
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、ディリープ・ラオ、ゾーイ・サルダナ、CCH・パウンダー、ラズ・アロンソ、ウェス・ステュディ、ピーター・メンサー
原題:Avatar
制作:アメリカ/2009
URL:http://movies.foxjapan.com/avatar/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
3D映画というと1950年代に一度ブームがあって、その後、1980年代にまたブームがあった。1950年代の赤と青のメガネのブームは知らないけど、1980年代の偏光メガネのブームはよく覚えている。たしか『13日の金曜日PART3』と『ジョーズ3D』を観ていて、その3D具合にはホントに驚いたもんだった。ジェイソンやサメが画面の奥から手前に飛び出して来るシーンなんて、椅子から転げ落ちるくらいにビックリしたもんだった。
あれから20年以上も経過して、またもや3Dブームが到来した。そしてその真打ち、『アバター』を3D吹き替えで観てきた。
そうそう、映画を観る前に、Twitterのタイムラインで、劇場によっていろいろな3D方式があることを教えてもらった。詳しくはこちらのページ。それでいろいろ悩んだあげく、もう考えるのがめんどくさくなって、いいや近くのワーナー・マイカル・シネマズで、ということで、多少画面を暗く感じるREAL D方式で観ました。
う〜ん、3Dに関しては、昔ほどの驚きはなかったなあ。人物の皮膚の立体感、部屋の中の奥行き感などは確かに進化しているんだろうけど、森の中の奥行き感や飛んでいる時の奥行き感とかアクションシーンの立体感は昔と同じ平面の積み重ねのような感じだった。いやいや、だいたいメガネをかけなければならない段階で進化はしていないよなあ。3Dによって映画は変わるなんて謳い文句を言ってるけど、どちらかというと3D映画の限界を感じてしまった。
それで、そんな技術面に気を取られていると(例えば立体感を際立たせるためのカメラポジションなんて決まっちゃうから)、映画本来のストーリーの組み立てや観客のエモーションをおろそかにしてしまう可能性が大きいんだけど、そこはジェームズ・キャメロン。ジョン・フォードの『シャイアン』やケビン・コスナーの『ダンス・ウィズ・ウルブズ』あたりのインディアンのために戦った白人のストーリーをベースにしつつ、ラストは『エイリアン2』のような畳み掛けのアクションもあって、まあ、それなりに楽しめる。もうちょっとサブのキャラクターの人物描写を突っ込んで描けたら良かったんだろうけど。それにジェイクが簡単にトルーク ・マクトになっちゃうのもねえ。でも、そこを丁寧にやっていたら確実に3時間を超える映画になっちゃう。3Dで観客を満足させつつ、ストーリーを満足させるのは上映時間が3時間以上必要かな。
※いろいろ家探ししたら『ジョーズ3D』のメガネが出てきたので、今回の『アバター』のメガネと一緒に写真を撮ってみた。
