小さな出版社の日々
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 2006年09月09日
 6月30日で止まっているブログとカムパネルラ
Posted by みやこ at 01:58 / カテゴリー: 日々

8月の最後の日、池袋のプラネタリウムで「銀河鉄道の夜」という“番組”を観た。「アタゴオルと猫の森」のますむらひろしさん等によるアニメ化には賛否両論があったらしい。けど、私は、ジョバンニが「カンパネルラ〜!」と叫ぶシーンで泣いてしまった。ジョバンニもカムパネルラも猫なのだけれども。

池袋のその「夜」は美しかったけれど、原作に色濃くあると私が思う死は、遠いものとなっていた。夏休みが終わろうとするこの日、午後のけだるい時間、サンシャイン60展望台に初めてのぼった。彼女が住んでいた新宿のあたりがあそこだと、すぐに分かった。そのことにさえ身が震えた。
さっき、彼女の「もと彼」のブログをGoogleで検索したら、トップにあった。6月30日で止まっているブログ。彼が、彼女が亡くなっていることを知るのは、その4日後のことである。
逝く人の名はカムパネルラがふさわしい。おかしな話だけど、そう思う。ずっとそう思ってきたように感じる。しかし、「銀河鉄道の夜」を読んだのは昔のこと。青空文庫でダウンロードした。だが、再読はこれからにしよう。そういえば、この神保町の空で、著作権の保護期間延長に関して書こうという試みも、〈つづく〉としながら、<その2>を書いてアップしないまま、<その1>削除で挫折している。あっ、挫折なんてカッコつけちゃった。職業意識みたいな、よぶんなカラがいつもある。
みんな、この夜をどう過ごしているのだろうか? 「ほんとうの幸」を求められることはいいことだよね。
そうそう『インターネット図書館 青空文庫』は、(9月8日)佐久間氏が書店まわり営業して、紀伊國屋南口店などの棚に再度入れた模様です。夜露死苦!