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 2008年11月25日
 ハッピーフライト
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

ハッピーフライト監督:矢口史靖
出演:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、寺島しのぶ、田畑智子、平岩紙、田山涼成、田中哲司、岸部一徳、坂井三恵、長谷部瞳、佐藤めぐみ、華城季帆、田山涼成、小日向文世、肘井美佳、中村靖日、森岡龍、宮田早苗、長谷川朝晴、いとうあいこ、 江口のりこ、竹井亮介、笹野高史、菅原大吉、正名僕蔵、藤本静、ベンガル、柄本明、木野花、竹中直人
制作:フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝・電通/2008
URL:http://www.happyflight.jp/index.html
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

矢口史靖の『ウォーターボーイズ』も『スウィングガールズ 』も映画として悪くはなかったんだけど、笑いのツボが自分と合わずにハズしているシーンがあって、たとえば『スウィングガールズ 』のイノシシのシーンとか、それがイヤでイヤでどうしても好きな映画になることはなかった。

でも今回は、それがぴったりとはまった。笑いのツボが。
映画として悪いとおもっていないわけだから、そこがはまればめちゃくちゃ面白い映画になること請け合い、だった。

それに、飛行機業界の裏方の仕事を、ちょっとわざとらしく大げさに捉えてはいるけど、描いているのも興味深かった。
管制官ってあんなラフな格好でいいんだ、とか。
ただ、オペレーションコントロールセンターのアナログな岸部一徳とデジタルな肘井美佳の対比は、ありふれてたけど。雷でコンピュータいかれちゃって、展示してあった羽田空港のジオラマが代用されるんだけど、それがうまく活用されてるとはとてもおもえなかったし。

日本映画の場合、もっとコミカルな映画を評価してあげないと。
今日見た予告編も、犯罪者の家族の映画とか深刻な映画ばかりだから、邦画は。
だから、この映画を今年のベストワンとしよう。

 2008年11月23日
 ピアノの発表会
Posted by ag at 23:33/ カテゴリー: SOCIETY

ピアノの発表会

四十の手習いということでピアノをはじめて、昨年は子供たちにまじってピアノの発表会に参加したんだけど、今年は参加せず。

でも、ちょっとだけスタインウェイを弾かせてもらいました。
そしたらメタメタ。
環境が変わるとまったくダメだ。
椅子の高さが変わるだけでダメだし、ペダルの位置が遠くてもダメだし、鍵盤の堅さが変わってもダメだ。

そういえば一昨年の発表会の時も、事前の練習ではメタメタだった。
本番の時は、少ない時間の練習とはいえ、その経験があったからまだマシだったけど。

もっともっと経験を積まないとスラスラ弾けることはないなあ。


まったく楽器と縁のなかった人間がピアノを習ってはじめて、四十の手習いがとても大事だということがよくわかってきた。
永く生きて来て歳を重ねると、いつしか人に対して教えを与えるだけ、命令するだけの人間になってしまう。
そんな行為が積み重なれば、何事に対しても頭ごなしになってしまう。
結果、頭は硬直し、柔軟性がなくなってしまう。
わからないことがあれば素直に師に教えを請い、それを素直に実行する純粋な心こそ、雑念に支配された脳を持つ大人にとってはとても大切なことのに。

今日の発表会で、他の子の、主に高校生の女の子のピアノを聴いていて、ミスタッチがあると、あっ! と小さく声をあげてしまう。
不思議なことに、そんな人の失敗を見るたびに、やっぱり自分はその緊張感の立場に立つべきだとおもいはじめてしまった。
あれほど緊張して、足がブルブル、指もブルブル、心臓バクバクだったくせに、やっぱりそういう試練がないと、進歩しないからなあ。

 2008年11月23日
 製本部の部活
Posted by ag at 00:34/ カテゴリー: BOOK

このあいだの15日には、久しぶりの青空文庫製本部の部活。4回目なのかな?
それでまた今回も完成にはいたらず、途中を家に持ち帰って、やっと今日、完成。
テキストは島田清次郎「地上」

青空文庫製本部

今回は、NHKの「趣味悠々」の「お気に入りをとじる」のテキストにならって、表紙にアクリル絵の具で文字を書いてみる。
でも、あまりにも線が細かすぎて、うまく行かず。四苦八苦。
テキストのように、丸とか四角とかなら簡単なのに。

青空文庫製本部

丸背のこのイチョウの部分を美しくするのには、まだまだ修行がたらず。
うまくはなって来ているんだけど、まだまだ、ダメだ。

青空文庫製本部

背のラインは奇麗になりました。
ここだけベスト。

いつからか、おそらく中田英寿が言いだしたとおもうんだけど、サッカーの選手が試合後に必ず言う決まりゼリフ、「今日の試合でいろいろと課題が見えてきたので、今後、それを修正して行きたいです」を、今回の製本にも適用。


次回も丸背かな、とおもっていたけど、アイデアがむくむくと。
自転車用に、モレスキンのTokyo手帳を買おうかどうかと悩んでいて、渋谷のパルコでその実物をみてみたんだけど、どうもしっくりとこない。
そうだ! だったら、自分のしっくり来る手帳を作ってしまおうじゃないかと。
まずは、ブックオフなどで、地図を安く買い集めよう。
それをバラして、自分なりに自転車手帳を作ってしまおう。

 2008年11月18日
 ICHI
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

ICHI監督:曽利文彦
出演:綾瀬はるか、大沢たかお、中村獅童、窪塚洋介、柄本明、竹内力、利重剛、佐田真由美、島綾佑、杉本哲太、横山めぐみ、渡辺えり
制作:映画「ICHI」製作委員会/2008
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

座頭市の映画で、殺陣での爽快感が得られなければ、やっぱりそれはちょっと辛い映画になってしまう。

それに今回は、目が見えないというハンデの上に“女”であるということのハンデもプラスされるわけだから、さらに高揚感が得られてもいいはずなのに、途中から大沢たかおが何時刀を抜くかの期待感にすり替わってしまった。

これじゃ、綾瀬はるかの映画じゃなくて大沢たかおの映画じゃん。

『ピンポン』では素晴らしかった曽利文彦も、う〜ん、今回は得意のスローモーションも鼻につくだけ。
殺陣でハイスピードカメラのスローモーションを使うのなら、あんまりカットを刻んでほしくなかった。
おそらく、ワンカットで撮ってしまうと、殺陣でのボロが出てしまうんだろうけど。

 2008年11月12日
 生物と無生物のあいだ
Posted by ag at 21:59/ カテゴリー: BOOK_Database

生物と無生物のあいだ著者:福岡伸一
出版社:講談社現代新書、講談社
購入場所:三省堂書店神保町本店


最近、ヒトのES細胞から「大脳皮質」を作ることに理化学研究所発生・再生科学総合研究センターが成功したニュースが話題になった。iPS細胞の研究も進化しているし、ますます『ブレードランナー』のいうところのレプリカント誕生の時が近づいている。

「ブレードランナー」は現実化する 〜進化するiPS細胞技術

とすると、『攻殻機動隊』のいうところのゴーストって、どの段階で発生するんだろう? おそらく脳細胞が成長する段階あたりで、神経細胞のネットワークが構築される過程で生まれるんだろうか?

じゃあ、現在のインターネットも成長している過程なんだから、どこかの段階でゴーストが発生してもおかしくないじゃないのかなあ。

いや、もう発生しているのか。

倖田來未が「羊水が腐る」発言でつるし上げを食ったりすることは、ネット総体の自我とまではいかないまでも、2ちゃんねるなどのひとつひとつの発言がまるでニューロンのように情報伝達機能として働いて、ちょっとした単細胞レベルのゴーストのようなものは発生させているのかもしれない。

なんて、くだらないことを、福岡伸一の書物に触発されて考えてみたり。

生命とは何か?

それはゴーストを発生させた自己複製システムである。

 2008年11月10日
 七里ヶ浜フリーマーケット
Posted by ag at 10:38/ カテゴリー: SOCIETY

七里ヶ浜フリーマーケット

今度はフリーマーケットでうつわを売る。
それもわざわざ七里ヶ浜まで行って。
そのようすを、iPhoneの“Toy Camera”を使って撮ってみました。

面白かったのは、売り物を並べているている段階で、出店しているとおもわれる人々がフライング気味に品物をさぐりに来ることだった。
これは? 売り物ですか?
と聞かれて、いいえこれは私物です! と、みつばちトートを指差されて。
この、自転車は?
と、Bianchi Frettaまで狙われる始末。

そのBianchi Frettaを使って、ちょっと時間をもらって、江ノ島までひとっぱしり。

江ノ島

曇天なのに、ロードバイクを走らせる人が大勢いる。
やっぱり、オルベアのロードバイクあたりが欲しいなあ。

こっちはいつものGR Digital IIでの写真。

江ノ島&Fretta

 2008年11月06日
 私がクマにキレた理由
Posted by ag at 23:57/ カテゴリー: MOVIE_Database

私がクマにキレた理由監督:シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ
出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティ、ニコラス・アート、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス、ドナ・マーフィー
原題:The Nanny Diaries
制作:アメリカ/2007
URL:http://kuma-kire.com/
場所:新宿武蔵野館

スカーレット・ヨハンソンが、ニューヨークのアッパー・イーストサイドのセレブな人種に対して、ナニー(子守り)に身をやつしてフィールド・ワークを行うというような部分は面白かったけど、もうちょっと社会学的なウンチクをひけらかしてくれればもっと面白かったのに。アメリカ自然史博物館の展示物になぞらえるほどならば、もっとエセ人類学的なことをしてくれれば良かったのになあ。

たとえば、アメリカ自然史博物館はニューヨークのアッパー・ウェストサイドにあって、そのアッパー・ウェストサイドを下品なところと忌み嫌っているアッパー・イーストサイドの人間にとっては、アメリカ自然史博物館よりはメトロポリタンやグッケンハイム美術館のほうが好みだというような、こんなくだらない情報をさえも、『メリー・ポピンズ』をオーヴァーラップさせるような意味のないことよりも優先してくれれば良かったのに。

と、注文ばかりだけど、こんな社会学的なことをうす〜く味付けして料理する映画は嫌いじゃない。
『恋する遺伝子』とかね。

アメリカ自然史博物館といえば、それを紹介するCD-ROMの日本語化をしたっけなあ。
これで文化人類学者のマーガレット・ミードを知った。
彼女の動画などがおさめられている貴重なCD-ROMなのに、今はもう見られる環境が、、、
当時のボイジャー(=アメリカのVoyager)には、マクルーハンやマーヴィン・ミンスキーなどの魅力的なCD-ROMがいっぱいあったのに。予算の関係で日本語版はかなわず。

 2008年11月05日
 ボブ・ディラン『ノー・ディレクション・ホーム』
Posted by ag at 00:01/ カテゴリー: MOVIE

no-direction-home.jpgハードディスクに溜まっていたボブ・ディランのドキュメンタリーを見る。

このドキュメンタリーが面白かったのは、一般大衆やマスコミが一人のアーティストを勝手に解釈して持ち上げて、そして勝手に裏切られて突き放して行くさまを柱としたボブ・ディランの足跡を、ジョーン・バエズやアレン・ギンズバーグなどのインタビューやジョナス・メカスやアンディ・ウォーホールの記録映画とともに、そこにアメリカの50年代、60年代の歴史と音楽をオーヴァー・ラップさせて描いたところだった。

とくにアメリカの50年代、60年代の音楽を知らなさすぎた。オデッタやジョーン・バエズなどにちょっと衝撃を受けてしまう。

いままでボブ・ディランの歌を真剣に聴いたことはなかったけど、そこから受ける印象は“message”ではなく“word”だった。
「Leopard-Skin Pill Box Hat (ヒョウ皮のふちなし帽)」なんて“word”は素晴らしい。

キューバ危機や公民権運動という60年代がボブ・ディランの歌に“message”を求めていたんだろうけど、ボブ・ディラン自身が言っているように決してメッセージ・ソングではなかったんだとおもう。どんな“word”にも“message”を読み取ろうとおもえばできるわけだし、確かに“message”を盛り込んでいる歌もあるのかもしれないけど、周りが解釈するほどの強い“message”ではなかったんじゃないかとおもう。

その“word”を強烈に印象づけるのは、ボブ・ディランのこの歌のビデオ・クリップ。

のちに、INXSが真似してた。

ティム・ロビンスの自身の監督作品『ボブ★ロバーツ』でもパロってた。

最近のスコセッシの映画はさっぱり面白くないけど、このドキュメンタリーは面白かった。
構成の巧さを見ると、やっぱり腕はあるんだとおもう。

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