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 2008年10月06日
 王になろうとした男 ジョン・ヒューストン
Posted by ag at 08:18/ カテゴリー: BOOK_Database

JohunHuston.jpg著者:ジョン・ヒューストン
翻訳:宮本高晴
出版社:清流出版
購入場所:リブロ渋谷店


ジョン・ヒューストンのデビューからの3作品、ハンフリー・ボガート主演による『マルタの鷹』『黄金』『キー・ラーゴ』は、生涯においてのベスト1ムービーは? と聞かれたときに、もしかすると名前をあげてしまう作品ばかり。

限られたシチュエーションで展開するドラマが大好きだから、その中でも『キー・ラーゴ』は特にお気に入りの映画。

こんな、デビューから名作を立て続けに撮ってしまうジョン・ヒューストンって、いったいどんな人物? とはずっとおもってました。

この自伝を読んで、なるほど、“粋”な人物だった。
ハワード・ホークスも小津安二郎も“粋”な人物だとはおもうけれど、それぞれみんな違う“粋”だった。

その上、豪放磊落にして繊細、破天荒でありながら思いやりがある。相反する性格が同居する、ほんと、魅力的な人だった。

映画監督って、“粋”じゃないとねえ。良い映画を撮ることはできない。

でも、その性格からのためからか、馬が合わなかった人物に対しても、当たり障りの無い書き方はしてるけど。
エロール・フリンやセルズニックやサルトル。普通の人間なら、もっとボロクソに言うだろうなあ。

ひとつ、ハンフリー・ボガートとローレン・バコールの記述があまり無いのが気になった。
ボガートの葬式で弔辞まで読んだジョン・ヒューストンだったけど、ボガートの性格からして、彼らの間には何かしらあったのかもしれない。そこの記述はまったく無かった。

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