アダム氏とマダム

監督:ジョージ・キューカー
出演:スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーン、ジュディ・ホリデイ、トム・イーウェル、デヴィッド・ウェイン
原題:Adam’s Rib
制作:アメリカ/1949
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場所:シネマヴェーラ渋谷

スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘプバーンがコンビを組んだ映画は全部で9作品。

『女性No.1』Woman of the Year(1942、ジョージ・スティーヴンス監督)
『火の女』Keeper of the Flame(1942、ジョージ・キューカー監督)
『愛はなく』Without Love(1945、ハロルド・S・バックキット監督)
『大草原』The Sea of Grass(1947、エリア・カザン監督)
『愛の立候補宣言』State of the Union(1948、フランク・キャプラ監督)
『アダム氏とマダム』Adam’s Rib(1949、ジョージ・キューカー監督)
『パットとマイク』Pat and Mike(1952、ジョージ・キューカー監督)
『デスク・セット』Desk Set(1957、ウォルター・ラング監督)
『招かれざる客』Guess Who’s Coming to Dinner(1967、スタンリー・クレイマー監督)

この中で見たことがあるのは『愛の立候補宣言』『アダム氏とマダム』『招かれざる客』の3本だけ。もっと見たいけど、なかなか見ることのできない作品ばかりで、今回のシネマヴェーラ渋谷でのジョージ・キューカー特集上映でやっと『女性No.1』を観ることができることになった。出来ることなら『火の女』と『パットとマイク』も観たかったけど、たぶん、日本にプリントはないんだろうなあ。

で、『女性No.1』の併映と云うことで『アダム氏とマダム』を再見。やはりスペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘプバーンのやりとりが楽しい! もうちょっとテンポがあったら良かったとおもうけど、それでも二人の魅力があふれんばかり。全9作品が収められたDVDのセットボックスとか出ないかなあ。買うのに。

この映画の脚本を書いたのは女優のルース・ゴードンだそうだ。そう、『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』でバッド・コートと60歳以上離れたカップルを演じたあの女優だ!

→ジョージ・キューカー→スペンサー・トレイシー→アメリカ/1949→シネマヴェーラ渋谷谷→★★★☆