
2009年09月03日
ココ・シャネル
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:シャーリー・マクレーン、バルボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクダウェル、サガモア・ステヴナン、オリヴィエ・シトリュク
原題:Coco Chanel
制作:アメリカ・フランス・イタリア/2008
URL:http://coco-chanel-movie.jp/index.html
場所:新宿武蔵野館
伝記映画になるような人物の生涯は、波瀾万丈で、タダでさえ面白い。不遇の子供時代があって、社会から差別されて、でもそれをバネにして成功を掴んで行く。ところが一筋縄には行かなくて、壁にぶつかって、それを乗り越えて不動の地位を築いて行く。フツーに描いても、フツーに面白い映画になることうけあい。とにかく観ている我々は、この人物が成功するすることを知っているわけだから、いくら帽子が売れなくて貧乏であろうとも、セレブな人に厭味なことを言われて虐げられようとも、どこかで成功へのきっかけを掴むことを知っている。だから、いじめられてコケにされるほど、針がプラスに振れた時の気持ち良さを味わえる。そこが伝記映画をタダでさえ面白くさせてるゆえん。
でも、まあ、それではフツーの面白さなんです。もしそんなフツーさを嫌って奇をてらった作り方をしたときに、それがうまく行けばめちゃくちゃ素晴らしい大傑作が生まれるけど、失敗をすると、生涯も描けない、人物も描けない、なんてなりかねない。天国か地獄かのどっちか。だからみんなフツーに描いて、フツーの面白さを目指す。
この『ココ・シャネル』は、あたりさわりのない、伏線の張り方も教科書的な、ごくフツーの面白さの映画でした。