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 2005年01月23日
 摘果みかんと花粉症
Posted by みやこ at 00:32 / カテゴリー: 食・農・村

コンビニに行ったら、新聞で読んだとおり、花粉症対策グッズのコーナーができていた。その店にはなかったが、〈花粉症やアトピー性皮膚炎などに対し強い抗アレルギー作用を持つ機能性健康食品〉という謳い文句のサプリメント「ブルーヘスペロン キンダイ」。この“ブルペキ”(勝手な略称)の原料は国産のみかん、青みかんだ。つまりは、摘果みかんと言っていいだろう。
ブルペキの生みの親(だと思う)吉田行雄さんから、以前お話を伺ったことがある。摘果みかんの利用だけでなく、○○の○○を○○○にするという(企業秘密とします)商品開発も興味深かった。産地で、無用な、あるいは厄介なものと見られているものを、別の視点で評価していくってことは、「ムラ」にとって大切なことだ(「まち」にとっても、よね)。吉田さんは、経営コンサルタント。『志せ、営農の復権! 「JA改革への仕掛け」―ドラマでわかる営農指導の目標管理』(JA全中04年)も著している。この本を読むと、人を動かすのはロマンだなあ、と思うのだ。
さて、「間伐材のおさら」も魅力的に思う。これは杉の間伐材をスライスしてお皿等にするもの。摘果みかんもそうだが、間伐材が強力な商品になれば、ムラの人も心強いだろう。けれど、東京で売っているのを見たことがない(ハンズとか行けば棚に並んでる?)。利用の仕方の提案など、「まちの人」の出番があるのかもしれないなあ。

 2005年01月19日
 新刊2点、委託部数の確認
Posted by 佐久間章仁 at 23:09 / カテゴリー: 日々

午前中は、昨日(18日)、取次へ見本出しをおこなった新刊2点、『アメリカ・カナダ医学・看護留学へのパスポート vol.2』『帰還』の委託部数の確認。今回は取次店5社への商品の搬入日がバラバラなので、少々面倒なことになってしまいました。また、『帰還』については、久しぶりに図書館流通センターからのまとまった採用があり、慌てて在庫調整をおこなう一幕も。これを機会になんとか良いツキを呼び込みたいものです。
午後は、今年で十数年のお付き合いとなる大学の『紀要』の入稿作業をおこないました。そして、整理がついたものから順次入稿。
明日(20日)は午前中、1件納品を予定しています。納品後いったん帰社し、残りの取次店への委託部数を確認しなければなりません。予想としては、ほぼ思ったとおりの(委託・配本)部数になるのではないかという気がしています。とくに「医学・看護留学」の新刊はシリーズとしての実績もあるので、堅いという感触です。
午後は本郷・東大へ。シンポジウムへ参加する予定。

 2005年01月15日
 「食育フェア」と鯨
Posted by みやこ at 23:22 / カテゴリー: 食・農・村

1月15日、東京国際フォーラムで開催中(16日までだけど)の「ニッポン食育フェア」に行ってきた。今年も「ニッポンみそ汁カフェ」はたくさん人が並んでいたので諦めて、もう1つの楽しみ――鯨缶を買った。ちなみに3缶で1000円です。ついでに鯨本を購入。小松正之さんの『江戸東京湾 くじらと散歩』(ごま書房04年)は、タイトルが示すようにビジュアルなガイドブック。けれど、横浜市長・中田宏氏との対談があったりする。
これを書く前に、「捕鯨」と「不凍」でGoogle検索したら、「中田ひろし事務所」に当たった。「IWC(国際捕鯨委員会)について」というコーナーで、冒頭には〈捕鯨を主張するのはノスタルジーからではなく、日本の正義のためだ。〉とあった。アメリカと日本、環境問題と人類問題、利潤追求と真理追究……。クジラは、課題の宝庫だなあ。ちなみに、フェア会場で農薬のアンケートをやっていたけど(私も答えて野菜消しゴムをいただく)、農薬も課題の宝庫だと思う。
安心して・安全な・食べてOKな物を食べる、それを育む文化やシステムを守るとか、けっこう難しい。クジラはたしかに可愛いし、ある生物がいなくなってしまうことに、できれば加担はしたくない。だが? 今夜は鯨缶を開けて、もう少し考えてみよう。

 2005年01月13日
 amazonは本屋の代わりにはならない
Posted by ag at 11:13 / カテゴリー: 神保町点描

昨年、asahi.comに以下のような記事が出た。

http://www.asahi.com/money/topics/TKY200412250308.html

町の書店がどんどんなくなっている。その原因の一つがオンライン書店にあるんじゃないかと記事は結んでいる。

確かに自分のようなamazon利用者にとって、書店で新刊本を買う機会はどんどん減ってきている。でも、書店には行くんです、これが。そこで、書棚を眺めながら欲しい本の目星をつけて、家に帰ってその目星をつけた本をネットで購入していたりする。なんだよ、本屋で買ってやれよ、と言われてしまうんだけど、なんか、現金で買うのがめんどくさくて。もちろん、ちょっとした本屋ならカードが使えるんだけど、なんでだろう? ネットではちゃんと購入履歴が残ったりするから、やっぱりそっちで買ってしまう。重い本を買うのも便利だし。

これだけ出版点数が増えて、ジャンルも増えて、人々の嗜好も多様化してくると、やっぱり町の書店は立ちゆかなくなってしまう。これはしょうがない。でも、オンライン書店はそんな書店の代わりにはならない。だってamazonじゃ、書棚を眺め歩いて、自分の興味のある本を探すという感じじゃないから。amazonって、ほとんどの場合、買う本が決まっている場合に行くもんだから。

書棚を眺め歩く、という感覚のオンライン書店ができないもんかな? もちろん立ち読みもできて。アイデア次第では、できると思うんだけど。

 2005年01月07日
 『弟を殺した彼と、僕。』に思う
Posted by みやこ at 21:23 / カテゴリー: 日々

5日の新年会で企画の話が出たが、2004年を振り返って、一番心を打たれた本を挙げると、原田正治さんの『弟を殺した彼と、僕。』(ポプラ社)である。装丁も素敵だ。
内容は読んでいただくとして(1つだけ言えば「死刑制度」は「被害者・遺族」のためにあるんじゃないことがよく分かる)、編集担当の方、そして、本を「構成」した前川ヨウさんの、特に前川さんのおそらく膨大に費やしたであろう時間とおそらく度々の逡巡が行間から透けて見えるようで、ほろっと来た。
昔から今も“ゴーストライター”が作っていく本というのはあるのだろうけど、それらと一味、いや全然違う感じを受けたのです。ポプラ社さんは新宿区大京町にある。負けるな、神保町。はる書房も頑張るぞ。

 2005年01月07日
 「ココ・ファーム・ワイナリー」と山の斜面
Posted by みやこ at 20:26 / カテゴリー: 食・農・村

1月3日、竹皮編み作家である友人の個展を見に足利市に行き、「ココ・ファーム・ワイナリー」に寄った。ここは、知的ハンディのある人たちが働く農園である。以前雑誌か何かに紹介されていて、一度訪ねたいと思っていた。
こころみ学園園長・川田昇さんの『ぶどう畑の笑顔―こころみの実践が自閉症の子供をかえた!』(初版1982年、12刷2003年、大揚社発行、星雲社発売)を売店で購入、ワインを飲んでブランチを楽しむ。
目の前の葡萄畑は、かなりの傾斜だ。ここでは、「山の斜面」が大きな意味を持つ。「こころみ学園 概要」の「設立のねらい」にも〈変化に飛んだ山の斜面で、身体を動かしながら働く作業や生活を通じて(中略)大きな能力を引き出すことができる〉とある。
そうかあ、“斜面の力”。山村には斜面の力があるんだ。かつて植林イベントの類に参加したことがあるけど、転げないよう足を踏ん張り、物を落とさないよう手にも注意し、上がったり下りたり、横移動にも平らな場所とは違う緊張感のようなものを味わったっけ。
風が吹き、雨が降り、虫や獣も出てくる斜面で作業をするのって、すごく大変ではあろうけれど、その人に与えられるものって、きっと計り知れない。

 2005年01月06日
 仕事始め…雑感
Posted by 佐久間章仁 at 18:40 / カテゴリー: 日々

昨日、5日より仕事始めとなっていましたが、実際は4日から始動。甲府からの帰省の足で、そのまま出社するかたちになりました。途中、なぜか神田明神に初詣に行くことを思いつき、いったんは御茶ノ水の駅から歩き出したものの、結局、(かなりの人混みとなりそうな気配を感じたので)引き返す。午後からは、5日入稿予定の原稿を整理。諸々の雑務を片づけているうちに、結構な時間となってしまう。その日、同じく出社していた同僚といろいろと話しているうちに、新年会の小宴となる。
明けて5日、本の保管や品だし、取次店への商品の運搬をお願いしている倉庫会社の社長が年始に訪れ、それからしばらく何人かの方々が続く。タオルやノート、菓子、クリアファイルなどをいただく。午後は霞ヶ関へ校正を届けに行く。この校正を用意するため、仕事を頼んだデザイナーは年末年始もなかったとの話を聞き、感謝。晩は社長を交え、中華料理屋で3人であらためて新年会をおこなう。途中まで他に客が入らず、貸し切り状態の中、今年の抱負などを互いに述べる。私はとくに秋以降の企画について話をしました。また、企画の仕込みが遅くなっているものが何点かあり、気になっているということも伝えました。