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 2007年04月18日
 オール・ザ・キングスメン
Posted by ag at 23:00/ カテゴリー: MOVIE_Database

オール・ザ・キングスメン監督:スティーヴン・ゼイリアン
出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、パトリシア・クラークソン、ジャッキー・アール・ヘイリー
原題:ALL THE KING'S MEN
制作:アメリカ/2006
URL:http://www.sonypictures.jp/movies/allthekingsmen/index.html
場所:新宿武蔵野館

昔のロバート・ロッセン版を見たんだったか見てないんだったか、すっかり記憶にないので記録をひもといてみると、ああ、見てた。1984年5月16日に大塚名画座で見てる。『大統領の陰謀』との2本立て。ホントにまったく記憶にないのだけれど、見終わったあとの満足だけは記憶している。

今回のスティーヴン・ゼイリアン版は、昔のハリウッド映画のような作りをするわけがないのは承知だけど、それにしてもやたらと静かで淡々とした口調。もっとちょっと、オリバー・ストーン風の脂っこさがあったりすると政治ドラマとして風味が増すのに。ただ、あんまり度がすぎると消化不良を起こすけど。

ショーン・ペンも悪くはないんだけど、政治家というより町のチンピラ。アンソニー・ホプキンスを脅すただのチンピラ。ショーン・ペンの体格や風貌からして、ロバート・ロッセン版のブロデリック・クロフォードのような政治家としての風格を体現するのは難しいだろうけど、もう少し相手に対する威圧感が滲み出て来てれば良かったのに。アンソニー・ホプキンスのほうが断然、人を呑み込んでしまうような懷の深さがあって、ショーン・ペンが小動物に見えてしまう。

と、悪い点ばっかり上げ連ねているけど、アンソニー・ホプキンスの暗部が明るみに出て来る過程はそれなりにサスペンスがあるし、まつりごとに於いてのちからとは一体何なんのかと、深く考えさせられたりする。カット、カットの“画”の作りはあざといけどね。

ag-n
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