あけましておめでとうございます。ことしもどうか水牛をごひいきに。
大晦日の「冬の旅」とその後の打ち上げを楽しくおいしく過ごし、まだ遊び足りない若者たちと別れてから冷えた空気の明るく静かな街を歩いて、ちょうど新しい年があけたころに帰りつきました。明るいこころで新年を迎えられるのは過ぎたことどものおかげです。「冬の旅」は昨年亡くなった山元清多さんを追悼するものとなったのですが、そのこともどこか明るくて。
「謹賀新年。」「献春。」「あけましておめでとう。」「賀正。」「頌春献寿。」「献春。」「冠省。ただいま原稿拝受。何かのお間違いでございましょう。当社ではおたのみした記憶これ無く、不取敢(とりあえず)、別封にて御返送、お受取願い上ます。『英雄文学』編輯部、R。」「謹賀新春。」「賀正。」「頌春。」「謹賀新年。」「謹賀新年。」「謹賀新年。」「謹賀新年。」「賀春。」「おめでとございます。」「新年のおよろこび申し納めます。」「賀春。」「謹賀新年。」「頌春。」「賀春。」「頌春献寿。」
(太宰治「虚構の春」より「元旦」)
「水牛のように」を2011年1月号に更新しました。
年末の忙しいときに忘れず原稿を送ってくださったみなさん、ありがとう。「君あり、故に我あり」ということを実感します。我思うだけでは、我はなし。
今年も水牛はちいさくあること、そして影や反を強く意識しながら遊び続けます。
四月には高橋悠治の「カフカノート」を主催します。16(土)、17(日)の二日間に三ステージの予定。シアターイワトです。来月には詳しくお知らせできるでしょう。楽しみに待っていてください。
それではまた!(八巻美恵)