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 2010年04月30日
 17歳の肖像
Posted by ag at 23:37/ カテゴリー: MOVIE_Database

17歳の肖像監督:ロネ・シェルフィグ
出演:キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、ドミニク・クーパー、ロザムンド・パイク、エマ・トンプソン、アルフレッド・モリーナ、カーラ・セイモア、サリー・ホーキンス、オリヴィア・ウィリアムズ
原題:An Education
制作:イギリス/2009
URL:http://www.17-sai.jp/
場所:109シネマズ川崎

この映画を簡単に要約すると、昔のソフィー・マルソーとかフィービー・ケイツの映画にあったような、17歳女子高生“ジェニー”のほろ苦い成長物語、でしかない。そして、そのストーリーも簡単に先が読めてしまって驚きもない。でも、面白かった。なぜなら、脇を固める俳優たちが素晴らしかったから。

まずは、ジェニー(キャリー・マリガン)の父親役のアルフレッド・モリーナ。
アルフレッド・モリーナは巧い役者だとおもう。映画ごとにまるっきり違ったキャラクターを演じていて、それを同じ役者が演じているとは到底おもえないほどに作り込んでくる。今回の父親役も、『ショコラ』のレノ伯爵くらいに厳格な父親かと見せておきながら、ピーター・サースガードの口車に乗せられてコロッと騙される人の良い父親を半ばコミカルに演じている。この変幻自在さはロバート・デ・ニーロ以上なんじゃないのかな。

次に、オリヴィア・ウィリアムズ。
ジェニーの小論文の才能に期待を寄せるが、当人からは人生の敗北者のように蔑まれてしまう教師役。しかし、傷ついて行き場の無くなったジェニーが縋った先は、この真面目な教師の元だった。ジェニーが救いを求めるシーンは、この映画の中で一番印象に残るシーン。

そして、ピーター・サースガード。
これを詳しく書くとネタバレになってしまうんだけど、、
誠実さと胡散臭さの両方をミックスさせたような風貌が素晴らしかった。なんとなく、そのように展開するんじゃないかと想像はしていたけれど、その想像を上回る酷さに唖然とさせられるのも良かった。

もちろんキャリー・マリガンも。そのアイリッシュな風貌が可愛らしく、どんどん行為が逸脱して行っても、このままストレートにハッピエンドで終わるんだと思わせるような愛らしさが画面いっぱいに広がってた。だからこそ、物語の終盤が生きてくる。

監督は、デンマーク人で、女性のロネ・シェルフィグ。そうか、タイトルバックに流れるアニメーションや、登場人物たちのファッション、ピーター・サースガードが乗る車のブリストルなどにスタイルを感じたのは、北欧の人だったからなのか。

ag-n
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