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      <title>水牛だより</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>２月１日</title>
         <description><![CDATA[石井ゆかりさんのきょうの星占いによれば、私の星座は「人から受けとるものも、人に与えるものも多い日」ということで、水牛の更新の日にはピタリなお言葉でした。こういうとき、妙にうれしくて、大人気ないのです。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1202.html">「水牛のように」</a>を2012年２月号に更新しました。
高橋美礼さんはここには初登場ですが、水牛レーベルのCDのデザインでおなじみです。映画をそこに出てくるモノから読み解く楽しみが続きそうです。どんな映画も記録であり、その映画に関わった人たちの意図したものはもちろんですが、それを越えて記録されてしまったものがたくさんあります。そういったちいさなモノに焦点をあてると映画の見方が変わることもあります。ご本人のイラストがあるのは璃葉さんとおなじ。
大野さんが杉山さんの指揮を見ていたり、若松さんが先月紹介した本を四釜さんが手にとっていたり、ヒバリさんの原稿がスラチャイの暮らすタイから届いたり。こうした交わりは「絆」とはまったく違う関係性だと思います。

３月11日の午後は<a href="http://www.studio-iwato.com/studio/map/">スタジオイワト</a>に集まりましょう。藤井貞和さんの「東歌篇––異なる声　独吟千句」（2011年　反抗社出版）を藤井さんを交えて読みます。「ツイッターはわれわれの記憶の底へおりて、今年という三月を、そしてそれ以後を、深い悲しみとともに記録しました。私はそれを定型という装置で試みようとしています。」とあとがきにあります。A4の用紙11枚の表裏にプリントされて右端をホチキスで止められ、それを二つ折にしただけの「異なる声」千句をいろんな声にのせてみたい。詳細はまた来月にお知らせしますが、予定しておいてください。

●港大尋さんからのお知らせ
「音楽と声　破片のひびき」
2012年2月7日（火）19時〜　神戸・三宮の<a href="http://www.gallery-shimada.com/access/index.html">ギャラリー島田</a>
港大尋（ピアノ、ジャンベほか）
季村敏夫（ポエトリー・リーディング）
東京の情報に偏る傾向がありますが、このサイトを訪れてくださるのは東京の人ばかりではありません。神戸に近ければ、ぜひ！

それではまた！（八巻美恵）
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         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2012/02/post_113.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 01 Feb 2012 16:02:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１月１日</title>
         <description><![CDATA[あけましておめでとうございます。

少しのお酒と少しのお節、そしてお雑煮を食べて、さて、水牛の更新をしなくてはとPCの前にすわったら、大きな地震に見舞われました。いやはや。お正月だからといって自然は勘弁してはくれません。わかってはいてもそのたびに衝撃を受けるひとりの小さな人間です。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1201.html">「水牛のように」</a>を2012年１月号に更新しました。
年のはじめなので、執筆者のサイトやブログを紹介します。それぞれの人のそれぞれの道です。とりあえず把握しているものだけですから、他にもあるかもしれません。興味を持たれたらさらに検索してみてください。

　植松眞人　<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E6%9D%BE%E7%9C%9F%E4%BA%BA">Wiki</a>　<a href="http://blog.kagurazaka.main.jp/">オフィス★イサナBlog</a>　
　大久保ゆう　<a href="http://www.alz.jp/221b/">The Baker Street Bakery</a>
　管啓次郎　<a href="http://monpaysnatal.blogspot.com/">Mon pays natal</a>
　くぼたのぞみ　<a href="http://esperanzasroom.blogspot.com/">エスペランサの部屋</a>
　笹久保伸　<a href="http://shinsasakubomyblog.wordpress.com/">Sasakubox</a>
　佐藤真紀　<a href="http://kuroyon.exblog.jp/">佐藤真紀のブログ-イラク・ふくしま編</a>
　四釜裕子　<a href="http://bookbar5.exblog.jp/">bookbar5</a>
　杉山洋一　<a href="http://www.tokyo-concerts.co.jp/index.cfm?menu=artists&artistid=042&lang=jp">TOKYO CONCERTSによるリスト</a>
　高橋悠治　<a href="http://www.suigyu.com/yuji/">高橋悠治</a>
　冨岡三智　<a href="http://javanesedance.blog69.fc2.com/">ジャワ舞踊の会・冨岡三智</a>
　藤井貞和　<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%B2%9E%E5%92%8C">Wiki</a>
　三橋圭介　<a href="http://keisukeasa.exblog.jp/">音楽の言の葉</a>
　森下ヒバリ　<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%A3%AE%E4%B8%8B-%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA/e/B004L9QL2C">アマゾンの著作リスト</a>

2012年、水牛がかかわる企画の第一弾は「高橋悠治５０人のためのコンサート」シリーズ。スタジオイワトの空間をフルに生かした、とっておきのコンサートやポータブルシアターをことしは５回おこないます。
その第一回は<a href="http://www.suigyu.com/1_22.jpg">「胸の振子、膀胱結石手術図ほか」</a>
ヘンリー・パーセルから服部良一までの盛り沢山な１時間です。
１月２２日（日）１５時開演
４０００円（前売り／当日）５０人予約制ですから、まずは予約を！
メールは　haru@jazz.email.ne.jp
電話は　08054523165（平野）

制作の「影反研究室」はこれまでのイワトでの催しなどで協力しあってきた数人の集まりです。「影」と「反」とを生きがいにしているのがメンバーの共通点。イワトの平野公子さんと水牛の八巻美恵とが脳天気にあれやこれやアイディアを出し、実務もおこなっていますが、制作や演出のプロ中のプロもメンバーにいるので、彼らと相談しながら最初に胸に宿ったアイディアを、最高のかたちで着地させていくのがのぞみです。
３月11日の午後もこの日を記憶にとめおくための集まりを企画中です。決まったらお知らせしますので、その日をいまから空けておいてください。

杉山洋一さんからのコンサートのお知らせを。
第729回 東京都交響楽団定期演奏会Bシリーズ
《日本管弦楽の名曲とその源流－14（プロデュース：一柳慧）》
2012年1月24日(火)　19:00開演（18:20開場）サントリーホール
野平一郎：オーケストラのためのトリプティーク*
野平一郎：チェロとオーケストラのための響きの連鎖*
ブーレーズ：エクラ／ミュルティプル(2002年改訂版・日本初演) **
チェロ：堤剛　指揮：野平一郎*、杉山洋一**
お問い合わせ<a href="http://bit.ly/e3E9ac">http://bit.ly/e3E9ac</a>

製本塾は春過ぎから始めます。もう少しお待ちください。

片岡義男さんの新著も私が携わっているものだけで３冊が着々と進んでいます。暮れも正月も関係ない、いつものとおりの勤勉な労働者です、と片岡さん。そういえば去年は１月２日に原稿が届いたのでした。ことしも来るかも。。。

というわけで、揺れる地面の上で働き続ける一年がまたもスタートしたわけです。

それではまた！（八巻美恵）
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 01 Jan 2012 17:05:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ぼくのマザー・グース</title>
         <description>
　　ドーナツ

ドーナツがドーナツの穴から
こっちを見てるよ
ウインクしてやったら
ドーナツもウインクしてよこしたね
まんなかから、パカン、とふたつに
体を折って。


　　おへそパン

あたたかいおへそパン！
あたたかいおへそパン！
ひとつ十円、ふたつも十円
あたたかいおへそパン！
お嬢さんがお好きでなければ
息子さんにあげてください
お嬢さんも息子さんもいらっしゃらなければ
ご自分でめしあがるほかないようね。


　　樹のうえの赤ちゃん

緑の葉をいっぱいにつけた
大きな樹のうえに
赤ちゃんがいました
強い風が吹いてきて枝がゆれ
赤ちゃんは下へ落ちていきました
あっ！　かわいそう！
と、心のなかで叫んだその樹は
自分の葉をいっぺんに枯葉にして散らし
下に落ちてぺしゃんこになった赤ちゃんのうえに
とってもやさしくかけてあげました


　　馬

馬が走るパカパカ
誰も乗っていない
馬が走るボコボコ
穴のあいた人が乗っている
馬が走るペコペコ
お腹のすいた人が乗っている
馬が走るブカブカ
大きすぎるパンツの人が乗っている。


　　男はつらいよ

田中一郎
月曜に生まれ
火曜に就職
水曜に結婚
木曜に病気
金曜に悪化
土曜に死んで
日曜に埋葬
これで終りじゃ
田中の一郎


　　古い靴の家

大きな古い靴に住んでいたその女の人には
子供がとてもたくさんいました
いったいどうしていいかわからないほど
たくさんたくさんの子供たちでした
ある日、彼女は、その子供たちをひとまとめに野原に立たせ
大きな古い靴を大きな人にはいてもらい
子供たちをみんな
踏みつぶしてもらいました。


　　猫のいる町

少女ボピープは町に引越してきました
川のほとりの、猫のたくさんいる小さな町
町の人はみんな、やさしいボピープに
昼のあいだ猫をあずけることにしました。

夕暮れになるとボピープは
あずかった猫たちを客間にあつめ
しっぽをくっつけなおしてあげます。

陽の照る日も曇った日も
ボピープは猫のしっぽを洗濯するのです
曇った日はよくかわかないこともあり
猫たちは半がわきのしっぽで
家へ帰ります。


　　午前七時の牛乳屋

牛乳屋は毎日
午前七時に来るはず
今日はなぜおくれたの
牛が寝ぼうしたから。


　　うどん屋さんにて

手打ちうどん
長い、細い
太い、みじかい
いろいろだ
長いのはツルーン
細いのはツル
太いのはズルッ
みじかいのはスル
とてもみじかいのは、ス
それでは食べます
ズルッ、スル、ズルッ、スル、ツルーリ
ツル、ツル、ツルーリ、スル
ズルッ、スル、ツル、スル、ツルーリ
とてもみじかいのは最後にまとめて
ス、ス、ス、ス、ス、ス、ス、ス。


　　腕時計

お湯がトウフだったら
お風呂屋はトウフ屋
ウナギが腕時計なら
手首に一匹まいておく。


　　コマドリ

北風が吹くようになったら
すぐに雪が降るだろうなあ
かわいそうに
コマドリはどうするだろう
納屋のなかにすわって
冬のあいだじっとしてるかな
頭を翼の下につっこみ
朝、昼、晩、一日三食
自分の体をつついて食べながら。


　　お父さんはウサギ狩り

デパートの屋上の動物園に住んでいる
オオカミのご夫婦に子供ができた
屋上の夜は秋になると冷えこむ
「あたたかい毛皮がこの子のために欲しいわ」
と奥さんに言われたおとうさんオオカミは
よしそれではと夜中にテッポウを持ち
三階のオモチャ売場のぬいぐるみ人形のところで
ウサギをしとめて皮をはいできた。</description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/12/post_111.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">メントール・ユーカリプト</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 04 Dec 2011 21:03:16 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>12月１日</title>
         <description><![CDATA[きょうの東京は雨もよう。気温はきのうより十度も低く、きょうは寒いにしても、きのうは暑かったのでした。日毎に乱高下する気温に象徴されるように、気候はあきらかに昔のままではありません。きっぱりとした衣替えなどできないので、あれこれ出し並べ状態です。どうなるのかな、地球。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1112.html">「水牛のように」</a>を2011年12月号に更新しました。
原稿はいつもメールで受け取っています。私のアドレスは二つあり、これまではだいたい二つとも安定していたのですが、ここにきて、一つが不安定になってきました。当然届くだろうと思っているメールが届かないことがあります。これを書いている段階で、連絡もないし原稿も届かない人が二人います。相手がある年齢に達していると、メールを送れない状態なのだろうかといらぬ心配がむくむくとわきあがってきたり。。。

佐藤真紀さんの日本イラク医療支援ネットワーク（ＪＩＭ-ＮＥＴ）が今年も<a href="http://www.jim-net.net/choco/">チョコ募金</a>を始めました。５００円を募金すると、北海道六花亭のミルクチョコ・モカチョコ・ホワイトチョコの３種類10枚が入っているかわいい丸い缶がもらえます。缶にはイラクの少女ハウラの花の絵がプリントしてあり、ぜんぶで４種類あります。５００円の募金のうち、３００円はイラクの小児がんの医療支援に、５０円が福島のこどもたちを放射能から守る活動に使われるそうです。目的があり、そのための展開がこんなふうに当事者の物語を含めてラブリーに展開されると、応援するほうも解放されると思います。

杉山洋一さんからは「しもた屋之噺」に書かれている曲が演奏されるコンサートのお知らせです。
安江佐和子コンサートシリーズ〜Prana 息　vol.2 Prana クリスマス
12月18日(日)14:00開演　ムジク・ピアフォーヌ（井の頭線・駒場東大前より徒歩4分)
クリスマスの名曲 ハチャトゥリアン:Violin協奏曲全曲 　杉山洋一:サロ=ウィワをわすれるな（改訂初演）
安江佐和子(perc) 竹花千景(pf)　入場料3000円
お問い合わせ・ご予約　prana.sawako@gmail.com

そして最後に大晦日の「冬の旅」（シューベルトのあれです）、ことしもやります。歌は斎藤晴彦さん、ピアノは高橋悠治さん。おなじみの（でも毎年違う）二人の共演です。神保町の近くに移転した新しいイワトで新しいピアノで。
12月31日（土）午後３時開演、会場は15分前
スタジオイワト　<a href="http://www.studio-iwato.com/studio/map/">アクセス</a>
３５００円　予約制５０人
予約はメールか電話でどうぞ！　お待ちしています。
haru@jazz.email.ne.jp
080-5452-3165（平野公子）

それではまた新しい年に！（八巻美恵）
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         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/12/12_7.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 01 Dec 2011 20:53:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>11月１日</title>
         <description><![CDATA[東京はまだ夏のような晩秋の始まりの日です。十月がいつもよりずっと長く感じられたのは、この天候のせいなのかもしれません。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1111.html">「水牛のように」</a>を2011年11月号に更新しました。
藤井さん（今月の筆名は釈貞和さんです）の『東歌篇――異なる声』の千句すべてを、来年の３月11日に朗読することを企画しています。ちいさな「明日の神話」を受けとめるために。
片岡義男さんの本を編集していて、ついきのうも新しい原稿を受け取ったところです。そのなかに、ことばをめぐって、僕が始まった、という瞬間のことが書かれていて、その「僕が始まった」という言いかたに強い印象を受けました。今月の杉山さんのものなど、それがぴったりあてはまると思いますし、そんなふうに考えていると、毎日のちいさな出来事にも、私が始まる瞬間はいくつも見つけることができる。
洪水のバンコクの映像を見て、さらに森下ヒバリさんのバンコクの外食事情を読むと、私の知っているバンコクはもうどこにもないという気がしてきます。かなり短絡的な印象かもしれませんが、失われたものは二度と戻ってこない、ということに間違いはないと思うと、まるで浦島太郎のような気分。。。

さて、今月もお知らせをいくつか。
まずは本から。

<a href="http://www.shichosha.co.jp/newrelease/item_555.html">『春楡の木』</a>は藤井貞和さんの詩集です。

<a href="http://p.booklog.jp/book/33737">『オトメンと指をさされて――翻訳使いの自由帳』</a>は大久保ゆうさんの電子本です。水牛に連載されたものを編みなおして、一冊にまとめたラブリーなもの。

<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309411118/aozoranews-22">『コロンブスの犬』</a>は管啓次郎さんの処女作の文庫版。22年ぶりの刊行だそうです。「管啓次郎が始まった」この本もちいさな歴史に目を開かせてくれます。

そして、コンサートをひとつ。

低音デュオ4th Live
11月24日(木)19時開演　門仲天井ホール
松平頼暁:Rotation I 難波研:Silent Moon(委嘱初演)山根明季子:Dots Collection
No.12(委嘱初演)木下正道:双子素数(委嘱初演)Codex Montenus(モンテン写本、作者不詳)杉山洋一:ファンファーレ(tuba solo)(委嘱初演) 松平敬(bar.)橋本晋哉(tuba)
前売2,500円、当日3,000円　お問い合わせ:teion_duo@gmail.com　門仲天井ホール:03-3641-8725
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         <pubDate>Tue, 01 Nov 2011 20:56:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>10月７日</title>
         <description><![CDATA[トークのお知らせです。

高橋悠治<a href="http://www.msz.co.jp/book/new/">『カフカノート』と『カフカ／夜の時間』の二冊</a>が今月21日にみすず書房から刊行されるのを記念しての、高橋悠治と保坂和志のトークがさきほど決定！
「カフカ×高橋悠治×保坂和志　わたしたちの書きかた／つくりかた」

カフカについてぐるぐると考え続けるふたりのトークを、新しい白いイワトで聞きます。
当日出来たての本の販売もあり。

■日時 １０月２２日（土）１５時３０分開場　１６時スタート
■会場 スタジオイワト 千代田区西神田３−８−５　ビル西神田１Ｆ
 <a href="http://www.studio-iwato.com/studio/map/">http://www.studio-iwato.com/studio/map/</a>
■定員　60名（お電話にてお申し込み先着順）
■入場料　１０００円
■予約受付　スタジオイワト：０８０-５４５２-３１６５
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         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/10/10_10.html</link>
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         <pubDate>Thu, 06 Oct 2011 11:01:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>10月１日</title>
         <description><![CDATA[さて、暑かった夏は九月とともに過ぎていきました。きょうからはたそがれの国です。すずしくなったら一気に片付けようと思っていた仕事を始めなくては。予定していたよりひと月ほど遅れているのは、夏が長がったからであり、どうすることもできないそのような事情は、黙って受け入れるしかありません。外を歩くのが快適な季節なら、ブラッドベリが描いたたそがれの国を軽く超えてしまったこの真実たそがれの国でも、できることはまだまだあると思います。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1110.html">「水牛のように」</a>を2011年10月号に更新しました。
たそがれの感じはここでもうっすらとすべてを覆っているように感じられます。かつて佐藤真紀さんたちによる支援で足のがんの治療を受けた１２歳のアヤ・ドリッドさんは「イラクの子供たちの代表として」日本の震災後の復興を願ってくれていますが、その願いにこの国は応えられるのかどうか。

今月は新刊の紹介をすこし。どれもいわゆる一般的なものではありませんが。
水牛ではさまざまな名前を駆使する（？）藤井貞和さんの短歌型詩群集という<a href="http://www.longtail.co.jp/~shoshi-y/cgi-bin/bookinfo.cgi?id=201108825&ids=new&sort_op=3&sold_op=0&ret=./new.html&revflag=1">『うた　ゆくりなく夏姿するきみは去り』</a>（書肆山田）が夏のさなかに届いたと思ったら、夏の終わりにはもう一冊の『東歌篇――異なる声　独吟千句』（反抗社出版）が届きました。書肆山田の本は活版の美しいものであり、一方の反抗社出版のものはB５判上質紙11枚に、２段組でびっしりと連句という短い定型詩が並んでいます。「八月という日本社会、迎え火の晩夏を、私はこの定型によって悲しみました」とあとがきに。

管啓次郎さんの詩集<a href="http://sayusha.com/sayusha/903500560.html">『島の水、島の火　Agend' Ars 2』</a>（左右社）ももうすぐ書店に並びます。
先月お知らせした10月23日のAyuoとのジョイントコンサート「ペレ- ハワイの神話」では、管さんの歌も聴けるようです。

三橋圭介さんらが訳した<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393930258/aozoranews-22">『現代音楽キーワード事典』</a>（デイヴィッド・コープ　春秋社）は「米国で第７版を重ねたロングセラーの教科書として、音楽のみならず、ひろく現代芸術を学ぶ人のための座右の書となっている」そうです。興味のある人にとっては重要な本だと思います。

<a href="http://www.studio-iwato.com/">スタジオイワト</a>には<a href="http://www.studio-iwato.com/okujo/">「屋上」</a>というちいさな出版社が、間借りなのか居候なのか、ともかく隅っこに乗っかっています。以前「イワト」という小冊子に連載をしていた縁で、ここでも連載を始めました。すでに公開されているのは<a href="http://www.studio-iwato.com/okujo/2011/09/01/mie01/">一回目</a>とその<a href="http://www.studio-iwato.com/okujo/2011/09/20/mie02/">番外</a>だけですが、二回目も原稿は渡してありますので、もうすぐ公開されるはずです。ときどき覗いてみてください。

それではまた！（八巻美恵）
]]></description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/10/10_9.html</link>
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         <pubDate>Sat, 01 Oct 2011 18:40:37 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>９月１日</title>
         <description><![CDATA[真夏のうちに一度涼しくなると、その後に暑さが戻っても、なんとなく風が秋の気配を伝えてくれたりします。でもまだ夏、と思っているうちに、はや９月。暑いと言ってみたり、涼しくなるとさみしく感じたり、われらにできることといったらその変化を受けとめるだけです。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1109.html">「水牛のように」</a>を2011年９月号に更新しました。
今月は植松人さんの短編小説を一挙掲載しました。ふた月あるいは三月に分割することも考えましたが、ひとつのストーリーですから、読み始めたら最後まで到達できるのが望ましいと思いました。短編小説としては短い部類ですが、それでも「水牛のように」の他のテキストと比べると圧倒的に長いので、これだけ別のウインドウが開いて独立した表示を考えたりもしました。でも、いつものようにすべてを並べることにして、最後に置きました。いつもと少し違う雰囲気を楽しんでください。

ライブのお知らせです。
●Ayuo／笹久保伸 ジョイント・コンサート
9月18日（日）　Open 19:00 Start19:30　公園通りクラシックス（Tel：03-3464-2701）予約￥3,200　(1ドリンク付）当日￥3,500　(1ドリンク付）
笹久保伸（ギター・作曲）　Irma Osno(歌）Ａｙｕｏ（Vocals, Irish Harp, Bouzouki）戸島さや野（Violin）守屋拓之（Contrabass）立岩潤三（Percussion）ゲスト：北中正和

●Ayuo and Seashell／菅啓次郎ジョイント『ペレ- ハワイの神話』
10月23日（日）19:00 open　19:30 start。<a href="http://www.saravah.jp/tokyo/access.php">サラヴァ東京</a>　(予約)3000円+1ドリンク　(当日) 3500円+1ドリンク
Ayuoによるペレとその妹ヒイアカ、そして少年ロヒアウの物語にもとづく、音楽と語りの作品と、長年ハワイを中心とするポリネシアの旅を続けてきた、詩人・エッセイストの管啓次郎によるハワイ諸島をめぐる朗読と音楽のための作品。

二つのライブの詳細とスケジュールなどは<a href="http://www.ayuo.net/liveschedule.php">AYUOのサイト</a>でご確認ください。

これまで水牛主催のコンサートや製本ワークショップなどをおこなってきたシアター・イワトが場所を西神田に移して、スタジオ・イワトとして生まれ変わります。以前は製本工場だったらしいビルの一階です。自力リノベーションの様子などは<a href="http://blog.livedoor.jp/bzbz65/">こちら</a>でどうぞ。高い天井が開放的で気持ちのいい空間です。コンサートも製本WSもここで続けていきたいと思っています。

それではまた！（八巻美恵）
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         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/09/post_110.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 01 Sep 2011 14:07:56 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>８月１日</title>
         <description><![CDATA[７月の終わりから涼しい日の続く東京。きょうも冷房は不要です。ことしは少ないとあちこちで話題になっているセミですが、さきほど大きな声（？）をあげながら（？?）窓の外を飛びさっていきました。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1108.html">「水牛のように」</a>を2011年８月号に更新しました。
久しぶりにカラワンのスラチャイの詩が戻ってきました。タイの人たちのことを思うためにはきょうの東京はちょっぴり暑さが不足していますね。今月は１５のタイトルが並びました。ざっと読むだけでも少し時間が必要だと思いますが、こういう場はネットの中でも貴重です。誰もが自分の考えを発信できるのは悪いことではありませんが、人の言葉をちゃんと聞いたり読んだりもしなければ。

杉山洋一さんからのコンサートのお知らせをふたつ。
●第37回二期会オペラ公演　<a href="http://www.tv-naruto.ne.jp/shikoku-nikikai/index.html">ヴェルディ作曲歌劇「ファルスタッフ」全3幕6場(原語上演)</a>
8月20日（土）18時開演　8月21日（日）14時開演　　高松・アルファあなぶきホール
指揮：杉山洋一／演出：井原広樹／ファルスタッフ：薦田義明、田中雅純／フォード：七條功、牛野亮介／アリーチェ：漆原美紀、國方里佳　その他
丸亀シティフィルハーモニックオーケストラ／合唱二期会オペラ合唱団
指定席6000円、一般席4500円（当日5000円）、学生席3500円（当日4000円）お問い合わせ四国二期会事業委員会TEL.087-835-3186

●サントリー芸術財団サマーフェスティバル2011“映像と音楽”
8月24日（水）19時開演　8月27日（土）16時開演　サントリーホール・ブルーローズ
<a href="http://www.tokyo-concerts.co.jp/index.cfm?lang=jp&menu=concertsdetail&id=140">溝口健二×望月京：無声映画「瀧の白糸」</a>(日本初演)
指揮：杉山洋一／尺八：藤原道山／箏：後藤真起子／三味線：辻英明／打楽器：池上英樹／hp：篠﨑和子／vn:野口千代光／エレクトロニクス：有馬純寿　3000円
お問い合せ　東京コンサーツTEL.03-3226-9755


デイヴィッド・グッドマンさんの訃報が届いたのは７月26日の朝でした。その日の夜は雑誌のころの水牛通信の仲間とちいさなお弔いの時間を持ちました。５月に東京で会ったばかりでしたから、とても信じられない気持ちで過ごしたその夜。２日ほど過ぎて、出先で少し空いた時間があり、ひとりでビルの大きなガラス窓からぼんやり外を見ていたら、この風景の続くどんなところにももう彼のあの姿はないのだという実感がおそいかかってきました。きっとこれから彼の仕事や生涯についての文章が書かれるだろうと思いますが、いまはまず、1986年から水牛通信に連載された「走る」を読んでください。さいわい連載のほとんどすべてが読めます。（入力してくださったみなさん、ありがとう）私はこの号がとても好きです。
<a href="http://www.suigyu.com/tushin/1987_09.html#1">http://www.suigyu.com/tushin/1987_09.html#1</a>
連載は1989年に『走る―国際化時代の父親術―』（岩波書店）という単行本になりましたが、すでに絶版です。

それではまた！（八巻美恵）
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         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/08/post_109.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 01 Aug 2011 15:29:25 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>７月１日</title>
         <description><![CDATA[６月の最後の日の松本の大きな地震で、18歳まで父親の転勤で移動し育ったいろんなところが３月11日以来すべて大きく揺れたことになってしまいました。東北から信州まで、風景も言葉も学校（！）もそれぞれ違って、日本は単一文化なんかじゃないと転校するたびに感じたものでした。地上の文化や私のちっぽけな感慨はともかく、地底は深くつながっていて、人間には関係のない理由で動いている。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1107.html">「水牛のように」</a>を2011年７月号に更新しました。
人間には関係のない理由で動いている自然と関係なくはいられない人間の暮らし。すっかり忘れていた「原発切抜帖」という映画が最近また見られているようです。原発に関する新聞記事の切抜を写していくだけの土本さんの手法は当時も新鮮でした。水牛楽団の音楽は、いつもの持ち味のだらりとした感じが内容と合わないと不評だったような記憶がよみがえってきます。

植松さんの家の猫のマロンには笑わせてもらいました。マロンちゃんはツイッターにアカウントまで持っていて、神楽坂界隈の公園の様子などをときにつぶやいているのです。猫といえば今月発売される波多野睦美さん＋高橋悠治さんのCD<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B004QEF73G/ref=pe_19172_24864572_pe_vfe_dt1">「猫の歌」</a>。タイトルは長谷川四郎の詩を歌にしたものですが、水牛楽団のレパートリーも何曲か歌い継がれているのがうれしい。

私が知っているだけでもじゅうぶんすぎるほど忙しそうな管啓次郎さんは、知らぬ間に『星の王子さま』の翻訳もやっていたのでした。<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AA/dp/4042982190/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1309499800&sr=8-1">角川文庫</a>のほうはオリジナルの絵が使われていますが、<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%95%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%9A%E3%83%AA/dp/4046311630/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1309499845&sr=8-2">角川つばさ文庫版</a>の絵は西原理恵子さん。王子さまは「ちび王子」と呼ばれ、短い黒い髪と短パンで今風です。
オトメンこと大久保ゆうさんの翻訳<a href="http://www.aozora.gr.jp/cards/001265/card46817.html">「あのときの王子くん」</a>もあります。
タイトルの「ちび王子」も「あのときの王子くん」も原文をきちんと読み取ったものだと思いますが、内藤濯が創案した『星の王子さま』というタイトルによってこそ読み継がれてきたという側面は否定できないような気がします。悩ましい。

編集を担当した片岡義男さんの短編小説集<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%A8%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%82%92%E5%B7%A6%E3%81%AB%E6%9B%B2%E3%81%8C%E3%82%8B-%E7%89%87%E5%B2%A1-%E7%BE%A9%E7%94%B7/dp/4903500543/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1309500278&sr=8-1">『木曜日を左に曲がる』</a>も震災を間に挟んでようやく発売になります。「物語とは生き方。論理の道筋くっきりと、孤独さが、良き人とのつながりが、心にしみて勇気となる。」そろそろ書店に並びますから、著者自身による装幀も楽しんでください。

それではまた！（八巻美恵）
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 01 Jul 2011 15:16:41 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>６月１日</title>
         <description><![CDATA[なにごとか始めるためにパソコンの前にすわったら、まず片山廣子の短いお話しをひとつ読むのが震災以来の日課のようなものになっています。青空文庫で公開されている<a href="http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1346.html#sakuhin_list_1">作品のリスト</a>から、ためしにいちばん上に置かれている「赤とピンクの世界」を読んでみてください。きっとぜんぶ読みたくなりますよ。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1106.html">「水牛のように」</a>を2011年６月号に更新しました。
これまででおそらく最多人数の寄稿になったのではないかと思います。
笹久保伸さんはペルーで学んだギタリストですが、こんなふうに詩も書く「秩父前衛派」の芸術家です。６月25日には「孤独の骨の夜」と題された<a href="http://shin-sasakubo.com/info/index.htm#new">ソロリサイタル</a>があります。近江楽堂で19時開演。杉山洋一さんや高橋悠治さん、それにブソッティなどの委嘱新作曲や日本初演など、前衛ならではのプログラムです。
大竹昭子さんの企画による「ことばのポトラック」には管啓次郎さんやくぼたのぞみさんが参加していたことを知っています。一回に終わらずに続くのはすてき。ことばと歌とは切っても切れない関係ですし、一オクターブ下げてうたうというこころみにも惹かれます。港大尋さんのどの曲がうたわれるのかな。
森下ヒバリさんが発芽玄米のつくりかたを詳しく書いています。ちょっとツノが出たくらいを食べるのがいいらしい。水牛にもそんな発芽しかかったツノのようなものがいくつもあるといいなと思います。あるでしょ？
　
五月の最後の土曜日にphew×高橋悠治ライブがあり、そこで水牛楽団が歌っていた歌をいくつも聞くことが出来て、懐かしさとともに新鮮な感覚にもとらえられました。歌われることで、歌が生き返っていまここのなにかをとりこんでいくような感じ。phewさんの選曲と構成はとてもよかった。個性的な歌いかたなのに、歌が主役としてきちんと立ち上がってきて、わたしの背中もすっくと伸びるようでした。

片山廣子の「赤とピンクの世界」は「死ぬといふことは悪い事ではない、人間が多すぎるのだから。生きてゐることも悪い事ではない、生きてゐることをたのしんでゐれば。」と終わります。

それではまた！（八巻美恵）
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 01 Jun 2011 17:46:32 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>５月１日</title>
         <description><![CDATA[「カフカノート」を無事に終えられて、ぼんやりしているうちにもう五月。木に咲く春の花はほぼおわって、牡丹や芍薬などよそさまのお宅の塀の中でよく世話のされた花がうっとり咲いているのが目立つようになりました。
「五月は昼間がながーいからたくさんあそべていいなあ　遅めの夕方の買いものに出るにもいつまでも明るくて　その辺でつまづかなくてもすむし　その上新緑ってのは蛍光色してるからうすくらがりでは街頭のやくめをするし」（大島弓子『サバタイム』）
そうなんだけどさ、ことしは風が強すぎる。なんだか不穏な五月のはじまり。。。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1105.html">「水牛のように」</a>を2011年５月号に更新しました。
震災や原発について書かれているものに、怒りにかられているものがないことに、もしかしたらダメになるかもしれない世界で死ぬまで生きることへのささやかな希望を感じます。沈黙は表現でもあるし、心の越境はいつでも必要なことです。

<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004312841/aozoranews-22">藤井貞和『日本語と時間』</a>をぱらぱらと見ています。帯には「古代人は「過去」を６種類にも言い分けた？」とあり、おもしろそう。さらに「あとがき」には、『源氏物語』を「私一箇の口語訳の試みとしては、現代語を破壊してでも成り立たせる、過不足ない、“研究語訳”（研究のための口訳）を夢見ている。〈き、けり、ぬ、つ、たり、り〉そして「けむ」、その他の助動辞、助辞のすべてを訳し分ける試みだ。」早く読みたい、この訳を。藤井さん、研究のためであっても研究書でなく、ふつうの本にしてください。待っています。

「カフカノート」の16日夜の部の公演がUstreamのアーカイブになっていて、全編をとおしていつでも見ることができます。
<a href="http://www.ustream.tv/channel/sora-kita">http://www.ustream.tv/channel/sora-kita</a>
また、同じ公演をYouTube用に編集したものもアップしました。鮮明な画像をお楽しみください。５つのファイルに分割されていますので、まず最初からどうぞ。
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=8ssyHYxD0tQ&fmt=22">http://www.youtube.com/watch?v=8ssyHYxD0tQ&fmt=22</a>

それではまた！（八巻美恵）
]]></description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/05/post_106.html</link>
         <guid>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/05/post_106.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 01 May 2011 16:41:01 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>４月10日</title>
         <description><![CDATA[お知らせ二つ。

「カフカノート」のUstream中継について<a href="http://suigyu.exblog.jp/16169886/">ブログ</a>に書きました。

四月の水牛のトップに掲載しようと思っていた高銀の詩。３月19日にサウダージ・ブックスの淺野卓夫さんから届いていたのに。。。遅まきながらここで公開し、4月号本体をバックナンバーに入れるときにはそちらに移行します。


日本への礼儀　　高銀　リム・ハンチュン訳

どうしてあの荒々しい災難に
口をひらき
ベンを弄することが出来るのか
どうしてあの途方に暮れる破局に
口をとざし
背を向けることが出来るのか
あれでもこれでもないお手上げにしてリアルタイムで映像をみる

何千か
何万かわからない日常の善なイノチが
もう生きたままには戻らない
お母さんも
赤ん坊も
お爺さんも飲み込まれたのだ
お父さんも
お姉さんも友だちも在る溝泥の山に埋もれた
そして倹しいあなたたちの家
すべて流された
船が陸に来て引っくり返り
車が玩具ごとく流された　牛乳も水もない

人間の安楽とはいかに不運なのか
人間の文明とはいかに無明なのか
人間の場所とはいかに虚妄なのか
あの唐山　あのインドネシア
あのハイチ
あのニュージーランド
今日ふたたび日本の事変で
人類は人類の不幸をもって自然を悟る

しかし日本は新たにうつくしい
決してこの不幸の極限によって沈没せずに
犯罪も
買溜も
混乱もなく
きみをわたしに
わたしをきみにして
この極限を耐えて必ず勝ち抜ける

今日の日本は
ふたたび明日の日本だ

わが隣人日本の苦痛よ苦痛その次よ
今日の日本をもち
以降の日本必ず起き直るのだ
]]></description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/04/10_8.html</link>
         <guid>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/04/10_8.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 10 Apr 2011 11:54:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>４月１日</title>
         <description><![CDATA[ひと月前に更新したことがとても遠い昔のことのように思えるほどに、世界は変わってしまったというのに、きょうの東京の空は晴れて青い。柔らかな風もふいて、エイプリル・フールと口にしてみたくなる、なんだかばかばかしいような美しさです。

震災のあとはツイッターに助けられました。いろんな情報を追うことができるのはありがたいし、必要なことでもあります。カラワンがタイの東北で支援コンサートをすることもツイッターで知りました。スラチャイとモンコンはかつて日本中を演奏旅行して（農村漁村キャラバン、といったかな）東北にも行きました。彼らの出身地はタイの東北で、その文化的経済的な位置は日本の東北と似ているところもあるのです。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1104.html">「水牛のように」</a>を2011年４月号に更新しました。
ツイッターにはお世話になっているけれど、１４０字に収まらないものを静かに読むのも必要ですね。水牛の書き手はそれぞれ。管さんの「犬狼詩集」以外はみな震災のあとに書かれたものです。どちらかというと、何かに燃える方向よりは打ちひしがれる方向に傾いているような気がします。それでいいと思います。くぼたのぞみさんのブログ<a href="http://esperanzasroom.blogspot.com/2011/03/blog-post.html">「エスペランサの部屋」</a>に詩についての書き込みを見つけました。他にも翻訳のことなどいろいろありますから、ぜひ読みに行ってみてください。

<a href="http://www.suigyu.com/kafka3.html">「カフカノート」</a>は今月16日、17日に迫ってきました。震災の後は予約もぱったりと途絶えました。当然です。でも予定通り公演はおこないますよ。ステージには机と椅子、そしてベッド。感情移入のないことば、様式化されたしぐさ。音楽家と俳優が、訓練を受けていない技術でつづる「水牛」的原音楽と活人画。楽器はピアノだけ。おもしろそうでしょう？　こういう時期ですから、予約しにくい事情もあるかと思います。予約なしでも心配せず、どうぞ当日おいでください。お待ちしています！

それではまた！（八巻美恵）]]></description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/04/post_105.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 01 Apr 2011 16:48:36 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>３月１日</title>
         <description><![CDATA[桃の節句にちなんでトップページに桃色と草色を使ってみました。しかし、柳生さんのイラストはその雰囲気からまったくはみだす風情です。以前はかわいらしいものもあったのに、最近の彼の頭のなかはどうなっているのかな、不思議、不思議。

<a href="http://www.suigyu.com/sg1103.html">「水牛のように」</a>を2011年３月号に更新しました。
杉山洋一さんと笹久保伸さんがこの水牛を通じて現実にミラノで出会ったのは、とてもうれしい出来事です。<a href="http://shinsasakubomyblog.wordpress.com/">笹久保さんのグログ</a>ではペルーやイタリアでの様子をさらに詳しく読むことができます。
普段はせまいところで暮らしているとしても、ときに遠くへ旅をすると、いつものせまいところでの暮らしを別の視点から見ることになります。その想像力はずっと自分についてまわり、知らなかったころにはけっして戻れない。そうしたことを旅はわかりやすく教えてくれますが、花を見つめるだけでもそういう瞬間はあると思います。もちろん、水牛から受けとることもね。

「カフカノート」の詳細は<a href="http://www.suigyu.com/kafka3.html">こちら</a>をどうぞ。
上演にむけて、今月から実際の作業が始まります。コンピュータの事故にもめげず、<a href="http://www.suigyu.com/sg1103.html#15">作曲は進んでいるようです</a>。きっとおもしろいこともあるでしょうから、ときどき<a href="http://suigyu.exblog.jp/">ブログ</a>で報告していきたいと思っています。シアターイワトの空間をどのように使うのか、それもこれから決めていくことですが、いずれにしても８０席くらいが限度です。早めのご予約をおすすめします。

それではまた！（八巻美恵）]]></description>
         <link>http://www.ag-n.jp/suigyu/2011/03/post_104.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">水牛だより</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 01 Mar 2011 16:37:12 +0900</pubDate>
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