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 2004年08月31日
 愛のアルバム
Posted by ag at 22:01/ カテゴリー: DVD_Database
→愛のアルバム(水野晴郎シネマ館vol.4),ジョージ・スティーヴンス,ケイリー・グラント,1941・アメリカ,サンクス下落合店→コンビニで売っている315円のDVD。買おうかどうしようか悩んでいたら、これしか無くなっていた。一番人気が無いんだろうと思って可哀想なので買いました。フィルムの状態が悪いけど、思ったより面白かった。こんな昔にすでに、子どもができない夫婦の里親問題を扱っているのはすごい。
 2004年08月30日
 LOVERS
Posted by ag at 23:27/ カテゴリー: MOVIE_Database
LOVERS,新宿ミラノ座,チャン・イーモウ,金城武,2004・中国→チャン・イーモウにはワイヤー・アクションは似合わない。たまに撮るのならいいけど、立て続けにやられるとちょっと。それに、ストーリーがよくわからない。いったい何のためにアンディ・ラウは金城武を使ってチャン・ツィイーを捕まえ、そして逃したんだ? アンディ・ラウもチャン・ツィイーも飛刀門の内偵じゃん。→★★
 2004年08月27日
 ドリーマーズ
Posted by ag at 23:54/ カテゴリー: MOVIE_Database
ドリーマーズ,新宿武蔵野館3,ベルナルド・ベルトリッチ,マイケル・ピット,2003・イギリス=フランス=イタリア→5月革命、シネマテーク、毛沢東、チャップリンとバスター・キートンどっちが優れている? バックに流れるドアーズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン。こんなにいろんなものがストーリーに絡み合ってくるのに、そのすべてが本筋の不思議な三角関係と噛み合っていないような気が……。特に、「ショック集団」「クリスティーナ女王」「勝手にしやがれ」「ブロンド・ヴィナス」「暗黒街の顔役」など、いろんな映画のワン・シーンが挿入されるんだけど、普通ならワクワクするところがまったくしない。もうちょっとうまく使ってくれたら良かったのに。→★★★
 2004年08月27日
 散り際の美学
Posted by ag at 23:23/ カテゴリー: SOCIETY

レスリング、男子グレコローマン60キロ級で笹本睦(ささもとまこと)が、ブルガリアのアーメン・ナザリャンにどう見ても誤審と思われる判定で負けてしまった。その判定の時点では泣き崩れていた笹本も、試合後のインタビューでは「審判の判定だからしょうがない」というような感じの至って冷静な受け答えしている。それを聞いたフジテレビ「すぽると!」のレスリング解説者が「サムライですね」なんてことを言いだした。

そう、そう、これ、これ。

日の丸を背負って、ガチガチになって、実力を存分に発揮できなかった過去のオリンピック選手よりも、北島康介を代表するように、自分がいかに「チョー、キモチイイ!」状態になるかを求める若い奴らが増えつつある今のオリンピック選手の方が、大舞台でも萎縮せずに活躍できるのかもしれない。でも、そんな中で、おそらく日本人として、どんなに世代が移り変わってもずっと受け継がれていってしまうだろう遺伝子の一つにこの“散り際の美学”がある。どんなに理不尽な判定を下されても不平を言わずに静かに立ち去るのが日本人。その時にガタガタ文句を言うのは見苦しい。

これが韓国人だったら、ソウル・オリンピックの時のボクシング判定のように、会場の電気を消してまで抗議するかもしれない。いや、アメリカ人だったら国を挙げての抗議に出るかもしれない。ブッシュが審判団を批判するコメントを出したりするかもしれない。しかし日本人は、日本レンスリング協会が抗議文を出すとは言え、他の人種に比べればおとなしいもんだ。グッと涙をこらえて「無念なり!」

こんなことが、だから日本人はなめられるんだ、ということに繋がっていってしまうんだろうけど、まあ、その辺をどうとらえるかはとても微妙。自分としては最近、なめられてもいいんじゃないかなあ、と思うようになってきている。なめられたくないがために、相手を踏みにじるような行為をしたくはないし、結局、国と国との戦争なんて、そんな馬鹿げた意地の張り合いから始まっているような気もするし。かといって、あんまり自己を主張しないのもまずい。かえって相手に失礼だったりする。そのバランスは本当に微妙だ。日本人は、このバランスをうまく取らざるを得ない民族なんだろうなあ。

 2004年08月24日
 キング・アーサー
Posted by ag at 22:48/ カテゴリー: MOVIE_Database
キング・アーサー,新宿ミラノ座,アントワン・フークワ,クライヴ・オーウェン,2004・アメリカ→なんだ、これ? てっきりよくあるアーサー王伝説の映画だと思ったら全然違った。まあ、それは許すとしても、あまりにも登場人物に魅力がないので見ていて眠くなる。ストーリーもつまんないし。それに絶えずバックに音楽が流れている映画って好きになれない。→★
 2004年08月24日
 BeOS
Posted by ag at 00:35/ カテゴリー: AV&COMPUTER

コンピュータにまったく慣れていない人からWindowsの操作について聞かれて、その操作を事細かに説明していけばいくほど、WindowsというOSが人を小馬鹿にしたシロモノだということがよ〜くわかってくる。あなたはコンピュータに慣れていないようだから、あなたのために優しいインターフェイスにしてあげますよ、という大きなお世話なオプションを初めからいろいろ用意してあって、なんとそれがデフォルト設定になっていたりするのだ。例えばWordなどの文書を保存するとき、いきなり保存先が「マイドキュメント」になっている。この「マイドキュメント」って何なんだ! そのフォルダはいったいどこにあるんだ? いきなりそんな「マイドキュメント」を指定してあげるよりも、まずは「フォルダ」や「階層」という概念を理解してもらう努力をしなければならないのに。コンピュータ初心者だからこそ、その最初のステップが一番大事なところなのに。こんな的外れな優しさがいっぱいなのがWindowsだ。

be_logo_small.gifいやいや、今回はWindowsのことではなくBeOSのこと。むかし、といっても一般的にはそんなむかしではないが、コンピュータの世界ではむかしの1990年。元Apple社のJean-Louis GasseeがBeという会社を作り、BeOSというOSを作った。このBeOS、当時としてはとても先進的なOSで、マルチタスク処理やマルチスレッド処理がWindowsやMacOSに比べてめちゃくちゃ優れていた。またそのファイルシステム(BFS)も、ちょっとユニークなものだった。(こちらも参照)

たしか1996年頃、そのBeOSの載った「BeBox」なるハードウェアがBe社から発売され、それを持っているヤツが身近にいたのでちょこっと触らせてもらったことがある。そのBeOSのデスクトップはとてもシンプルなもので、コンピュータに載るOSの将来はこんな感じになるのかなあ、としみじみ感慨に耽ったものだが、この2004年に見るWindwsXPなどのショートカット・アイコンだらけのぐちゃぐちゃデスクトップを見るとそんなこともなかったようだ。

そんなBeOSも2000年にRelease5が無償でライセンスされるようになり、すったもんだがいろいろとあって、Zetaなんて後継が枝分かれしているようだ。そんな感じで、この先進的だったOSも、OSマニア(なんているのか?)向けのものとして細々と息づいているのかと思ったら、こんなところにBeOSの文字が。そうそう、これからのデジタル家電やケータイはOSが重要になってくる。SONYあたりもいつまでもWindowsなんてものにしがみついていないで、ローランドあたりの冒険心があればもっと業績も回復するだろうに。

 2004年08月23日
 ラドクリフの涙
Posted by ag at 15:51/ カテゴリー: SPORTS

世界記録を出したロンドン・マラソンでの、頭を振って、両腕を掻き上げるように走るポーラ・ラドクリフの走法を見れば、いくら温度が高いからといっても、いくら起伏が激しいからといっても、このアテネ・オリンピックもその走法で押し切っちゃうんじゃないかとなんとなく思っていた。日本の選手は銀か銅あたりに運良く潜り込めればなあ、とおぼろげに考えていた。ところがやっぱりマラソンはそんな簡単なもんじゃなかった。

ラドクリフは、たとえこんな起伏の激しいコースでも記録を狙って飛び出すべきだったのかもしれない。それが自分のマラソンのリズムだから。でも、そんなことをしたら最後まで絶対に持たない。じゃあ、勝負にこだわるべきだったのか? いや、それも経験がない。ラドクリフの過去3回のレースはいずれも記録を狙うレースだったので勝負の駆け引きをしたことがない。よくよく考えると彼女は八方ふさがりだったのだ。

いくら世界記録を樹立したとはいえラドクリフはまだマラソンのアマチュアだった。記録を狙うだけでなく、いろんなコース、いろんな勝負をもっとするべきだった。ヘルニアなどを患って思うようにレースを組めなかったのかもしれないんだけど。そこを冷静に分析していれば、エントリーするのはマラソンではなく1万メートルの方だったのかもしれない。36km地点で見せたラドクリフの涙は、世界記録が過信となってマラソンをなめてかかったことに対する自分の不甲斐なさを恥じる涙だったのかも。

ところで野口みずきを追走するヌデレバは凄かった。スピルバーグの映画「激突」のタンクローリーのようで恐かった。

 2004年08月19日
 スチームボーイ
Posted by ag at 22:52/ カテゴリー: MOVIE_Database
スチームボーイ,ユナイテッド・シネマとしまえん,大友克洋,(声)鈴木杏,2004・大友克洋・マッシュルーム/STEAMBOY製作委員会→レイという男の子の主人公を設定していながら、そこにまったく主観を置いていないのはどういう意味があるんだろう。父に対する思いや、祖父に対する思い、スカーレットという女の子(この子が主人公に絡んでくる意味も???)に対する思いなんていうのがさっぱりわからない。この映画の主人公はメカ、およびその躍動感。それだけを楽しめって言われても……。→★★
 2004年08月16日
 オリンピック報道とマイナー・スポーツ
Posted by ag at 17:50/ カテゴリー: SPORTS

テレビって最近、あまりにもある一つのことに突っ込みすぎる。それも、その突っ込む角度がどこの局も同じ。横並び。もっとフツーにやりゃあいいのに。そんなに突っ込んだ取材はいりません。

とはいえ、TBSにブツブツ文句を言いながらオリンピックをずっと観てしまう。今大会の注目は、自分としては北島康介と女子マラソンなので、まずは夜中の2時に北島と同じようにヨッシャーと絶叫。あまりにもテンションが上がってしまって眠れないので、男子サッカーも続けて観る。どこの誰が言いだしたんだろう? 男子サッカーがメダルを取れるって。普通に、もうちょっと客観的に見れば、その可能性がメチャクチャ低いことがわかるはずなのに。ところで、アナウンサーはあんなにピーターファンデンホーヘンバンドを繰り返して言う必要はないと思う。俺はアナウンサーなんだからこんなのは何回でも噛まずに言えるんだぜ! って感じがみえみえ。

このあいだ、NHK衛星のスポーツ・ドキュメンタリー番組で女子フェンシングが取り上げられていた。イタリアのベザリとトリリーニという選手のこと。ちょっと興味が湧いたんで、このフェンシングという日本ではマイナーなスポーツも観てみようと思う。オリンピックじゃなきゃ、そんなの観ようとしないから。二人が出る女子のフルーレは18日だ。このように二人はトーナメント表の両極に位置している。このライバル二人が決勝で相まみえればシナリオ通りなんだろうけど。あっ! 日本じゃテレビでやるのかな? 荒川区総合スポーツセンターで応援している訳わかんないオバチャンやオジチャンにインタビューするくらいならフェンシングをやってくれないかなあ。やらないよなあ、フェンシングは。

 2004年08月08日
 イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
Posted by ag at 22:13/ カテゴリー: MOVIE_Database
イン・アメリカ 三つの小さな願いごと,DVDレンタル,ジム・シェリダン,サマンサ・モートン,2003・アメリカ→アイルランド移民、という部分がもう少しクローズアップされるんだと思ったらそうでもなかった。なんで、アイリッシュよ、って陰口をたたかれていたんだろう?→★★★
 2004年08月08日
 中国サッカーとブーイング
Posted by ag at 22:07/ カテゴリー: SPORTS

アジアカップの決勝、日本V.S.中国を見てがっかり。中国のチームとしてのレベルがあまりにも低いんで、先のユーロ2004と比べたりしてしまうと、その決勝戦のレベルの歴然とした差にテレビ観戦にもあまり力が入らない。中国も、個人としては、日本と同じようにヨーロッパで活躍している選手が増えている。エバートンの李鉄(リ・ティエ)やマンチェスター・シティの孫継海(スン・ジハイ)や1860ミュンヘンの邵佳一(シャオ・ジアイ)など。だから、個人としてのレベルは日本とそんなに変わりがなくなってきているんだと思う。あとは、中国チームというカラーをどう築き上げて行くか、なんだと思う。ヨーロッパの国も南アメリカの国も、その国のカラーをハッキリと持っていて、それを軸にサッカーをするわけだから。日本もやっとそのカラーが見え始めている。熟成するにはまだまだだけど。

それと今回問題となったブーイング。まあ、サッカーにブーイングは付きものだし、歴史や政治とリンクしてしまうのもそれはそれでしょうがない。イングランドV.Sスコットランドなんて代理戦争になるわけだし。日本の政治家がそれに対してとやかく言うもんでもない。ただ、決勝の中国V.S日本でブーイングや試合後の騒動が起こるのはわからないでもないのだが、日本とヨルダンの試合にわざわざ切符を買ってスタジアムを満杯にし、日本に対してブーイングをするその執拗さは、やっぱりいくらなんでも不気味だ。

中国はでかい。でかすぎる。そんな大きな国家をまとめあげるは大変だ。殊に、上海や北京でビジネスに成功したりする人が出て来て、裕福な生活を見せつけられたりすると、貧しい人たちのやり場が益々無くなってきている。そんな不満のはけ口を一斉に政府に向けられたらたまったもんじゃないんで、よく言われるように、日本なんていう恰好の材料に目を向けさせているのかもしれない。ネットで煽っているのも、もしかすると中国政府が絡んでいるとも思えなくもない。もちろん歴史は正しく認識しなけりゃならないけど、いくらなんでももう未来に向けて、同じ東アジアの中で一緒に経済圏を築いていかなければならないのになあ。残念。

 2004年08月07日
 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズエディション
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: DVD_Database
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズエディション,ピーター・ジャクソン,イライジャ・ウッド,2003・アメリカ,amazon→これでDVDも完結。原作もちゃんと読み進めないと。そして映画をすべて見直して、映画でのサムの描き方がこれで良かったのか考えないと。
 2004年08月07日
 ユナイテッド・シネマとしまえん
Posted by ag at 13:16/ カテゴリー: MOVIE

united_cinemas.gif東武練馬にあるワーナー・マイカル・シネマズ板橋は、夜の9時以降の上映作品が1200円になるので、ふら〜と出掛けるのにとても便利だった。ところが、より近くに、自転車で10分くらいのところにまたシネコンが出来てしまった。ユナイテッド・シネマとしまえん。ワーナー、ヴァージンの次はユナイテッドだ。チャップリンもメアリー・ピックフォードもダグラス・フェアバンクスもビックリだ(※お断り:ユナイデッド・シネマはユナイテッド・アーチストとは関係ないです)。こちらも夜9時以降の作品が同じく1200円になるので、ますますふら〜と出掛けてしまうかも。

その映画館の一番キャパの大きい8番スクリーンで「スパイダーマン2」を観てみました。映画館全体の雰囲気としては、ワーナー・マイカルよりはヴァージンシネマっぽい。スクリーンも大きいし、座席もゆったり。ワーナー・マイカル・シネマズ板橋の一番大きい8番スクリーンよりもスクリーン・サイズはでかいんじゃないかと思ったら、シネスコ上映時には「20.00m×7.88m」という都内第2位のスクリーンサイズを誇るんだそうだ(m@stervisionからの情報)。ちなみに第一位はヴァージンシネマズ六本木ヒルズの7番[20.20m×8.40m]だそうだ。

ただ、スクリーンが大きくなるのはいいんだけど、これだけ大きくなるとそのフィルムの状態が気になってしまう。日本で上映されるフィルムなんてデュープにデュープを重ねたフィルムっぽいから、それを大きく拡大して見せるとなると、どうしてもザラついたものになってしまう。ああ、早くデジタル上映にならないかなあ。デジタルなら劣化を気にしなくてもいいのに。

こんなシネコンが繁盛するのとは裏腹に、飲食し放題、何度観てもOK、途中入場OK、全席自由席の、昔ながらの映画館がなくなって行くのは淋しい気もする。しかし、こんなオシャレな映画館じゃなければ、若い女性客や家族客などを惹きつけられないんだからしょうがない。映画館への入場者数がアップしているのもシネコンのおかげという話しもあるし。まあ、ふらり、ゆったり観られる映画館が近くにあるにこしたことはないから、ある程度のしばりがあってもガマンしましょう。

 2004年08月06日
 スパイダーマン2
Posted by ag at 23:05/ カテゴリー: MOVIE_Database
スパイダーマン2,ユナイテッド・シネマとしまえん,サム・ライミ,トビー・マグワイア,2004・アメリカ→こういうヒーローものには付きものの心の葛藤話し。となると、アルフレッド・モリーナ演ずるマッド・サイエンティスト側の話しがおろそかに。だから、最後の決闘も腰くだけ。前作にもあったけど、みんなで悪党をやっつけよう! みたいなフランク・キャプラ的市井の人中心主義がちょこっと出て来て、嬉しいやらこそばゆいやら。スパイダーマンの糸引き空中ブランコのカメラワークは相変わらず凄い。ジョン・ダイクストラのモーション・コントロール・カメラも、行き着くところに到達してしまった、という感じ。→★★★
 2004年08月06日
 汁かけめし快食學
Posted by ag at 10:21/ カテゴリー: BOOK_Database
汁かけめし快食學,,遠藤哲夫,,ちくま文庫、筑摩書房,もらった本→エンテツさんの本。またまた、いただいてしまいました。最近もらってばかり。自分も、小さい頃からなんでもご飯にかけるのが好きだった。ただ食事って、他人の家庭の食事事情をうかがい知ることが、お呼ばれでもしないかぎり(例えお呼ばれされても、他人様向けの変に気取った料理だったりする)まるっきりわからないので、はたしてこんな「汁かけめし」を人前でやっていいものかどうかもの凄い不安だった。それに「下品だ」と言う風潮がどことなくあったし。この本は、そんなことのみに焦点をあてた本。そんなところにのみに焦点をあてるのが凄い。誰もがやっているのに、なぜか今まで大っぴらに表街道を堂々と歩けなかった日本の米食文化の原風景。今後は「汁かけめし」を堂々とやろう。
 2004年08月03日
 自転車から見える世界(3)
Posted by ag at 16:31/ カテゴリー: TOWN

先週の金曜日、千駄木の古書ほうろうで行われた「第一回モクローくん大感謝祭」のオープニング・イベントの帰り、不忍通りを動坂下の交差点にさしかかったとき、そこで信号待ちをしていると突然声をかけられた。

マンションはいかがでしょうか?

金曜の夜の10時近くだ。それに自転車で信号待ちをしているときにだ。そんな時に、ルーズリーフに入っているカタログを開いてマンションをセールスするなんて! それも大学出たてのような、スーツも身に付いていないような若いあんちゃんだ。どう見たってマンションの売れ行きが悪くて会社に無理矢理やらされている感じだ。

自転車に乗っていると、その土地の人間に思われる場合が多い。だからよく道を聞かれる。聞かれたことに対してどのくらい答えられるかで、その土地にどれくらい詳しくなったのかがわかったりもするので、道を聞かれることは案外楽しかったりする。マンションをセールスされたのも、その近くの人間だと思われたのかも知れない。でも、マンションはいらないよ。同じく自転車で信号待ちをしているときに、あなたのために祈ってあげます、って言われたときよりもいらない。

このあいだ、江東区の東雲あたりを走っているとき、更地にニョキニョキ、マンションが乱立し始めているのを見て、こんなにマンションばっかり建てて、中に入居するヤツはいるんだろうか? と思ったんだけど、よくニュースなんかで「都心回帰」現象が起きていると言っていたりするので、案外入るヤツはいるのかもしれない。とはいえ、自転車であちこち走っていてわかるのだが、マンションの需要と供給のバランスは完全に崩れているように見える。新築のマンションがあまりにも多すぎるのだ。将来、映画「ブレードランナー」に出てくる遺伝子技師セバスチャンの住んでいるマンションのようになるなあ、絶対。彼以外に誰も住んでいないマンション。それはそれで未来的であり、成熟した都市の行き着く先なのかもしれないけど。

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