
2006年06月28日
インサイド・マン
Posted by ag at 15:53/ カテゴリー: MOVIE_Database
■インサイド・マン
■スパイク・リー
■デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォー
■2006/アメリカ
■ワーナー・マイカル・シネマズ板橋11
久しぶりのスパイク・リーの映画。スパイク・リーも、銀行強盗と人質交渉人との駆け引きを描くような娯楽映画を撮ってるんだ、と思ったら、随所に人種がらみの話題が出て来る。取られる人質の人種もさまざまで、盗聴している犯人たちの会話が何語であるかわからなかったりする。ありゃ何語だ? ロシア語か? ブルガリア語じゃねえのか? と言っているところにアルバニア人が出てきて、エンヴェル・ホッジャの演説よ! 故アルバニア大統領よ!
と、随所に笑えるところがあるし、犯人と警察側との駆け引きも面白い。のだが、ジョディ・フォスターの弁護士はいらなかった。シンプルな二者間の駆け引きから、三者間の複雑な攻防となったところで、映画を観ている側の視点がぼやけてしまう。と同時に、一介の弁護士であるジョディ・フォスターにいったい何が出来るのか、交渉の手がかりはお金のことだけ? 決裂したらすごすごと引き下がるだけ? と何をしに登場したのかがまったく不可解なので軽い混乱を招いてしまう。ラストの指輪も、そこが不明瞭なのでまったく生きてこない。もっとシンプルなストーリーでも充分だったのに。