小さな出版社の日々
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 2007年10月23日
 日本山村会議 in 三重・御浜(みはま)のお知らせ
Posted by みやこ at 15:33 / カテゴリー: 食・農・村

民族文化映像研究所の『民映研通信』読者と、これまでの山村会議参加者に、参加要項が届いたのが10月上旬。ここ「神保町の空」でも、要項を要約してPRします。なお、どんなところかは三重県御浜町の公式ホームページをご参照ください。

●期間:11月23日(金・祝)・24日(土)・25日(日)
●プログラム(予定)
23日14:00~民映研・姫田忠義所長の基調講演、福島県昭和村の映画「からむしと麻」(1988年民映研制作)、昭和村「なかよしバンド」コンサートなど【宿泊は民泊】
24日 フィールドワーク「年中みかんのとれる町」の農と暮らし/「熊野の食」体験/園芸療法を知ろう、など6つのメニュー(予定)から選択【宿泊は「熊野少年自然の家」】
25日 ~昼ころ フィールドワークのまとめ発表
※23日御浜町民は参加無料
●参加費用
2泊3日:2万4000円(学生割引1万8000円)
1泊2日:1万2000円(学生割引9000円)
※原則として全行程2泊3日の参加を。
※交通費は参加者負担。
●参加申込方法と締切
申込書に必要事項を記入、下記「第6回日本山村会議御浜実行委員会事務局」に郵送・ファックスにて申し込むと、折り返し事務局(主催者)が連絡。申込締切は11月2日(金)必着です。申込書は同事務局に請求してね。
●問合せ・申込先
〒519-5292 三重県南牟婁郡御浜町大字阿田和6120-1 御浜町教育委員会内「第6回日本山村会議御浜実行委員会事務局」
TEL05979-3-0526 FAX05979-2-3502
電子メール こちらです。
※電子メールの件名には、「日本山村会議」と明記のこと。

●はる書房創業者・御浜町長の古川さんの言葉です。
「日本山村会議in三重・御浜(みはま)への、お誘い。」  御浜町長 古川 弘典
 平安の昔、「梁塵秘抄」に「熊野に参るには、紀路と伊勢路のどれ近し、どれ遠し、広大慈悲の道なれば、紀路も伊勢路も遠からず」とうたわれ、江戸中期にピークに達したと言われる熊野詣は「伊勢に七たび、熊野に三たび」のアリの熊野詣とはやされました。熊野は、日本最大の半島、紀伊半島突端部にあり、日本人にとって最初の母性である女神イザナミの墓所として、美しい風土に神々が宿る日本の原郷とも言われています。奈良と熊野を隔てる紀伊山脈を頭部に、和歌山県と三重県の県境である熊野川を背骨に、太平洋熊野灘を控え、そこからは海洋ルートで、頭部と左右からは山越えルートで世界と繋がってきた地域です。
 そして今、21世紀初頭。熊野の一隅、御浜町で、第6回日本山村会議を開かせていただきます。現在の南紀熊野を、その海、山、川、里を体感してください。
御浜町は、熊野川の右、三重県側に位置し、世界遺産「熊野古道」のひとつ、伊勢参りを済ませたあと熊野三山に向かうルートである「熊野街道、伊勢路」の終点、熊野の東玄関口にあります。「21世紀に残したい日本の自然百選」「日本の渚百選」に選ばれた明るい七里御浜の海辺から、熊野の山懐に抱かれた静かな山間の地へと繋がった自然と人情身あふれる人口一万人の町です。冬でも暖かい温暖な気候を生かし、年間20数種類の美味しいみかんが栽培される県下一のみかんの産地で、「年中みかんのとれるまち」をキャッチフレーズに、この地域にふさわしい地場産業の掘り起こし、その振興に努めています。
 戦後童謡最大の傑作「みかんの花咲く丘」そのままの景色が、風伝おろしの朝霧が、南方熊楠と柳田國男のおかげで残った「日本の名木百選」樹齢1500年の大楠が、すぐ隣の熊野市紀和町では、実数1000枚を超える棚田、丸山千枚田のアジア空間が皆さんを待っています。
 今、この山村会議の開催に向けて、民間主体の実行委員会が組織され、皆さんをお迎えする準備を一所懸命に進めています。都市部と非都市部の格差が言われる今、過疎化の進行する非都市部で暮らす、その困難と可能性にしっかりと目を向け、都市部との繋がりを考え、暮らしの知恵に思いを巡らせる場にしたいと思っています。
どうぞ、熊野に関心のある方々、地域づくりに関心のある方々、ぜひとも万障繰り合わせ、誘い合わせていただき、御浜町での山村会議にお出かけください。そして、熊野の「自然」「歴史」「生活文化」の一端を体感してください。また、山海の恵みの「味」も堪能していただければ幸いです。皆様のお越しをお待ちしております。