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 2008年12月19日
 チェ 28歳の革命
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

チェ 28歳の革命監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、フランカ・ポテンテ、カタリーナ・サンディノ・モレノ、ジュリア・オーモンド
原題:Che: Part One
制作:アメリカ/2008
URL:http://che.gyao.jp/
場所:スペースFS汐留(試写会)

チェ・ゲバラとカストロのキューバ革命と聞けば、それがどんな内容の革命なのかまったく知らないくせに、どこか劇的なものを思い浮かべてしまう。
だから、チェ・ゲバラというカリスマがキューバ革命においてどんな英雄的な役割を果たしたのか、それが楽しみで観に行ってしまった。

そうしたら、ただ、ただ、ジャングルを歩く地味な映画だった。
それが面白いかと言えば、映画的な面白みはまったくないかもしれない。

でも、はたと気がついた。

革命って、その実、この映画のような地味なものなのかもしれない。
それを正確に描くとなると、こんな地味な映画になってしまうのかもしれない。

キューバ革命とは、大きな作戦の積み重ねの結果得られたものではなく、地道に確実に拠点を制圧し、敵の士気の低下につけ入り、敵の煽動に迷わされている民衆の信頼を勝ち得た結果得られたものだった。

この映画は、チェ・ゲバラがそこにどんな役割を担ったかを誠実に描いた映画だった。

映画的な面白みはないけど、その誠実さが面白かった。

インドネシアのスカルノ政権崩壊を描いたピーター・ウェアーの『危険な年』や、ニカラグアのコントラを描いたロジャー・スポティスウッドの『アンダー・ファイアー』も面白かったけど、そういった類いの映画は作られたドラマティックな要素が多分にあったんだと、この映画を観て改めて思い知らされる。

ちょっと眠くなるような映画だけど、良い映画です。

ag-n
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