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2002年9月1日

8月につづいて、今月も新しいCDを発売しました。江村夏樹作品集「云々」です。江村さんにとってははじめてのCD。ちょっと説明しがたい音楽です。ぜひ聞いてください。

「水牛のように」を9月号に更新しました。
浜野智さんとは青空文庫で小熊秀雄の全作品を公開するプロジェクトをいっしょにおこなっています。同時に、浜野さんは青空文庫のサブサイト「ちへいせん」の編集長であり、「楽」の編集長でもあります。水牛にぴったりのタイトル、硬派の「貧者の出版」は3回連載を予定。青空文庫本体はたくさんのひとに利用されるサイトに成長しました。運営や作品を入力・校正するひとたちの肉声をすこし続けて載せていきたいとかんがえています。
9月18日には佐藤真紀さんたちのコンサート『サブラシャティーラから20年、そしてパレスチナの今』に参加しましょう。佐藤真紀さんはカステラ楽団のメンバーだとわたしはにらんでいます。
加世田光子さんの結婚パーティーにはわたしもお祝いにいきました。国際結婚とはいっても、相手のチベット人のケルサンさんは無国籍です。ふたりの結婚は個人的なものではあるけれど、日本とチベットをつなぐものという側面もやはりあります。ケルサンさんが不安なくいられる日本でありたいと思います。

水牛で三度目の「可不可」を主催することになったので、「可不可」制作ノートをつくりました。上演は来年の6月ですが、準備はすでにはじまっています。上演にこぎつけるまでの間にはいろいろなことがあるでしょう。それらを報告し、ときには出演予定者のひとたちにも書いてもらおうと思っています。上演されるものは経過の総体ですからね。

「水牛の本棚」には3つ。
シンガポールの演出家オン・ケンセンの「Search for Hamlet(ハムレットをもとめて)」。ハムレットの城といわれるデンマークのクロンボルグ城で、アジア人とヨーロッパ人の俳優や舞踊家によるハムレットのいないハムレット劇を演出、そのインタビューです。
西洋音楽の教育を受けた韓国生まれでアメリカに住む作曲家Hyo-shin Naの「A Composer's Travel Journal」。韓国伝統音楽を再発見し、パンソリ歌手の家に住み込みで修業するまでの記録です。
藤本和子『砂漠の教室』は1978年に出版されたもの。今月から少しづつ公開していきます。まずは複雑に入り組んだ中東の文化の性格と生活を反映している中東料理についての章「オリエントの舌」から。さまざまなサラダ、シチュー、スープ、串焼き、トルコ・コーヒーなどの作り方つきです。

『砂漠の教室』を公開しはじめる記念に、「水牛通信電子化計画」は一冊まるごと藤本和子さんの特集号を公開しました。こんなふうにいつもうまくいくとは限りませんが、できるだけ「今」と関連づけて公開していきたいとかんがえてはいるのです。

暑い夏でしたね。と、まだ過去形にはできないきょうの暑さ。夏は南の国のコットンだけを着て過ごしました。タイやインドネシアやインドの綿とアロハシャツ。とくにタイのコットンはすずしくて。着ているときはしっかりしているのに、洗うために水に入れるととてもやわらかく小さくなるし、乾くのもはやい。暑いときには暑いところのものを着るのが理にかなっていると実感した猛暑の夏でした。と、まだ過去形にするには早い……、御喜美江さんのあせもは直ったかしら。

それではまた!(八巻美恵 suigyu@collecta.co.jp)

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2002年09月01日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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