ag can wait
« 2006年08月 | メイン | 2006年10月 »
 2006年09月29日
 マッチポイント
Posted by ag at 00:43/ カテゴリー: MOVIE_Database

マッチポイントマッチポイント
■ウディ・アレン
■ジョナサン・リース・メイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、マシュー・グード、エミリー・モーティマー、ブライアン・コックス、ペネロピー・ウィルトン
■2005/イギリス
■シネスイッチ銀座

ウディ・アレンがいきなりオーソドックスな不倫ドラマを、きっちり丁寧な演出で撮ったのでびっくり。最初にBBC Filmsって出るし。ジャズじゃないし。オーソドックスなものって、下手すれば平々凡々なものになってしまうので、これだけ本数を重ねてきた監督が撮る題材ではないだろうに、そこはウディ・アレン、巨匠面しないで、まるで初監督作品のように初々しく撮ってる。

それにスカーレット・ヨハンソンが好いので、もうすっかりジョナサン・リース・メイヤーズに感情移入。会社の前で、奥さんにバラしてやる! なんて叫ばれたりしようもんなら、もう殺すしかない、と思うのは世の常。いままでの数ある不倫ドラマで、必ずと言っていいほど馬鹿な男がおちいるドツボに、やっぱりオレでもおちいるよな、と、あまりにも感情移入しすぎて、まるで自分が殺人をおかしたようにヘトヘトになってしまった。最近、集中しずぎて、ドラマの中に入りすぎるような気が……。それも、ウディ・アレンが巧いからなんだろうけど。下手なものの中には入り込めないからね。

 2006年09月27日
 飛蝗(バッタ)の農場
Posted by ag at 23:05/ カテゴリー: BOOK_Database

飛蝗(バッタ)の農場■飛蝗(バッタ)の農場
■ジェレミー・ドロンフィールド
■越前敏弥訳
■創元推理文庫、東京創元社
■もらったほん

途中、途中に挟まれる、得体の知れない不気味な挿話が面白い。結局はそれらが本線のキャロルとスティーヴンのはなしに繋がるんだけど、たとえ繋がらなかったとしても、クレシダと双子(ツィンズ)のはなしが際立って面白かった。ちょっとデヴィッド・リンチ的。それだけピックアップして一つのストーリーを作ってしまってもイイくらい。その不気味さに比べると、ラストのオチがもう一つ。どっちがどっちだか、もっとわからなくなれば良かったのに。

 2006年09月25日
 ニンテンドー DS Lite ジェットブラック
Posted by ag at 23:19/ カテゴリー: GAME

ニンテンドー DS Lite ジェットブラックいろいろと紆余曲折のあげく、結局ニンテンドー DS Lite ジェットブラックを買ってしまう。液晶が明るくなって、コンパクトな形になって、一回り小さく、軽くなったLiteだけど、やっぱり十字キーやボタン類がちゃっちい。このあたりがもっとスタイリッシュになれば言うことないんだけど。

とはいえ、SONYのPSPを蹴散らしたのは、ふつうのゲームマシンという原点に回帰した姿勢。ゲームもできるし、映画も見られるし、音楽も聴ける、なんてものは、ただ分散するだけの意味合いしか持ち合わせていなかった。売り出し当初は、自分としては、何でもできるPSPのほうが魅力的に見えたんだけど。そんなのは、自分も含めたほんの一握りの人間だけだった。大衆なんてどっちに流れるかわからないんもんだ。

でも、今もってして、スタイルとしてはPSPの方が好きで、こんどPSP用のGPSレシーバーが出るなんて聞くと、ますますPSPに期待するんだけど、そんなところに魅力を感じるのも一部の人間だけか。

 2006年09月18日
 東電OL殺人事件
Posted by ag at 09:26/ カテゴリー: BOOK_Database

東電OL殺人事件■東電OL殺人事件
■佐野眞一
■新潮社
■BOOK OFF大久保明治通り店

なぜか今になって「東電OL殺人事件」を読む。思ったよりも、このOLのことへの突っ込みが足りなくてイライラするんだけど、まあ、世間的に騒がせた事件に限らず、身近に起きた小さな事件でもその本質は藪の中なので、それを“こうだ!”と決めつけられるよりもいいのかも。4人家族で父親だけ男。母親が良家の出身。ファーザーコンプレックス。父の死。摂食障害。といったキーワードがこの本によって提示されたので、それをとっかかりにあれこれ思い当たる節を想像すると、なんとなくこのOLの心理が浮かび上がってくるような、こないような。

 2006年09月10日
 太陽
Posted by ag at 22:15/ カテゴリー: MOVIE_Database

太陽太陽
■アレクサンドル・ソクーロフ
■イッセー尾形、ロバート・ロバートソン、佐野史郎、桃井かおり
■2005/ロシア・イタリア・フランス・スイス
■ワーナー・マイカル・シネマズ板橋9

ソクーロフの映画はこれで2本目。前回の『セカンド・サークル』を観たときは、ストーリーとまったく関係ないと思われる登場人物の細かい所作の描写の執拗さに眠気を催し、せっかくの面白い題材をまったく楽しめなかった。

今回の『太陽』もその執拗さは同じだけど、描くことがタブーと思われている天皇をイッセー尾形が演じたことで、興味がそこに集中し、眠気を催すことはなかった。イッセー尾形も巧かったし。日本人が天皇を描いていたら、変なところにバイアスがかかるか、はたまた真逆に針が振り切れてしまって、血を見るほど大変なことになるだろうから、例え人間天皇というものを日本人として的確に掘り下げていないとしても、ロシア人が描くことで、なんだか異様にフラットで良かったと思う。

 2006年09月07日
 アコーディオン大作戦
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MUSIC

アコーディオン大作戦まったく違うルートで、どちらも間接的に知っている御喜美江さんと野村誠さんが「アコーディオン大作戦 御喜美江 野村誠 鶴見幸代のオフ・ブログ的音楽集会」という音楽会を行うと言うことを聞いたので、錦糸町のティアラこうとうまで自転車を走らせる。

ブログ的、というのは、ブログのように、推敲せずにぽんぽんアップしていく部分のみをなぞらえたらしい。つまり、作曲家である野村誠と鶴見幸代が、メールとブログを使って、丁々発止、御喜美江に対して作曲しあうことを意味するらしい。

なるほど。曲の解説があって、その曲のタイトルに関連する写真を投影しながら演奏を聴けば、いつもわかったふりだけの現代音楽も、なんとなく理解しているような気分になる。それにアコーディンって、やっぱりヨーロッパ的。ヨーロッパといっても、内陸部の灰色のヨーロッパ。それが自分にぴったり合っている。

 2006年09月07日
 TOKYO 自転車人
Posted by ag at 10:22/ カテゴリー: BICYCLE

TOKYO 自転車人昨日は、東横線の都立大学駅前で時間が出来てしまったので、マックにでも入ろうかと思ったんだけど、ちょっと手持ちぶさたなんで本屋で雑誌を物色。そしたら「TOKYO 自転車人」なんてものを見つけたので、パラパラ見るのに最適と思って購入。

考えてみれば、ポタリングをしようと思って自転車に乗った事なんて一度もなかった。自転車に乗るのは、すべて移動のため。知らず知らず、その途中、途中で、ポタリング状態になっていることも屡々だとは思うけど。

そんなわけで、都内で、自転車に乗っていて、これはこれは! と思ったこと。

青山墓地脇の歩道。ずんずん進んで行ったら、どんどん幅が狭まって、やっと人一人が通れるぐらいの幅になってしまって、自転車がにっちもさっちもいかなくなってしまったこと。
●ふたつの千川通りをなぞる。起点終点起点終点
●レイボーブリッッジを渡ろうとしたら、自転車お断り、と言われたこと。
●渋谷の宮益坂下交差点で信号待ちしていたら、あなたのために祈りますと言われて、自転車だとフットワークが軽くなく、なされるがままになったこと。
●勝どき橋を渡っていたとき、映画『WATARIDORI』のように、かもめがすぐ横を平行して飛んでいて、目と目が合ったこと。
●勝どき橋を渡っていたとき、良い天気だなあ、と空を見上げたら、何か白いものがこっちへ飛んできて、それが風船のようにどんどん大きく膨らんで、危ない! と避けたら、橋の欄干にベチャッと貼りついたこと。かもめの糞だった。
●文京区の動坂下交差点で信号待ちしていたら、マンション入りませんか? とルーズリーフを見せられたこと。
東京ビッグサイトから東雲方面の通りは、片や湾岸線のトラック爆走、片や雑草の伸び放題の空き地、の対比が切なく、感傷的になったこと。La La La La, Love Somebody Tonight♪

 2006年09月02日
 Bianchi Fretta Monocoque
Posted by ag at 22:03/ カテゴリー: BICYCLE

Bianchi Fretta Monocoque7年も乗ってきたCannondale Super V400が壊れてしまって修理に出したんだけど、どうもメーカーに部品がなくて、ショップでは何とかしてくれると言ってくれてはいるんだが、もう一ヶ月以上も音沙汰無し。ここはやっぱり新しい自転車を買おうと思って、でもCannondaleが直って来たことも考えて、ちょっとバリエーションの違う折りたたみ自転車を買おうと決心する。

折りたたみ自転車を買うなら前からBD-1と決めていて、いざ買おうと思ってネットを徘徊していたら、BianchiにBD-1のOEMバージョンがあることがわかった。Bianchiのチェレステ・カラーにも前から憧れていたので、その2つが合体したシロモノに、もう目の前がクラクラ、物欲爆発。最近、ネット検索で物欲が爆発することが何と多いことか。知らなければ平凡に暮らせる世界は、ネットによってもろくも崩壊してしまった。

まあ、崩壊してしまったんだから、しょうがない。ここはそれに浸りきって、堕ちるところまで堕ちる。このBD-1系の自転車の情報は、そんなネットに無限にも広がっていて、掘り下げれば掘り下げるほど物欲が連鎖反応を起こす。ますます大墮落。ああ、どうしよう。少なくとも、ワイヤーロックライトは買わないと。えっ? チェレステ・カラーのフロント・スプリングを用意しているショップがあるの? なんと、リア・スプリングまで! そうだ、輪行用のバッグも買わないと。グリップも替えたい気が!

『攻殻機動隊』のラストのセリフ、「ネットは広大だわ……」は、墮落を意味する。

ag-n
青空文庫
青空ニュース
カテゴリー
月別アーカイブ