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 2007年04月29日
 みんなの地図2
Posted by ag at 23:04/ カテゴリー: GAME

PSP+GPS自転車で都内を走り回るのにGPSが欲しいと思いつつ、GARMINMioにも結局は手を出さずじまい。やっぱり、値段がちょっと高くて踏ん切りがつかない。

そんな時に、PSP用のGPSレシーバーが発売。値段が手頃なんで、ピクッと食指が動きかけるんだけど、ネットで情報を集めるとやっぱり衛星を補足するのに時間がかかるらしい。まあ、それはしょうがないんだけどねえ。

そんなんで、まだ、うだうだして何も買わずにいたら、「みんなの地図2」が発売。今度は、PlaceEngineというWi-Fi電波(つまり無線LANの電波)で位置を割り出す機能も付くらしい。おお、それなら、GPS電波の届かない屋内でも位置を補足できるんだ。

それなら、ということで購入。

さっそく、新橋まで自転車で出向くことがあったので、PSP+GPSレシーバー+みんなの地図2を携帯。GPSを補足してみる。なるほど、やっぱり時間がかかる。なので、PlaceEngineを使用。おお、こっちは早い。素晴らしい。ちょっと移動して、神保町でもPlaceEngineを使用。やっぱり、すぐに位置が表示される。都市部ならPlaceEngine優先にしたほうが良いのかもしれない。

翌日、今度は荒川沿いを走ってみる。さすがにここではPlaceEngineでWi-Fi電波はキャッチ出来ず。GPSを使用。上が開けているせいか、ビルの間で補足するよりも若干早く衛星を補足するような気がする。そして、自動位置更新を「10毎」にして自転車で移動。おお、ちゃんと現在地も移動する。

いやあ、これは思ったより使える。なら、自転車用のマウントアダプタが欲しいなあ。自己責任でRAM MOUNTSを取りつけてみようかな、この人みたいに。

 2007年04月24日
 虹を掴んだ男 上 サミュエル・ゴールドウィン
Posted by ag at 19:14/ カテゴリー: BOOK_Database

虹を掴んだ男著者:A・スコット・バーク
翻訳者:吉田利子
出版社:文藝春秋
購入場所:茶々文庫

映画という娯楽が人びとのあいだに浸透しつつある1920年頃、やり手のアクの強い人物たちがこの新しい産業に目を付け出した。その中の一人が、手袋を売り歩いていたサミュエル・ゴールドウィン。その彼の一生を追いかけたのがこの本。彼の代表作『虹を掴む男』になぞらえて「虹を掴んだ男」。

とにかくサミュエル・ゴールドウィンの歴史は映画の歴史であると同時に、人と争うことの歴史に他ならない。喧嘩した相手は、アドルフ・ズーカー、ルイス・B・メイヤー、メアリー・ピックフォード、ハワード・ホークス、ウィリアム・ワイラー、リリアン・ヘルマンと、なんだか凄い。いや、すぐに人と諍いをする人は世間一般に大勢いるんでしょうが、この人の凄いところは、喧嘩しながら優れた仕事をこなすというところ。まったく相手を尊重しないし、ケチだし、人が嫌われるようなことをすぐするし、いやいや、前提として人に好かれようとはまったく思っていない。それなのに、ゴールドウィンが作る映画はクオリティの高い映画、なんてブランドが出来てしまう。

何かしらのチームがあるとして、みんながみんな、なかよしこよしのチームは、見た目には楽しそうだけど結果も平凡。その中に一人でも、誰からも嫌われるヒールがいると、そこに緊張感が生まれて良い結果が生まれたりする。そんなヒールがサミュエル・ゴールドウィンだったんじゃないかと思う。やっぱりヒールは大切です。

 2007年04月18日
 オール・ザ・キングスメン
Posted by ag at 23:00/ カテゴリー: MOVIE_Database

オール・ザ・キングスメン監督:スティーヴン・ゼイリアン
出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、パトリシア・クラークソン、ジャッキー・アール・ヘイリー
原題:ALL THE KING'S MEN
制作:アメリカ/2006
URL:http://www.sonypictures.jp/movies/allthekingsmen/index.html
場所:新宿武蔵野館

昔のロバート・ロッセン版を見たんだったか見てないんだったか、すっかり記憶にないので記録をひもといてみると、ああ、見てた。1984年5月16日に大塚名画座で見てる。『大統領の陰謀』との2本立て。ホントにまったく記憶にないのだけれど、見終わったあとの満足だけは記憶している。

今回のスティーヴン・ゼイリアン版は、昔のハリウッド映画のような作りをするわけがないのは承知だけど、それにしてもやたらと静かで淡々とした口調。もっとちょっと、オリバー・ストーン風の脂っこさがあったりすると政治ドラマとして風味が増すのに。ただ、あんまり度がすぎると消化不良を起こすけど。

ショーン・ペンも悪くはないんだけど、政治家というより町のチンピラ。アンソニー・ホプキンスを脅すただのチンピラ。ショーン・ペンの体格や風貌からして、ロバート・ロッセン版のブロデリック・クロフォードのような政治家としての風格を体現するのは難しいだろうけど、もう少し相手に対する威圧感が滲み出て来てれば良かったのに。アンソニー・ホプキンスのほうが断然、人を呑み込んでしまうような懷の深さがあって、ショーン・ペンが小動物に見えてしまう。

と、悪い点ばっかり上げ連ねているけど、アンソニー・ホプキンスの暗部が明るみに出て来る過程はそれなりにサスペンスがあるし、まつりごとに於いてのちからとは一体何なんのかと、深く考えさせられたりする。カット、カットの“画”の作りはあざといけどね。

 2007年04月17日
 ゲド戦記III さいはての島へ
Posted by ag at 11:51/ カテゴリー: BOOK_Database

ゲド戦記III さいはての島へ著者:ル=グウィン
翻訳者:清水真砂子
出版社:岩波書店
購入場所:古本市場光が丘店

1と2とも人間としての内面の葛藤が主題だったけど、3はいきなり“バランス”がテーマ。ある男が“不死”を手に入れようとするがために世界のバランスが崩れてしまうはなし。そうか、ジブリ版『ゲド戦記』はこの3巻をベースにしていたんだ。と、2巻を読んだときにも感じた同じ感想。つまり、4巻を読んでも同じ感想になるのかも。すべてを取り込んで一つのしたのがジブリ版『ゲド戦記』になるんだろうと思う。ただ、この3巻がメイン・ベースであることはほぼ間違いないと思う。

ネットを徘徊していたら、原作者であるル=グウィンが、そのジブリ版『ゲド戦記』の感想を述べているページに行き当たった。

http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html

英語なんですごい斜め読みしかしていないんだけど、彼女は宮崎駿が監督をすることでOKをしたのに、息子の吾朗が監督することと知り、すごいショックを受けたと書いている。そして、ジブリ版『ゲド戦記』に関して言えば、不満な点を指摘しつつも、良い部分を指摘する配慮も忘れていない。普通、これだけ原作をメチャクチャにされれば不満タラタラになるのが原作者の常なんだけど、なんと懐の深い人なんだろう、と関心してしまった。宮崎吾朗に"Did you like the movie?"と聞かれて、"Yes. It is not my book. It is your movie. It is a good movie."と答えるところなんて素晴らしい! ちょっとル=グウィンのファンになるなあ、これは。

※そのあと、日本語訳のページを発見
http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
翻訳って、怖い。訳し方でこんなにも印象が変わるなんて。

 2007年04月16日
 気まぐれコンセプト クロニクル
Posted by ag at 00:09/ カテゴリー: BOOK_Database

気まぐれコンセプト クロニクル著者:ホイチョイ・プロダクションズ
出版社:小学館
購入場所:あゆみブックス平和台店

こうやって読んでみると、自分が如何にこの時代、つまりバブルからバブル崩壊の時代、それとデジタル化の時代を駆け抜けてきたかわかる。無理矢理走らされてたし、いつのまにかネット依存症にされたし、携帯も手放せなくなるし。今からこの時代を歴史として振り返ると、幕末くらいの大きな変革期だったんじゃないだろうか。そういえば、ノストラダムスの大予言って、ゆる〜く捉えるならば、アメリカン航空11便が恐怖の大王とも言える?

 2007年04月15日
 ゲド戦記II こわれた腕環
Posted by ag at 18:53/ カテゴリー: BOOK_Database

ゲド戦記2著者:ル=グウィン
翻訳者:清水真砂子
出版社:岩波書店
購入場所:古本市場光が丘店

そうか、ジブリ版『ゲド戦記』って、この2巻目がベースになってたのか。ベースといったって、ジブリ版『ゲド戦記』は原作の原形を何も留めていないけど。つまり、少女の成長過程を描くという、『未来少年コナン』のラナから綿々と続くジブリの基本テーマがそこにあるということだけ。どうせなら、この2巻目を忠実にアニメ化してもらいたかったなあ。こんな面白い原作があるのに、すべてをごちゃ混ぜにしてしまったジブリ版『ゲド戦記』って、何の意味があるんだろう?

 2007年04月04日
 今宵、フィッツジェラルド劇場で
Posted by ag at 17:49/ カテゴリー: MOVIE_Database

今宵、フィッツジェラルド劇場で監督:ロバート・アルトマン
出演:ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、ギャリソン・キーラー、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハン、ヴァージニア・マドセン、ジョン・C・ライリー、マーヤ・ルドルフ、メリル・ストリープ、リリー・トムリン、メアリールイーズ・バーク、L・Q・ジョーンズ、ロビン・ウィリアムズ
原題:A PRAIRIE HOME COMPANION
制作:アメリカ/2006
URL:http://www.koyoi-movie.com/
場所:銀座テアトルシネマ

ロバート・アルトマン、死んじゃったんだなあ、ということで追悼。

ロバート・アルトマンの映画って、こっちが期待しているストーリーの運びを全然してくれない。そこが凄いよなあ。この映画だって、老ミュージシャンの“死”をストーリーとして膨らまそうと思えばどんどん膨らますことができるのに、それを全然やらない。“おなら”のことだって膨らまさない。マヤ・ルドルフの“臨月”も膨らまさない。ヴァージニア・マドセンの“天使”だって、ただの通りすがり? ああ、やっぱりトミー・リー・ジョーンズの“死”はシーンとして見せないんだ。と、どんどん、どんどん通り過ぎていく。普通の人なら、この期待を裏切られる部分に退屈を感じてしまうのかも。そんなところを、凄い! と思うのはロバート・アルトマン信奉者だけかも。

ag-n
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