福な友人にやたらと金の無心をしたり、自分を大きく見せるためにバレバレの大嘘をついたり。
なるほど、じゃあ、そのような中国人を表面的にでも理解したとして、今後どんなふうにその隣人とつき合っていけばいいんだろう? この本でも結論めいたことが最終章で語られているが、なんとなくありきたりな結論。
靖国参拝をし続ける小泉も小泉だが、勝手にガス油田を開発してしまう中国も中国だ。もしこの本のような結論を求めるのだとしたら、中国人の考え方がどうのこうの、日本人の考え方がどうのこうの以前の、こんなイヤなグローバルな時代の、民族、文化を超えた人間としての在り方を問うべきだとは思う。
→人間の精神構造なんて第二次世界大戦のころからそんなに進化しているわけがないのに綺麗事ばかり進化しちゃって。だから、もうバラバラ、メタメタ。と、成瀬巳喜男の映画のセリフが無音で消されているのを見て、それを最低限の音声処理を施したと言うNHKの姿勢を見てそう思ったんだった。
9回裏をこんなにゆったりと見られるなんてまったくの不幸だ。今となって振り返れば、あのプレイオフのジリジリした緊張感がなんと至福の時だったのだろう。
パ・リーグのプレイオフ・システムは、2位のチームを優勝させるシステムであり、その勢いづいた2位のチームを日本シリーズで優勝させるシステムでもあったのだ。
このプレイオフ・システムに難癖をつけるよりは、リーグ優勝から日本シリーズまでの間隔が開いてしまうことを問題にしたほうがいいと思う。メジャーのように、トントントンと行けないもんかなあ。千葉ロッテは、トントントンと行ったから、素晴らしいプレイをみんなに披露できたんだと思う。
NHK BSで放映された成瀬巳喜男の24作品を全部見終わる。やっぱり、こういう時はハードディスク・レコーダーが便利。全部保存しておけるから。
『乙女ごころ三人娘』(1935)『妻よ薔薇のやうに』(1935)『鶴八鶴次郎』(1938)『歌行燈』(1943)『三十三間堂物語』(1945)『銀座化粧』(1951)『舞姫』(1951)『めし』(1951)『おかあさん』(1952)『夫婦』(1953)『妻』(1953)『山の音』(1954)『晩菊』(1954)『浮雲』(1955)『驟雨』(1956)『流れる』(1956)『女が階段を上る時』(1960)『秋立ちぬ』(1960)『妻として女として』(1961)『女の座』(1962)『放浪記』(1962)『乱れる』(1964)『女の中にいる他人』(1966)『乱れ雲』(1967)
この中で面白かったのは、山田五十鈴の若い頃の2作品、『鶴八鶴次郎』と『歌行燈』。歳を取ってからの山田五十鈴も好きだけど、若い頃の山田五十鈴のスクリーンでの存在感もすごい。ビリビリする。
戦後の作品は、しょっちゅうお金の話しが出て来る。月給が安いだの、誰それが幾ら貰っているとか、幾ら貸してくれだとか。その最たる作品が『晩菊』。そんなお金の話しに夫婦の倦怠期が絡むと、映画としてはちょっとたるい。お金の話しが絡んでも『驟雨』のような変梃な作品は良かったけれど。
結局、中北千枝子はほとんどの作品に手を変え品を変え登場する。加東大介も。どっちも良い役者だ。
![]() | →誰か Somebody,,宮部みゆき,,光文社,一部屋古本市→宮部みゆきって、キッチリ折り目正しすぎて。美空ひばりや「金曜日の妻たちへ」を持ってくるんなら、もうちょっと遊んでくれても。多摩プラーザを多摩ニュータウンと言っているところが遊んでいるっていえば、遊んでるんだけど。「金曜日の妻たちへ」はDVD BOXが発売されるらしい。 |
![]() | →銀河ヒッチハイク・ガイド,ヴァージンTOHOシネマズ・六本木ヒルズ,ガース・ジェニングス,マーティン・フリーマン,2005・アメリカ→う〜ん、ダメだった。面白いと思える要素はたくさんあったのに。もっと、テリー・ギリアムくらいにまとめてくれたら良かったのに。でも、あの、ガイドしてくれる画面のデザインは良かった。ニンテンドーDSのゲーム「きみのためなら死ねる」「赤ちゃんはどこからくるの?」に似てる。→★★ |
1974年の記憶は、小学校の職員室で映っていたテレビだけ。それが果たして日本シリーズの第何戦だったのか。今となっては本当にそんな経験をしていたのか、後付けで作り上げられた記憶なのか、もうわからない。
あれから31年。村田兆治の復活もあったし、二度の前期優勝もあったし、落合の連続三冠王もあったし、18連敗もあったし。過去が駆けめぐってクラクラして、いつの間にか涙。
さあ、つぎはトラ。実践続きの千葉ロッテのほうが断然有利。タイガーは、タイガー、タイガー、じれっタイガー。
2位のチームは気楽だ。負けたって、もともと1位のチームがペナントを取ったようなもんだから、あきらめが簡単につく。勝っちゃたら、めっけもん。去年の西武もそんなもん。このシステムは2位のチームを優勝させるシステムかもしれない。
千葉ロッテの、1998年のドラブト1位が小林雅英、2位が里崎智也。1999年のドラフト2位が清水直行。2000年のドラフト4位が渡辺俊介。2001年のドラフト3巡が今江敏晃。2002年の1巡が西岡剛。こう考えると、チームは着実に選手を育てている。ソフトバンクといい、ロッテといい、これが本来のチームのあり方。どっかの金持ち球団とは違う。ファームも優勝したし、例え今年がダメでも来年があるさ。
10月からは毎週火、水は高田馬場なので、帰りに早稲田青空古本祭に行く。そしたら、右文書院の青柳さんやリコシェの阿部さんと会う。阿部さんのお母さんにも紹介されてしまう。もちろん向井さんや岡島さんにもご挨拶。
買ったのは、スーザン・ストラスバーグ「女優志願」(中尾千鶴訳・晶文社)、イングリッド・バーグマン、アラン・バージェス「マイ・ストーリー」(永井淳訳・新潮社)、川本三郎「ハリウッドの黄金時代」(サントリー博物館文庫)。
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050930-0027.html
こういうところが2ちゃんねるの面白いところでもあり、なんだかなあ、って思うところでもあって、それはそれなりに良い世の中だ。
そういう面白いところに目をつぶって、2ちゃんねるが嫌いだという人たちもいるけど、それって、にんげんが嫌いだと言っているに等しいから、自分が嫌いだと言っていることにも等しい。2ちゃんねるが嫌いな人たちは、うわっつらだけで生きていける人たちだ。

