
2008年05月20日
悪人
Posted by ag at 18:40/ カテゴリー: BOOK_Database
著者:吉田修一
出版社:朝日新聞社
購入場所:BOOK OFF 練馬区役所前店
小説を読んで、その作品を面白いとおもう感覚はどこからくるんだろう?
映画の場合は、これまでに大変な本数を観ているので、これだけ経験を積んでくれば、どんなものが自分の好みに合う作品なのかが、いい加減、わかってきている。それを説明することもできる。
でも小説は、まだまだ経験が少なすぎる。どんな部分が自分の好みなのかがさっぱりわからない。
だいたい美文なんてよく言われるが、それを読んでも何が美文なのかがさっぱりわからない。
筆力、なんて言葉もよく使われるが、それがいったい何を意味しているのかもさっぱりわからない。
人から、この作品は面白よ、と紹介される。
それで読んでみる。
角田光代は面白かったが、恩田陸はそうでもなかった。
小野不由美は面白かったが、上橋菜穂子はそうでもなかった。
宮部みゆきもいくつか読んでみたが、めちゃくちゃ面白いとは思えない。
でも、京極夏彦はびっくりするほど面白い。
この差がいまのところまだよくわかっていない。
吉田修一も、はっきりいって面白くはなかった。
いい作品だとはおもうけど、面白くはなかった。
どこが自分に合わなかったんだろう?
それをまだ説明することができない。