監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、コニー・ニールセン、エレナ・アナヤ
原題:Wonder Woman
制作:アメリカ/2017
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/#/boards/wonderwoman
場所:109シネマズ菖蒲

DCコミックスのアメリカン・コミック「ワンダーウーマン」の実写化映画作品。

「マーベル・シネマティック・ユニバース」で手一杯なのに、「DCエクステンデッド・ユニバース」までは、とても無理無理、とはおもっていたけれど、シャーリーズ・セロン主演の『モンスター』が素晴らしかったパティ・ジェンキンスが監督とあって、さすがに『ワンダーウーマン』を見逃すわけにはいかなかった。

「ワンダーウーマン」と云うキャラクターは、TV版のドラマを見たことがあったのか、そのイメージをどこかで見ただけなのか、なんとなく「スーパーマン」の女性版と云うイメージが定着していた。でもこの映画を観て、中学生の頃にエロっぽいことを期待してこっそりとテレビで見た映画『アマゾネス』が入っていたことがよくわかった。「ワンダーウーマン」は女性だけが住む島「セミッシラ」で育ったアマゾン族の王女で、そこで最強の戦士として鍛え上げられたのだった。

その「ワンダーウーマン」を演じていたのがガル・ガドットで、彼女がぴったりと役にはまっていた。原作のファンの中にはガル・ガドットの胸がワンダーウーマン役にしてはあまりに小さすぎるとの批判(https://www.cinematoday.jp/news/N0091562)があるらしいけれど、「ワンダーウーマンはアマゾン族だから、おっぱいは1つだけのはずなんだけど、(自身の演じるワンダーウーマンは)小さなおっぱいでも2つあるから幸運なんじゃないかしら」と切り返すウィットもあって、その彼女のキュートさを女性の監督であるパティ・ジェンキンスが充分に引き出していた。次作も彼女が「ワンダーウーマン」を演じるのなら、また観たいなあ、とおもわせる映画だった。

となると、「DCエクステンデッド・ユニバース」の次回作『ジャスティス・リーグ』も観ないといけないのか? 「マーベル・シネマティック・ユニバース」に続いてめんどくさくなってきたぞ。

→パティ・ジェンキンス→ガル・ガドット→アメリカ/2017→109シネマズ菖蒲→★★★☆