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CD「Like a Water Buffalo」(水牛のように)を本日発売しました。4月1日という日付にちょっとあやしさがただよいますが、うそではありません。御喜美江さんと水牛との共同プロデュース、2年がかりで実現しました。
「Like a Water Buffalo」(高橋悠治作曲)というアコーディオンのための曲ができて20年たち、御喜さんの提案を受け入れて、フリードリヒ・リップス(ロシア)、エルスベート・モーサー(スイス)、マッティ・ランタネン(フィンランド)が演奏に参加してくれました。曲のもとになった詩を書いてくれたオーストラリアのウェンディ・プサードともインターネットを通じて連絡がとれて、彼女のあかるい声の朗読もいれることができました。CDとしては現代音楽に分類されることになるのでしょうが、そこからはみだす部分が微妙ながらも確実にあるのが水牛的なところです。御喜さんという演奏者をはじめに得て、そこから幸福な20年間をスタートさせた曲の歴史というようなものも感じます。楽譜もきょうからダウンロードできるようになりました。楽譜を見ながら4人のソリストの4人4様の演奏と朗読を楽しむ、という趣向はいかがですか?
「水牛のように」を2005年4月号に更新しました。
杉山さんのところにやってきたちいさなひとについてはメールで知らせが届きました。原稿にも書いてくれるといいなと思いましたが、黙っていました。そしたら、ほら、願いのとおりに。御喜さんは13歳のときにははやくもアコーディオンを弾くひとになろうと決めていたのですから、筋金入りです。でも、彼女の筋金はとてもしなやかで、それがあることすら感じさせないこともあるのです。その御喜さんのコンサート、アコーディオン・ワークス2005は本日、4月1日午後7時から東京文化会館小ホールで。今回のテーマは、「風景のなかで」。「たとえば、「風景」「風」「鳥」といったテーマ別の本棚に納まったさまざまな本をひもとくのを想像してください。まるで呼吸するような、クライマックスのない演奏会があっても、いいですよね?」水牛のCDの出店もあります。
それではまた!(八巻美恵)