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 2006年04月27日
 市井作家列伝
Posted by ag at 23:48/ カテゴリー: BOOK_Database

市井作家列伝市井作家列伝
■鈴木地蔵
■右文書院
■amazon

昨年、BOOKMANの会という集まりで、鈴木地蔵さんの話を聞く機会があった。そこで、この本の中に出て来る、川崎長太郎の天下に無二の珍本を見させて貰って、その川崎長太郎に興味を持ったんだけど、すぐに行動を起こすこともなく、ダラダラと無駄な無慈悲な日々。やっと「市井作家列伝」を読むことができて、またムクムクと川崎長太郎。だけでなく、この本の中に出て来る、私小説作家群に興味津々。

木山捷平(きやま・しょうへい)、近松秋江(ちかまつ・しゅうこう)、中野鈴子(なかの・すずこ)、小山清(こやま・きよし)、川崎長太郎(かわさき・ちょうたろう)、森山啓(もりやま・けい)、古木鐵太郎(こき・てつたろう)、木下夕爾(きのした・ゆうじ)、斯波四郎(しば・しろう)、小沼丹(おぬま・たん)、徳田秋声(とくだ・しゅうせい)、耕治人(こう・はると)、古山高麗雄(ふるやま・こまお)、葛西善蔵(かさい・ぜんぞう)、野口富士男(のぐち・ふじお)、和田芳恵(わだ・よしえ)

この中では、青空文庫で、近松秋江徳田秋声葛西善蔵をかじっただけ。ほんとうに、かじっただけ。

まずは、川崎長太郎を。

 2006年04月22日
 チャイニーズ・ブッキーを殺した男
Posted by ag at 22:31/ カテゴリー: MOVIE_Database

チャイニーズ・ブッキーを殺した男■チャイニーズ・ブッキーを殺した男
■ジョン・カサヴェテス
■ベン・ギャザラ、ティム・キャリー、シーモア・カッセル、ロバート・フィリップス、モーガン・ウッドワード,ミード・ロバーツ
■1976/アメリカ
■ビデオレンタル

大衆に迎合した娯楽映画を見る感覚でジョン・カサヴェテスの映画を見てしまうと、なにこれ? ひどい映画! てなことになってしまうのかもしれないんだけど、そんな娯楽映画を喰い尽くしたあとに見たジョン・カサヴェテスの『オープニング・ナイト』の衝撃はすごかった。ジーナ・ローランズをしっかりと見捉えた手持ちカメラの視線に、自分が同化して行くのがわかる。まるでドキュメンタリーの主人公が自分になったような感覚。映画とはこうあるべきもんだ、なんて見た当時は思ったりしたもんだ。その後、また揺り戻して、娯楽映画の王道にこそ映画の本質がある、とも思ったりして。

この『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』も、そんなジョン・カサヴェテスの視線の映画。この映画が面白いかどうかは、その視線に自分が同化できるかどうかにかかってしまう。もしかすると、ほとんどの人にとってはその視線が、退屈、なんだろうけど。それは、この映画がアメリカ公開時に1週間で打ち切られたことに顕れている。「ジョン・カサヴェテスは語る」(レイ・カーニー編、ビターズ・エンド)の中でジョン・カサヴェテスは言っている。

観客はおしなべて映画を嫌い、観たがらなかった。ポーリン・ケイルは決してぼくの映画を決して褒めたことがなかったんだけど、ぼくは彼女が……大衆に迎合しないで……『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』を好きになってくれるんじゃないかと(笑)、淡い期待を抱いているんだ。

結局、そんな映画評論家のポーリン・ケイルにも酷評されてしまい、総スカン。1978年には25分も短くした再編集版(このビデオは再編集版)を公開しているが、やっぱり評価は変わらなかった。映画の評価も時代に左右されるんで、現在公開されればどうなんだろう? 少なくとも批評家に総スカン食らうような映画ではないと思うんだけど。

そういや、ヴィンセント・ギャロはジョン・カサベテスに影響されているのか? と思ったら、インタビューで否定していた。

 2006年04月16日
 下妻物語
Posted by ag at 23:54/ カテゴリー: MOVIE_Database

下妻物語下妻物語
■中島哲也
■深田恭子、土屋アンナ、宮迫博之、樹木希林、篠原涼子、岡田義徳、阿部サダヲ、小池栄子
■2004/「下妻物語」制作委員会
■DVDレンタル

映像にフィルターをかけて画調を変えたり、ストップモーションをかけて派手なテロップを入れたりする映画は、得てしてその技巧に自分で酔いしれてしまって、ストーリーを語ることがおろそかになってしまうことがしばしばだけど、この映画は素晴らしかった、巧かった。その派手な演出も、アニメーションを入れるタイミングも、ストーリーの流れを壊すことなく、一つのリズムを作りだしている。深田恭子も、土屋アンナも素晴らしい。

監督は中島哲也。いままでまったくノーマークだったが、フィルモグラフィーを見たら『バカヤロー! 私、怒ってます』を見てる。もしかしたら「私立探偵 濱マイク」の9話も見てるのかなあ? でもまったく印象無し。たまたまこの作品が面白かっただけなのか、次回作の『嫌われ松子の一生』を見なければ。

 2006年04月15日
 トゥームレイダー 美しき逃亡者
Posted by ag at 13:20/ カテゴリー: GAME
トゥームレイダー 美しき逃亡者いちおうトゥームマニアなんだけど、結局は5のクロニクルを終わらすことができなかった。やっぱりベストは2で、ベースとしての1も素晴らしいゲーム・バランス。ところがゲームというもんは、ヒットしてシリーズ化されてしまうと、メーカーがユーザーを飽きさせずとして、やたらと無駄な機能を追加させてしまって、シナリオも複雑化させてしまう。それは大きな間違えなのに。この「トゥームレイダー 美しき逃亡者」も評判がすこぶる悪いので買うことを避けていたが、古本市場で1500円で売っていたので買ってしまう。現在は気持ちがゲーム・モード。でも、出だしからボタンの操作にとまどう。果たして最後まで行けるのかどうか。たぶん行けないだろう。
 2006年04月10日
 グランドセフトオート バイスシティ
Posted by ag at 23:35/ カテゴリー: GAME
グランドセフトオート バイスシティ久しぶりにプレステ2のゲームを買う。その暴力性が問題となったグランドセフトオート・シリーズの中の「グランドセフトオート バイスシティ」を。いまさらながらに買って、そのやりたい放題に酔いしれてしまう。最後は警察に包囲されて、バギーで海に突っ込んでしまった。やばいゲーム。自分のように、理性がすでに培われている人間(か??)ならまだしも、中学生あたりにやらせちゃまずいんだろうなあ。いろんな団体が非難するのも確かにわかるような気がする。とにかくやばいゲーム。
 2006年04月10日
 ブロークバック・マウンテン
Posted by ag at 01:15/ カテゴリー: MOVIE_Database

ブロークバック・マウンテンブロークバック・マウンテン
■アン・リー
■ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、アン・ハサウェイ、ミシェル・ウィリアムズ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ
■2005/アメリカ
■ユナイテッド・シネマとしまえん

アン・リーということで見てみたが、カウボーイの同性愛を描いたショック以外はとりたてて何もなかった。ストーリーの運びは相変わらずうまいんだけど、最後はどちらかの“死”を描く以外に収拾方法は無いだろうと思ったら、やっぱりその通り。『クラッシュ』のほうが、確かに作品賞にふさわしかった。

 2006年04月08日
 ブラザーズ・グリム
Posted by ag at 23:16/ カテゴリー: MOVIE_Database

ブラザーズ・グリムブラザーズ・グリム
■テリー・ギリアム
■マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、レナ・ヘディ、ジョナサン・プライス、ピーター・ストーメア
■2005/アメリカ
■DVDレンタル

『バンデッドQ』や『未来世紀ブラジル』は面白かったが、それ以降のテリー・ギリアムはどうもダメ。今回も劇場に足を運ぶべきかどうすべきか悩んだ末に“DVD落ち”に。やっぱりそれが正解。もうテリー・ギリアムを追いかけることはないかも。

 2006年04月06日
 死者の書
Posted by ag at 00:09/ カテゴリー: MOVIE_Database

死者の書死者の書
■川本喜八郎
■(声)宮沢りえ、観世銕之丞、榎本孝明、江守徹、黒柳徹子、岸田今日子
■2005/桜映画社
■岩波ホール

川本喜八郎というアニメーターの名前を知ったのは、まえに勤めていた会社が“アニメーション・アニメーション”というビデオシリーズを出していたからだった。アニメーションというジャンルには、テレビ・アニメのセル・アニメだけじゃない、いろんな手法のアニメがあることを知らされたシリーズだった。日本の岡本忠成、ロシアのユーリ・ノルシュテイン、チェコのイジィ・トルンカ、カナダのフレデリック・バックなど、どれもこれも、その繊細な作業過程、膨大な制作時間、採算を度外視したクォリティの追及、こんな贅沢なモーション・ピクチャーがあることにびっくりしたものだった。

中でも川本喜八郎の『詩人の生涯』は大好きな作品の一つ。カットアウトアニメーション(切り絵を動かす技法のアニメ)の作品で、その手法が安部公房の原作にぴったりだった。だから、今回の折口信夫原作も期待したんだけど、ちょっと観念的すぎて、途中で眠くなってしまった。

 2006年04月03日
 ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ 吹替え版
Posted by ag at 19:16/ カテゴリー: MOVIE_Database

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ 吹替え版
■ニック・パーク、スティーヴ・ボックス
■(声)萩本欽一、飯島直子
■2005/アメリカ・イギリス
■ユナイテッド・シネマとしまえん

“ウォレスとグルミット”のシリーズは、やっぱり『ペンギンに気をつけろ!』がベストで、ハリウッドの資本が入ってからはアクションが派手になったぶん、グルミットなどの表情が雑になってきてしまっているようにも思えてしまって。イギリス時代では、グルミットのシニカルなちょっとした表情にニヤリとしたもんだけど。こんな意見は自分だけかと思ったら、劇場に来ていた家族連れのお母さんが「ペンギンのほうがドキドキしたね」と言っているのが聞こえてきた。やっぱり! ハリウッドがダメにするパターンのひとつになってしまうのか? いや、そこまでひどくはないんだけど。

【追記】
“ウォレスとグルミット”シリーズが好きな理由は、そこにイギリス(イングランド)風味を見ることができるからで、そのイギリス風味がどういうものかと言うと、例えば“モンティパイソン”っぽく、例えば“サンダーバード”っぽいような、つまり、表面的には穏やかに、明るく、賑やかに、ちょっとウェットがあって、紳士的な威厳さを兼ね備えた大英帝国風味でありながら、その実、ベースには薄暗いもの、下手をするとケン・ラッセル的というか、ピーター・グリンナウェイ的というか、そこまで堕ちなくても、ヒッチコックというか、キャロル・リードというか、「マダムと泥棒」のバルコン・タッチというか、人間の邪悪な部分が豆スープのような霧の中から見え隠れするような、そんな風味なんだけど、それが微妙に無くなってしまった前作の「チキンラン」にはちょっとがっかりだった。

この「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」も、その「チキンラン」の傾向がますます顕著になってしまった。ハリウッド風味に毒されているというか。「ペンギンに気をつけろ!」なんて、ヒッチコックの「下宿人」のような味わいがあったけど、今度のは「キングコング」だからねえ。こんなクレイアニメなんて、手間もお金もかかるから、大資本が必要なのはわかるけど、ちょっと淋しい。

 2006年04月02日
 未亡人の一年 上
Posted by ag at 23:48/ カテゴリー: BOOK_Database

未亡人の一年 上■未亡人の一年 上
■ジョン・アーヴィング
■都甲幸治、中川千帆訳
■新潮社
■古本市場光が丘店

映画『ドア・イン・ザ・フロア』は、この上巻の1章のみの映画化。だから、マリアンをキム・ベイシンガー、テッドをジェフ・ブリッジス、エディをジョン・フォスターのイメージで読んでみる。とすると、小説のイメージともぴったり。テッドはもうちょっと小柄なのかもしれないけど。まあ、ルースもエル・ファニング(ダコタ・ファニングの妹)でいいけど、じゃあ36歳のルースには誰がいいだろうと考えてしまう。胸が大きいことへのコンプレックスも窺えるので、クリスティーナ・リッチあたりで下巻を読み進めてみる。

 2006年04月01日
 木村カエラ、ラスト
Posted by ag at 12:46/ カテゴリー: TV

木村カエラ、ラストということで、昨日は木村カエラ、ラスト。なんだかあっさりラスト。
次のMCは、
http://www.hamakei.com/headline/1513/index.html
らしい。

と、過去は急速に忘却の彼方だが、なんとここに増田ジゴローが!

http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0012252/

GyaOに身売りされたのか!
GyaOは金かけてんなあ。
どれぐらいの人が見てんだろ。

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