
2006年07月19日
早稲田古本屋日録
Posted by ag at 14:53/ カテゴリー: BOOK_Database
■早稲田古本屋日録
■向井透史
■右文書院
■往来堂書店
セドローくんこと向井さんの本。
他人の職業は楽しそうだし、ストレスも無さそうだし、人間関係もスムーズそうだし、と、どうしてもそう見えてしまうんだけど、決してそんなことがあろうはずもないことは重々承知している。でもやっぱり、古本屋というのは、数ある職業のなかでも、俗世から隔絶された感じが抜群なので、どうしても憧れを持って見てしまう。もちろん、俗世を知らなければ売れる本を仕入れることがままならぬ事はわかっているんだけど、それでも、あの古本屋の空間には、現代にはびこるスピード、グローバリゼーション、拝金主義などとはまったく無縁な不思議なパラレルワールドが広がっているのは確かだし、そこにポツンと、平凡な俗世の時間から解放されて、ちょっと本を読みさしながら店番をしていることができるなんてどんなにステキだろう! と、この本を読んで思ってしまいました。