
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ
出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティ、ニコラス・アート、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ドナ・マーフィー
原題:The Nanny Diaries
制作:アメリカ/2007
URL:http://kuma-kire.com/
場所:新宿武蔵野館
スカーレット・ヨハンソンが、ニューヨークのアッパー・イーストサイドのセレブな人種に対して、ナニー(子守り)に身をやつしてフィールド・ワークを行うというような部分は面白かったけど、もうちょっと社会学的なウンチクをひけらかしてくれればもっと面白かったのに。アメリカ自然史博物館の展示物になぞらえるほどならば、もっとエセ人類学的なことをしてくれれば良かったのになあ。
たとえば、アメリカ自然史博物館はニューヨークのアッパー・ウェストサイドにあって、そのアッパー・ウェストサイドを下品なところと忌み嫌っているアッパー・イーストサイドの人間にとっては、アメリカ自然史博物館よりはメトロポリタンやグッケンハイム美術館のほうが好みだというような、こんなくだらない情報をさえも、『メリー・ポピンズ』をオーヴァーラップさせるような意味のないことよりも優先してくれれば良かったのに。
と、注文ばかりだけど、こんな社会学的なことをうす〜く味付けして料理する映画は嫌いじゃない。
『恋する遺伝子』とかね。
アメリカ自然史博物館といえば、それを紹介するCD-ROMの日本語化をしたっけなあ。
これで文化人類学者のマーガレット・ミードを知った。
彼女の動画などがおさめられている貴重なCD-ROMなのに、今はもう見られる環境が、、、
当時のボイジャー(=アメリカのVoyager)には、マクルーハンやマーヴィン・ミンスキーなどの魅力的なCD-ROMがいっぱいあったのに。予算の関係で日本語版はかなわず。