小さな出版社の日々
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 2006年06月28日
 カニ缶―民映研は創立30周年
Posted by みやこ at 18:21 / カテゴリー: 日々

今週末の日曜日(7月2日)、民映研の創立30周年記念シンポが開かれる。会場の「一条ホール」は、東大構内。とはいえ、折角だから赤門から入って歩いちゃおうかな、という人は注意が要る。意外に距離があるのと、通称“ドーバー海峡”が邪魔しているのだ。農学部正門なら、入ってすぐ右に一条ホールが見えます。
でも、知らないところで先に行こうとするとき、はっと分かった瞬間、そうかと気づくと、気持ちがいい。卒業生はさておき、この際、キャンパスを歩いてみてはいかがでしょうか。
「カニ缶って読めますけど…、これは…?」

〈加藤清太郎日記〉の書き写し作業のときのことだった。日記に“カニ缶”という記述があった。家計簿・備忘録の性格を持つ日記なので、その意味では不思議はない。だが、購入品としては唐突だったのである。清太郎さんの息子さん(当時80代)にうかがってみて、居合わせた者たちで感心した。
そのころ、母が漆にかぶれた。漆かぶれには沢蟹をつぶして塗るとよい。しかし、あいにく沢蟹が獲れない。かぶれに苦しむ母に、父はカニ缶を買ってあげた―という。
果たして、缶詰のカニは効いただろうか。詳細は不明であるが、以降の日記にカニ缶の記述はない。なお、2日当日は、〈加藤清太郎日記〉関係の展示と説明があるようです。