監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ドン・チードル、トム・ホランド、チャドウィック・ボーズマン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、ダナイ・グリラ、レティーシャ・ライト、デイヴ・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、ジョシュ・ブローリン、クリス・プラット
原題:Avengers: Infinity War
制作:アメリカ/2018
URL:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/
場所:109シネマズ菖蒲

昨年に公開された『マイティ・ソー バトルロイヤル』のラストシーンからの流れで、ついにサノスのインフィニティ・ストーン集めのストーリーへと突入。それを引き継いだのが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』だった。

まずは、現在の各インフィニティ・ストーンの在り処。

●スペース・ストーン(青色のインフィニティ・ストーン、「四次元キューブ」に収められてる):アスガルドにあるオーディンの金庫に保管されていたけどロキが回収? おそらくアスガルドの移民船内にある。
●マインド・ストーン(黄色のインフィニティ・ストーン):最初は「ロキ」の杖に、現在は「ヴィジョン」の額(ひたい)に。
●リアリティ・ストーン(赤色のインフィニティ・ストーン):コレクターの保管庫にあったが爆発により所在不明。
●パワー・ストーン(紫色のインフィニティ・ストーン):ザンダー星にて保管中。
●タイム・ストーン(緑色のインフィニティ・ストーン):ネパールの首都カトマンズにあるカマー・タージにて保管中。
●ソウル・ストーン(橙色のインフィニティ・ストーン):所在不明。

この中の、まずはアスガルドの移民船に乗っているロキの手中にあった「スペース・ストーン」がサノスによって奪われるシーンから始まる。ソーも瀕死の状態になるし、アベンジャーズの中でも最強とおもわれていたハルクもまるで赤子の手をひねるようにこてんぱんにやっつけられる。

サノスの絶大な強さを引き立たせるこのオープニングが、なんと云っても素晴らしかった。いわゆる「つかみはOK」で、すっかりと映画の世界に引き込まれる。

そして、いつの間にかに「パワー・ストーン」はサノスの手中に落ちていて(と云うことはザンダー星は…)、結局はコレクターがそのまま持っていた「リアリティ・ストーン」も簡単に奪われてしまう。となると残りはドクター・ストレンジの持つ「タイム・ストーン」とヴィジョンの額にある「マインド・ストーン」と所在不明の「ソウル・ストーン」のみとなった。

と、こんな感じで、ひとつひとつのインフィニティ・ストーンがサノスの左手にあるガントレットにはめ込まれてい行く過程が、まるでゲームのクエストをクリアしていくがごとく、悪役ではあるんだけどその達成感に同調できてしまうストーリーの運びが巧かった。「アベンジャーズ」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の各キャラクターの活躍配分も申し分ないし、観ていて楽しくてしょうがなかった。109シネマズ菖蒲と云う田舎のシネコンでは2D上映は日本語吹き替え版しかなかったので、もう一度、今度は字幕版で観直したい!

→アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ→ロバート・ダウニー・Jr→アメリカ/2018→109シネマズ菖蒲→★★★★