

おとといの金曜日は、夏の総決算ということで所沢まで自転車を走らせる。
雨にやられる可能性大だったんだけど、それも総決算ということで無謀にも自転車で行ってしまう。

そして、やっぱり帰りは雨にやられる。
463号から川越街道に入ったところで豪雨。雷雨。
まったく走っていられる状況ではないので、近くのガレージに雨宿りさせてもらう。
若い兄ちゃんが2人、温かく迎えてくれて、イスまで用意してくれる。
いあや、ありがたい。
小1時間ほどして、雨も小やみになったので、お兄さんたちに礼を言ってまた自転車を走らせる。
遠く都心の方では稲光が尋常じゃない。
そんな中をとぼとぼと自転車を走らせる。
ほんと、今年の夏は、雷雨との闘いだった。
自転車を乗ることって、自然と闘うことも含まれるんだけど、こんなに闘ったのは今年がはじめて。15年くらい自転車を乗っていて、こんな天気は経験したことがなかった。
まあ、異常気象なんだろうけど、そんな異常を起こさせたのは我々なんだから、甘んじてその気象を受け入れるしかない。どんな気象でも、自転車で突っ切っていこう。
そこで役に立つのがiPhone。
(役に立つ、役に立つと謳わないと、高いお金を払って行く意思がなえてしまうので)
「東京アメッシュ」はまだiPhoneに対応していないけど、その画像を表示してくれるサイトはいくつか登場している。

今年の夏の雨雲は、切れ切れの、一つ一つの範囲が狭いから、iPhone片手に雨雲の隙間を縫うように走らせることができる、ような、気もする、んだけど。
いやあ、iPhoneって、ほんとうに素晴らしい。
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィ、渡辺謙、トム・ウィルキンソン、ルトガー・ハウアー、マーク・ブーン・ジュニア、コリン・マクファーレン、ラリー・ホールデン、ライナス・ローチ、サラ・スチュワート、リチャード・ブレイク
原題:Batman Begins
制作:アメリカ/2005
URL:http://www.jp.warnerbros.com/batmanbegins/
場所:DVDレンタル
『ダークナイト』を観ようとおもって、前作の『バットマン ビギンズ』も観ておいたほうがいいんじゃないかとTSUTAYAへ行く。でも、なんだか知らないけど、どこもすべて貸し出されている。
DVDレンタルって、借りようとおもう作品が貸し出されていることが多い。そうだよなあ、『ダークナイト』が公開されるから前作を観ておこうなんて誰もが起こす行動だし、『絶壁の彼方』や『片腕カンフー対空とぶギロチン』を観ようなんてのは新宿TSUTAYAでなら誰もが起こす行動だし。
それでやっと東武練馬店で、うまい具合に返却のタイミングにあって借りられる。
なるほど、コミックの雰囲気を残していたティム・バートン、ジョエル・シュマッカー版に比べると、やたらとリアルなクリストファー・ノーラン版バットマンだった。
どちらが良いかというと、う〜ん、むずかしい。クリストファー・ノーラン版も悪くないような気もするけど、ちょっと詰め込めすぎだったような気も。
さあ、評判の良い『ダークナイト』を観てみよう。
監督:押井守
声:加瀬亮、菊地凛子、谷原章介、栗山千明、山口愛、平川大輔、竹若拓磨、榊原良子、麦人、大塚芳忠、兵藤まこ、安藤麻吹、ひし美ゆり子、西尾由佳理、竹中直人
制作:日本テレビ・プロダクション I.G/2008
URL:http://sky.crawlers.jp/index.html
場所:新宿ミラノ2
宮崎駿の新作に、わざとぶつけるように公開された押井守の新作。
“永劫回帰”であるところの“永遠”というものを描くとなると、人間の活力や感情を排したこの映画のようなトーンになるのは良いとおもうんだけど、とすると、映画を観るものにとっての拠り所がまったくなくなってしまうのが辛い。
たった一つの拠り所があるとすると、“ティーチャー”を撃墜することへの渇望なんだろうけど、もちろん、そんなのはこのストーリーの本題じゃないから結果を得ることはできない。
得ることができないとわかっていながら、最後まで、そんな細い糸に縋って観てしまう。でも、表現されるのは、無限の中に繰り返される結果のないストーリー。
これは辛い。
辛い映画。
まるで“永遠”に続くともおもえる辛さ。
そうか、それがこの映画の命題だ。
広島国際アニメーションフェスティバルで賞を取ったような作品が、じゃあ、いったいどこで見られるのかというと、よっぽどのことがないかぎり見ることができない。
とおもったら、YouTubeにアップされてた。著作権が問題なんだろうけど、こういった短編アニメーションはネットで公開されるべきだとおもう。じゃないと、誰の目にも触れずに埋もれてしまうから。
権利、権利で縛られて、誰にも目に触れず、そのままひっそりと埋もれてしまうよりも、ネットでどんどん公開して、見て気に入ったらその作家のDVD作品集を買うというような流れができればいいのに。
「デヴォチカ・ドゥラ 」
「オクタポディ」
「ジス・ウェイ・アップ」(予告編?)
ソニー・ブラヴィア「プレイ・ド」
「グローバル・ウォーミング」
なんと、この作品だけはオフィシャルページで公開していた。http://www.bigfish.tv/fest/films/view/global-warming(itaru_kさんからの情報)
ショップでTシャツでも買おうかな。
でも、あたりまえだけど、こんなネットで見るよりも、多くの人と共有する場で見るほうがいいなあ。「オクタポディ」や「ジス・ウェイ・アップ」なんて、めちゃくちゃ盛り上がったから、広島国際アニメーションフェスティバルでは。

auがスポーツ支援サービス「au smart sports」というのをはじめたので試してみる。
まずは自分の携帯用のアプリケーションをインストールし、そのアプリを起動。

もちろん「BIKE」を選んで、さらに「フリーランモード」を選ぶ。
そうするとGPSで現在地を確認しに行くので、それがちゃんと補足されたら走り出す。
走っている最中、携帯を覗くと、

のようになっている。
現在地の地図を確認するには「休憩」モードにしなければならない。
走り終わったらアプリケーションを「Stop」させて、携帯でも確認できるんだけど、画面が広いパソコンで確認してみる。

走行距離や走った時間、消費カロリーなどを表示してくれて、どこを走ったかをマップ上で経路をしめしてくれる。
このGPSによる移動ログはエキスポートできるので、Google Mapなどにも貼付けることができる。

それに、このログはサーバー上に残るので、月間の走行距離なども示してくれる。

いやいや、なかなか面白い。
とは思ったけど、パケットをどんどん使うなあ。
いちおうW定額にはしているけど、いままで上限まで使ったことがなかった。
これをこのまま使い続ければ上限まで行くことは確実。
iPhoneも契約していることから、それは避けたいなあ。
まあ、ポタリングなどをするときの、特別な記録用として使おう。
早く「Nike+ for iPhone」を実現してくれればなあ。
監督:宮崎駿
声:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子、左時枝、柊瑠美、羽鳥慎一、平岡映美、大橋のぞみ
制作:スタジオジブリ・日本テレビ・電通・博報堂DYMP・ディズニー・三菱商事・東宝/2008
URL:http://www.ghibli.jp/ponyo/
場所:ユナイテッド・シネマとしまえん
宮崎駿の新作が製作されているとの報道を聞いたとき、どの観客層に向けて作っているのかいつもそれが気になってしまう。
もう、『ルパン三世 カリオストロの城』や『未来少年コナン』や『天空の城ラピュタ』あたりの冒険活劇風味のアニメーションが製作されることはないんだろうなあ、と、最近はなかばあきらめ気味なんだけど、いちおう、どんなもんだか観に行ってしまう。
今回は、前回の『ハウルの動く城』をあまりにも難解に作りすぎてしまったための反動か、低年齢層向けの『となりのトトロ』路線だった。いや、さらに、『となりのトトロ』よりも低年齢層向け作品だった。
つまり、親子の絆の深まりを描くだとか、事件を乗り越えることによる人間の成長を描くだとか、悪に誘惑されながらも正義を貫き通すだとか、そんなストーリーの深みをまったく排除して、ただただ、ポニョの可愛さを画面いっぱいに展開させることに苦心した映画だった。
それにしちゃ、長い作品だった。101分は長すぎる。
広島国際アニメーションフェスティバルのアニメーションを見たばかりだから、そのテンポやリズムの間延びが気になってしまう。
ポニョと宗介がリサを探すくだりは、もっとテンポ良く見せても良かったんじゃないのかなあ。
「フジモト」の背景がまったくなかったりするのも気になるし。
昨日は、自転車系SNS「CycleStyle Cafe」のコミュ「日本ポタ同盟下町系」の第5回ポタに初参加。
このコミュの音頭を取る、めさんとは339とは何度かご一緒させてもらったんですけど、この下町系には初めての参加でした。
いや〜、食って、喰って、駆って。食って、喰って、駆って、でした。
以下、何を喰ったか。

まずは、雷門前にある「まるごと北海道」で夕張メロンアイス。


次は「駒形軒」で、ポテトフライとイカフライ。

さらに「お城 森八」で水ようかん。

さらにさらに「吉備小屋」で吉備団子。

続けざまに「向島 志”満ん草餅」で草餅。


最後は「雷もんじゃ おすぎ」でもんじゃ宴会。
以上、どしゃぶりもあって、怒濤の1日でした。
昔の新幹線は、たしか、その車両の一番前にしか電源コンセントがなかった。だから、折り畳んだ自転車を新幹線に置くために、車両の一番後ろの席を確保したことから、電源コンセントのことはまったくあきらめていた。
でも、N700系の新幹線はそれぞれの窓際の席の足下に電源コンセントがあるのね。

すばらしい。
バッテリ消耗度の激しいiPhoneには必須のバッテリチャージ。
これで、何の気兼ねも無く、音楽やインターネットやゲームをし放題。
N700系の移動にはiPhoneが格好のお供です。
午前中にiMacの搬出を手伝って、アニメーションフェスティバルのボランティアの人たちとアステールプラザ近くの「KAOSAN」というタイ料理屋で昼食。

そのあと、広島在住のボランティの人の案内で広島平和記念公園へ。

まあ、資料館は何度見ても、辛い。

そして、日本銀行旧広島支店、袋町小学校平和資料館と、被災跡地へ。
どちらもクーラーがない! 素晴らしい!
日本銀行旧広島支店では暑い中、おじさんが保管されている山のような数の千羽鶴の監視をしていた。

そして、ボランティアの人たちと2年後の再会を約束して(ほんとに来れるのか?)、またBianchi Frettaで広島駅へ。途中、新幹線の中でたべるお弁当を「むさし」というおにぎり屋で購入。

広島の3日目は、第12回広島国際アニメーションフェスティバルの授賞式で締めくくり。受賞作品は以下の通り。
グランプリ:「カフカ 田舎医者」山村浩二(日本)
ヒロシマ賞&観客賞:「つみきのいえ」加藤久仁生(日本)
デビュー賞:「ザ・ハート・イズ・ア・メトロノーム」ジャン・シャルル・ムボッティ・マロロ(フランス)
木下蓮三賞:「ブレックファスト」イザベラ・プルシンスカ(ドイツ)
ルネ・ラルー賞:「ア・リトル・ファーザー」フランソワーマルク・バイエ(フランス)
国際審査員特別賞:「マダム・トゥトゥリープトゥリ」クリス・ラヴィス&マチェク・シェバウスキ(カナダ)、「KJFG No.5」アレクセイ・アレクセイエフ(ハンガリー)、「オクタポディ」ジュリヤン・ボカビエル&フランソワ・ザビエ・シャニュー&オリビエ・デラバー&ティエリー・マショー&クエンティン・マミエー&エムド・モクベリ(フランス)、「ジハルカ」オレグ・ウジノフ(ロシア)、「キャンディド」ゼペ(ポルトガル)、「ドント・レット・イット・オール・アンラヴル」サラ・コックス(イギリス)
優秀賞:「ジョン・アンド・カレン」マシュー・ウォーカー(イギリス)、「ミナスキュルーてんとう虫」トーマス・サボ(フランス)、「ベトン」アリエル・ベリンコ&マイケル・ファウスト(イスラエル)、「ラプサス」ホワン・パフロ・ザラメラ(アルゼンチン)、「ラヴァトリー・ラブストーリー」コンスタンティン・ブロンジット(ロシア)、「ロスト・イン・スノー」ウラディミール・レスチョフ(ラトビア)
ということで、上位は日本作品が占めることとなった。でも、「カフカ 田舎医者」は凝りすぎているところが鼻につくし、「つみきのいえ」はセンチメンタルすぎる。センチメンタル好きの自分が言うんだから、どれだけセンチメンタルな作品かお分かりいただけるでしょう。
個人的には、音楽と言葉で遊んでいる「グローバル・ウォーミング」や「ディアロゴス」が良かった。どちらもシニカルなところが、いまの時代にぴったり。“I don't beleve in global warming”の音楽が頭の中でグルグル回って、その曲を歌いながら広島の街中を昼も夜も自転車で走る。



それで今回、広島に来た本来の目的は「第12回広島国際アニメーションフェスティバル」を見るため。前回来たのが1990年なので、なんと18年ぶり。
なんでこんな、商業アニメーション以外のアニメーションを好きになったかと言えば、むかし、パイオニアLDCという会社に勤めていたとき、レーザーディスク(というメディアがありました!)に「アニメーション・アニメーション」というシリーズがあったからこそ。そこで、岡本忠成、川本喜八郎、ユーリ・ノルシュテイン、イジィ・トルンカ、フレデリック・バック、カナダNFBという素晴らしい作家たちを知り得ることができた。いつもボロクソ言っちゃうけど、パイオニアLDCという会社に勤めた意義って、このシリーズを知ったことだけで充分にあったのかもしれない。
今回、1日目、2日目のコンペティションは見られなかったけど、昨日、今日と見させていただきました。そこで良かった作品は以下の通り。
■8月9日
デヴォチカ・ドゥラ (Original Title : Devochka Dura、Directed by: Zojya Kireeva、ロシア)、オクタポディ(Directed by: Julien Bocabeille, François Xavier Chanioux, Olivier Delabarre, Thierry Marchand, Quentin Marmier, Emud Mokhberi、フランス)、ミセス・ジー(Directed by: Michal Zabka、チェコ)、グローバル・ウォーミング(Directed by: Sheldon Lieberman、オーストラリア)
■8月10日
ジス・ウェイ・アップ(Directed by: Smith & Foulkes、イギリス)、ソニー・ブラヴィア「プレイ・ド」(Directed by: Darren Walsh、イギリス)、ディアロゴス(Directed by: Ülo Pikkov、エストニア)、アーバン 2002 (Original Title : Urbaan 2002、Directed by: Lars Lambrecht、ベルギー)
こういうアニメーションの良さは、さまざまの国々の作品を、1分〜10分くらいの長さでテンポ良く見られること。とくにオチがぴったり決まった作品なんて、大爆笑のうちにエンディングタイトルが流れる。その気持ち良さって、劇場映画ではなかなかあり得ない。
それで、ただ単にアニメーションだけを見るつもりで来たのに、いつのまにかスタッフに組み込まれてた! スタッフなので、タダでアニメーションを見放題なんだけど、ちゃんと働かなければ。

なぜか、Macintoshで子供たちにアニメーション制作を教えてます。たしかに、EVAアニメーターキッズというソフトは使いやすい。

今日の最後、夜10時すぎから横川で、『藝州かやぶき紀行』を撮った青原さとし監督と飲む。自転車なので、広島駅の隣の横川駅までもすいすい。帰りもホテルまでもすいすい。

またまた新幹線輪行で、Bianchi Frettaを広島へ持ち込む。もう手慣れたもんで、すいすい、さくさく、広島に着いたらすぐに発進。

今回は自転車があるんで、原爆ドームのまわりをぐるっと一周。太田川が人であふれかえった当日を思い馳せる。

広島と言えば路面電車。路面電車があるんで、道路がやたらと広い。京都も広かったが、広島はさらに広い。

広島と言えばお好み焼き。十日市町の「広島ぢゃけん」というところで昼食。

で、広島も暑い! ペットボトルを何本飲んだことか。たぶん、熱中症の一歩手前だったとおもう。

暑さでふらふらになりながら、さらに路面電車の果てへ。

夜はまたお好み焼き。お好み村にて。
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ、クリスティーナ・リッチ、マシュー・フォックス、スーザン・サランドン、ジョン・グッドマン、キック・ガリー、ポーリー・リット、ロジャー・アラム、RAIN、真田広之、リチャード・ラウンドトゥリー、ベンノ・フユルマン
原題:Speed Racer
制作:アメリカ/2008
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/mach5/
場所:サロンパス ルーブル丸の内
『マッハGOGOGO』や『科学忍者隊ガッチャマン』や『タイムボカン』などのタツノコプロ作品が面白かったのは、あからさまな勧善懲悪を単純に描いたところにあったからだとおもう。とくに、『タイムボカン』のシリーズなんて、悪役であるマージョやドロンジョが敗れ去ることをパターン化させて、様式美にまで昇華させてしまったところに、子供ごころながら、くすぐられたからなんだとおもう。
そんな単純な勧善懲悪のドラマは、昔ながらの単純な映画的テクニックを使って作っても充分に面白くなるはずで、それはD.W.グリフィスやチャップリンの時代に確立された技法の域を出るもんじゃない。
だけど、ここは時代が時代だから、サービス精神旺盛にCGなどを豪華にまぶしてしまう。実写とCGを絢爛豪華に合成してしまったりする。
とすると驚いたことに、そんなVFXに目を奪われて、ドラマがぼやけてしまう。勧善懲悪なんて二の次になってしまって、いったい何の話しを見ているのかわからなくなる。
見終わって感想を聞かれると、CGの色彩が奇麗で面白かったです、スピード感があって良かったです、になってしまう。
まあ、映画の面白さはそういうところにもあるんで、別にいいんだけど。
でも、それだったら、Wiiの「マリオカート」をやっているほうがいいなあ。
監督:伊勢真一
出演:田川律、大塚まさじ、吉村あみ子、高橋悠治、斎藤晴彦、ハンバートハンバート、中川五郎、藤縄てつや、福岡風太、阿部登、「春一番」の仲間達、西村信子、「ぴぐれっと」のみんな
制作:いせ FILM/2008
URL:http://www2.odn.ne.jp/ise-film/works/yumemitaka/yumemitaka.htm
場所:大泉学園ゆめりあホール
会社員になって、給料やボーナスをもらって、長年勤め上げた上に退職金をもらって、年金生活にはいる。
こんな、決まりきったレールの上をみんなと一緒に走らなかった場合に、いったい、その老後はどうなるんだろうと考えたりすると、ちょっぴり不安を覚えたりする。
でも、この田川律という人物をつぶさに見てみたら、違うレールにもその先がちゃんとあるんだというこがはっきりと見えて来た。
お金のためにストレスを溜ながらやりたくもない仕事をやるよりも、幾ばくかのお金しかもらえないだろうけれど自分のやりたいことをとことん突き詰めて行くことのほうがどんなに素晴らしいかがはっきりと見えて来た。
それと、どんな職業ですかと聞かれたときに、「ちゃんと説明するには一日かかる、簡単に答えるとわけがわからない」というのも共感したポイント。自分もまるっきりそれになりつつあるから。
ドキュメンタリーとはいえ、監督の伊勢真一が作り上げている世界でもあるんだろうけど、自分をその世界に重ねつつ、田川律のような生き方を見倣いたいと思わせるような映画だった。