小さな出版社の日々
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 2006年01月09日
 「ニッポン食育フェア」と蜂と農薬
Posted by みやこ at 22:07 / カテゴリー: 食・農・村

ニッポン食育フェアが14・15日に開かれます。
http://nipponsyokuiku.net/fair/
3回目となる今回は、ローカル・ジャンクション21の活躍に期待が集まっている、と思う。http://www28.cds.ne.jp/~localj/

以前、ここが主催する「食話会」で、皇居の花の蜜をとる蜂さんたちを見せてもらった。この蜂屋さんは盛岡の方(詳しくはローカル・ジャンクション21HPで見てね)。おいしい出来立ての蜂蜜もいただきました。
ところで、あまり知られていないことかもしれないが、農薬散布で蜂が死ぬという問題がある。「日本農業新聞」によると、05年8月に岩手県南部で農薬散布が原因と見られるミツバチの大量死があり、県養蜂組合が、県とJA全農いわてに損害賠償を請求したという。農薬は、水稲のカメムシ防除に使ったものだ。
農薬なんて全部やめてよ、製造中止だ! などと私は言えないのだが、そもそも蜂は受粉などで農業にとっても、とても大切な存在。なのに、どうして? 古川さんの郷里、三重県御浜町はみかんの産地。とてもおいしいさまざまな種類のみかんが、なんと通年で栽培されている。ここでも、蜂さんと農薬の微妙な関係があることを、数年前に少し聞いたことがある。
今年はどうだか分からないが、昨年のニッポン食育フェアで、ある団体が「農薬は危なくない」というメッセージを伝えようとしていた(という印象を私は持った)。危ないんだってば! ある種の農薬は、カメムシやミツバチにとっては超危ない。消費者にとって「農薬=悪」という認識に基づき、その考えを多少でも変えてほしいと思ってのことだろうけど、生態系など環境問題無しでは説得力ゼロではないの? あ、そんなことにも触れていましたっけ。ごめんなさい。けど、人がどう生きてるか・生きるべきかといったこと、労働のこと、高齢社会とかいろいろあるんだけど、そうしたことと農薬使用の繋がり、使用を是とする理由をもっと教えてほしい。「安全性は確保している」ということで納得しちゃう人たちは、農薬の味方(?)には絶対にならない、と思うのです。