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 2009年03月31日
 ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
Posted by ag at 22:06/ カテゴリー: GAME

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計思いもよらずNINTENDO DSiをもらってしまったので、Wiiのマリオカート以来のゲーム熱が再発。近くの古本市場で「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」の中古が安かったので買ってしまう。

このタッチペンを使って進めるゲームって、蛯原友里のテレビコマーシャルのイメージから、女性向けのちょっとゆるいゲーム系かとおもっていたら、これがおもったよりも素晴らしいインターフェイス。扉を開くために数字をペンで書き込んだり、呪文の記号を書き込んだり、マイクに息を吹きかけたり、大きな声で怒鳴ったり。

任天堂って、絶えず新しいことをする努力を怠らないのが凄い。そしてその新しいインターフェイスも充分に練られているし、ゲームの中に組み込むバランスも崩さないように気をつけている。いくら新しいことにチャレンジをしたとしてもバランスを崩したら元も子もないからね。

若干、DSのゲームということでボスキャラを倒すのが簡単に作られているような気もするけど、これで初めてゼルダをやる人もいる訳だし、そんな初めての人はブーメランや爆弾や弓矢の扱いに苦労するだろうから、これくらいのレベルで正解だとおもう。そうしないと、せっかく若い女性にまでゲーム層を広げようとしている戦略が無に帰してしまうから。

このゼルダでますますゲーム熱がヒートアップしていて、下手をするとPS3を買ってしまう勢い。
そうしたら「トゥームレイダー: アンダーワールド」をやってしまうなあ、まずいなあ。

 2009年03月29日
 ウォッチメン
Posted by ag at 23:39/ カテゴリー: MOVIE_Database

ウォッチメン監督:ザック・スナイダー
出演:ジャッキー・アール・へイリー 、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード 、ジェフリー・ディーン・モーガン、カーラ・グギーノ、スティーヴン・マクハティ、マット・フルーワー
原題:Watchmen
制作:アメリカ/2009
URL:http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

3月6日のアメリカ公開では、大々的な宣伝も手伝って爆発的なオープニングを飾った『ウォッチメン』なのに、日本ではあまり宣伝もされずに昨日、ひっそりと公開。同じアメコミ原作の『ダークナイト』の評判が良かっただけに、なぜ? とおもって観てみたら、なるほど、この内容じゃ多くの宣伝費をかけて公開することをためらわれるのがよくわかった。

日本での『ウォッチメン』の知名度が低いわりには、それがまるで周知の事実のごとくに映画がはじまるから、観ているほとんどの人の頭から、?マークが浮かんでいるのが見て取れるよう。

それに、ヒーローを否定する一般大衆に向かって、おまえたちってヒーローがいなくてもやっていけんのかよ、というところからさらに歩を進めて、おまえたちが知らないところでヒーローの一人を悪役に仕立てて平和をもたらしてやってんだよ、という話しって、まるでテレビのMCがお笑い芸人に対してむちゃぶりするがごとくに、それを我々にふられてもどのように反応して良いのやら、さっぱり。

バットマンよりさらに輪をかけて暗いのも辛いし、音楽のセンスがないのも辛いし、どれをとっても辛かった。

やっぱりちゃんと原作を読んでからこの映画を観ないとまったく楽しめないなあ、きっと。


映画の出来としては、さっぱり、だったけど、途中、リドリー・スコットが撮ったCFが出て来たのにびっくり。

シャネルの5番のCF。

有名なAppleのCF。

同じCMディレクター出身ということで、ザック・スナイダーはリドリー・スコットを崇拝してるのかな?

 2009年03月25日
 ロルナの祈り
Posted by ag at 22:52/ カテゴリー: MOVIE_Database

ロルナの祈り監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、リュック・ダルデンヌ
出演:アルタ・ドブロシ、ジェレミー・レニエ、ファブリツィオ・ロンジョーネ、アウバン・ウカイ、モルガン・マリンヌ、オリヴィエ・グルメ
原題:Le Silence De Lorna/Lorna's Silence
制作:ベルギー・フランス・イタリア/2008
URL:http://lorna.jp/
場所:恵比寿ガーデンシネマ

インターネットでふんだんに情報が得られるからと言っても、ユーラシア大陸の辺境に住む日本人にとって、EU統合によって起きているヨーロッパ社会のひずみなんて知りようもない。

でも、映画館には真実がある、親が教えないことを教えてくれる場所、って『サウスパーク/無修正映画版』で歌われているように、映画館は誰も教えてくれないことを教えてくれる場所。

ケン・ローチの『この自由な世界で』ではロンドンへ出稼ぎに来るポーランド人がいることを教えてくれたし、このダルデンヌ兄弟の『ロルナの祈り』ではベルギー国籍を得ようとするアルバニア人がいることを教えてくれた。

どちらも貧しさから逃れて豊かな国にやって来た人たちを描いてるんだけど、EU統合はそんな人たちに対して優しく微笑むわけがないし、底辺に住む人たちがEUへ流れても、ただ、ただ、底に沈殿するだけ。そのむなしい現実を映画は教えてくれる。

なるべくなら映画館で夢を見たいけど、遠くはなれた場所で起きている現実を目の当たりにさせてくれるのも映画。

ラストにもうちょっと希望があったほうが良いとはおもうけど。

 2009年03月25日
 WBC決勝2009
Posted by ag at 09:18/ カテゴリー: SPORTS

WBC決勝2009昨日は高円寺のとある家のパソコンの前で作業をしながらWBCのテレビ観戦。

4年前に比べると落ち着いて観ることができているWBCだけど、さすがに9回裏はビビリが再発。城島のサインなのか、スライダーばっかり投げるダルビッシュを正視することができない。ストレ〜ト、ストレ〜トとうわ言のようにうめきながら画面をチラチラ観ていると、やっぱり! コ〜ンと打たれてしまう。

がっくり。もう仕事どころではない。どこか寒いところへ一人旅にでも出たいくらい。

ところが、韓国の采配ミスでイチローが得点を取ってからの10回裏は、なぜだろう? やたらと落ち着いて観ることができた。クローザーで日本代表に呼ばれていながら、そのマウンドに立てない藤川を思いやるくらいの心の余裕。でも、球児が出ていたら、あまりにもビビってテレビのスイッチを消してしまっていたかもしれないけど。


今大会を総括すると、アメリカのテンションの低さ、ベネズエラのK・ロッドの凄さ、韓国のパワーの凄さ、オランダって何?

とくにアメリカ代表の重みの無さが気になる。これって、どう見てもアメリカのための大会なのに。サッカーのブラジル代表の重みやイングランド代表の重みが出てこない限り、WBCが成功しているとは言えないとおもう。

 2009年03月17日
 シリアの花嫁
Posted by ag at 23:24/ カテゴリー: MOVIE_Database

シリアの花嫁監督:エラン・リクリス
出演:ヒアム・アッバス、マクラム・J・フーリ、クララ・フーリ、アシュラフ・バルホウム、エヤド・シェティ、イヴリン・カプルン、ジュリー=アンヌ・ロス、アドナン・トラブシ、マルレーン・バジャリ、ウリ・ガブリエル、アロン・ダハン、ロバート・ホーニグ、ディラール・スリマン
原題:The Syrian Bride
制作:イスラエル・フランス・ドイツ/2004
URL:http://www.bitters.co.jp/hanayome/
場所:岩波ホール

いつのころからか、列車でも、車でも、歩いてでも、陸続きにある国境を越える行為に強い憧れを持つようになってしまった。

おそらく、映画ならフレッド・ジンネマンの『ジュリア』あたりか、小説ならギャビン・ライアルの「深夜プラスワン」あたりの影響なのか、国境を越える際のスリリングなシチュエーションにドキドキした結果が“好き”という感情にすり替わってしまったんだろうとおもう。

この『シリアの花嫁』も、そんなサスペンス映画やハードボイルド小説のような軽いエンターテインメントの乗りでは決してないけど、イスラエルとシリアの国境を花嫁が歩いて越えるシーンが登場する。

本来なら、中東紛争によって引き裂かれてしまう家族に、と同時に引き裂かれていた家族の絆が元通りになるさまに涙するのが普通なんだろうけど、自分にとってはそんなことよりもこの国境を越えるシーンにくぎづけ。

いやいや、この映画自体も、そんな分断された家族に焦点を当てることよりも、国境間で右往左往する人間のペーソスを、それもイスラエル人、シリア人、フランス人、ロシア人と人種も入り乱れた可笑しさを加えてクライマックスに持って来ているわけだから、国境が主人公だと言えなくもない。

つまり、“国境”映画として、なかなか面白い映画だった。
この映画を観て、ますます国境を歩いて越えたいおもいが募るばかり。

 2009年03月10日
 チェンジリング
Posted by ag at 23:47/ カテゴリー: MOVIE_Database

チェンジリング監督:クリント・イーストウッド
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、ジェイソン・バトラー・ハーナー、エイミー・ライアン、マイケル・ケリー
原題:Changeling
制作:アメリカ/2008
URL:http://www.changeling.jp/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

クリント・イーストウッドの映画が好きかというと、世間が評価するほど好きな訳じゃない。あれほど絶賛された『ミリオンダラー・ベイビー』も『スペース・カウボーイ』もごく普通の映画にしか見えないし、そこに作家性を見いだす世間の評価がまったく理解できていない。

クリント・イーストウッドの映画の中に作家性を見いだせる部分も確かにあるけど、どちらかというと職人性を見いだすほうが多いような気もするんだけどなあ。そこに注視するのなら、クリント・イーストウッドの評価もわかるんだけど。

昔のスタジオ・システムに存在していた職人映画監督はやたらと本数を撮って、そのクオリティもまちまちだった。『カサブランカ』のマイケル・カーティスなんてそのもっともたるものだったとおもう。それを継承しているのがクリント・イーストウッドだったような気もするけど、確かに最近の映画は作家性の方に寄っているのかなあ。

今回の『チェンジリング』は職人のほうのクリント・イーストウッドが若干前に出ていて、そのテクニックがシナリオとしっかり噛み合っていて、最後まで息をつかせぬ面白さだった。クリント・イーストウッドの良さは、こういうテクニックにあるんだけどねえ。

 2009年03月05日
 フェイクシティ ある男のルール
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

フェイクシティ ある男のルールg監督:デヴィッド・エアー
出演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、コモン、ザ・ゲーム、マルタ・イガレータ、ナオミ・ハリス、ジェイ・モーア、ジョン・コーベット、アマウリー・ノラスコ、テリー・クルーズ、セドリック・ジ・エンターテイナー
原題:Street Kings
制作:アメリカ/2008
URL:http://movies.foxjapan.com/fakecity/
場所:新宿武蔵野館

カーティス・ハンソンの映画『L.A.コンフィデンシャル』がめちゃくちゃ面白かったので、その原作であるジェームズ・エルロイの小説を読んでみたところ、映画ではあれほど映えていた登場人物が、小説ではまったく魅力が伝わってこなかった。普通は逆なのに。きめ細やかに人物描写を書き込めるぶん、小説のキャラの方が立つはずなのに。

続けて、扱う題材に惹かれて「ブラック・ダリア」も読んでみた。ところがこれも、おもったより登場人物に魅力がなかった。映画化されたブライアン・デ・パルマの映画もひどかった。

というように、ジェームズ・エルロイの印象はまったく悪いんだけど、カーティス・ハンソンの映画化のように化ける可能性もあるだろうし、それにデヴィッド・エアーの『トレーニング・デイ』がそれなりに映画として面白かったことから、今回はほんのちょっとだけ期待してしまった。

でもやっぱりダメだった。

だいたいフォレスト・ウィテカーが出てきた時点で、霧が晴れるがごとくにパァ〜と最後までストーリーが見渡せてしまうのが辛い。キアヌ・リーヴスに対してのフォレスト・ウィテカーなんて、見え見えじゃん。

それに、キアヌ・リーヴスの立ち回りがもっさりしていて機敏さにまったく欠けるわりには、相手がバタバタとどんどん殺られて行ってしまう。これじゃ、かえって相手が可哀想におもえてしまうレベル。こんなんじゃ、キアヌ・リーヴスの貫き通す正義が際立たない。

唯一良かったのは、L.A.に黒人社会、ヒスパニック社会、韓国人社会がジグソーパズルのように入り組んでいる雰囲気がほんのちょっぴり出ていたことだけかな。

ag-n
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