あけましておめでとうございます。
前の年におなじあいさつをしてから、ほんとうに365日もあったのかしらと思うほど、過ぎてしまった1年はあっという間のように感じられますね。
この冬がこんなに寒いのは「冬の旅」ツアーのせいではないのか、あれが寒さと雪を運んできたにちがいないという噂があるそうで、噂としてはロマンティックすぎるけれど、なんだかすてき。たぶん出所は北海道でしょう。着いたその日に深川あたりで吹雪に迎えられ、それからは行く先々で雪に歓迎されましたから。舞い降りてくる雪のひとひらは小さく固く凍っていて、顔にあたると痛いほど。そのひとひらひとひらが積み重なった状態は美しいものでした。しかしその後はちょっと限度をこえて降り過ぎで、美しかった雪景色はおそろしいものに変貌しているのではないかと思います。
「芸術新潮」2006年1年号に冬の旅のふたりのインタビューが載っています。インタビュアーは津野海太郎さん。東京での公演当日のふたりの写真もあり。斎藤さんはコンサートでは歌うのみでひとこともしゃべりませんから、コンサートにいらした方もこれからの方も楽しめるインタビューだと思います。今月は山形、遠野、花巻、盛岡、葉山に行きます。北海道より寒そうでどんな旅になるのか楽しみです。
「水牛のように」を2006年1月号に更新しました。
新しい年のはじめにふさわしくにぎやかになりました。北海道で見た雪という結晶のようにそれぞれきらきらと降ってくるようです。笑わないアヤちゃんとけらけら笑う満月。この世にやってくるちいさなひとたちが満月のように笑える日があるようにと願わずにはいられません。
初登場の小島希里さんは翻訳家です。最近出た『象がおどるとき』はおもしろそう。作者のテス・ウリザ・ホルスはサンフランシスコで生まれたフィリピン人二世で、日本軍に占領されたフィリピンが舞台のこのストーリーを、フィリピンには一度も行かずに書いたということです。希里さんのおとうさんは木島始さん。それで彼女とも昔から知り合いなのですが、「がやがや」のことはつい最近知りました。海外公演までしている「がやがや」とはなになのか、続けて書いてほしいと思っています。
ことし最初の水牛の仕事はきょうの更新ですが、次は1月26日(木)の「透明迷宮」(高橋悠治piano×笠井叡dance)です。国分寺いずみホール(JR西国分寺駅前)で、19時30分から。入場料は1500円です。ふたりのこころみを天使館と水牛が支援します。ご予約はお名前と枚数を明記してinfo@suigyu.comまで。
ATAKから新作CD発売の予定です。
ATAK007 yuji takahashi + keiichiro shibuya + maria
1月25日発売、2200円(税込み)、全20曲55分58秒、distributed by art union/u-pop records。「高橋悠治+渋谷慶一郎+mariaによる演奏と作曲、即興とテクノロジーの交差する究極のライブ盤です。」とのこと。
それではまた!(八巻美恵)
コメント (1)
まだこちらが2005年のときに一月号の『水牛』を拝見、その賑やかさに圧倒されました。それらを読んでいるうちにオランダも2006年になりました。
新年あけましておめでとうございます!!!御喜美江
投稿者: 御喜美江 | 2006年01月01日 09:02
日時: 2006年01月01日 09:02