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 2009年05月27日
 グラン・トリノ
Posted by ag at 23:24/ カテゴリー: MOVIE_Database

グラン・トリノ監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー:、ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、ドリーマ・ウォーカー、コリー・ハードリクト、ジョン・キャロル・リンチ、スコット・リーヴス
原題:Gran Torino
制作:アメリカ/2008
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

ダーティハリーなら、ラスト、全員を皆殺しにして無事復讐を果す。タオやスーと抱き合ったシーンにエンドクレジットがかぶってラロ・シフリンの音楽が流れる。

あれから40年が経って、まさかそのままダーティハリーをやるわけがないと、いろいろとストーリーの展開を先読みしていた時に、ハッと気が付いた。これはもしかしてイーストウッドの遺書なんじゃないか、と。どのようにして“死”を迎えるべきか、それをこれから描くんじゃないか、と。

いかにして“死”を迎えるべきかを考えたときに、寝たきりになって多くの人に迷惑をかけながら“死”を迎えるよりも、どこかヒロイックな“死”に方をしたいと常日頃から考えているんだけど、それを想像するとまるっきり映画の見過ぎの、現実的ではないイメージが、ポケタポケタ、と湧いて来てしまう。

核爆弾を積んだ飛行機を砂漠の上で自爆させる(『24 シーズン2』)、とか、地球に衝突する隕石の軌道を修正するためにロケットに乗り込む(『アルマゲドン』)、とか、そんなことを真っ昼間から考えていたんじゃ、まるで『虹を掴む男』のダニー・ケイのようだ。

そこに、もうちょっと現実的な『グラン・トリノ』という“死”に方が今日、加わりました。日本では、まだそんなに銃が氾濫しているわけではないので、あんなふうに、ボニー&クライドや、『ゴッドファーザー』のジェームズ・カーンのような蜂の巣になるようなことはないだろうけど。

ダーティハリーも格好良かったけど、ウォルト・コワルスキーも格好良かった。

 2009年05月26日
 KOHRINBO109
Posted by ag at 13:30/ カテゴリー: TOWN

金沢の香林坊周辺を自転車で走っていたとき、あれ? この景色は見覚えがある、と、デジャヴのような心持ちに。

KOHRINBO109

とくに、この「KOHRINBO109」にはっきりと見覚えが!

なんだっけ、これ。どこで、見たんだっけ、これ。
一生懸命、脳内を検索すると、

『恋する女たち』だ!

もちろんD.H.ロレンス原作で、ケン・ラッセルが撮った『恋する女たち』のほうではなく、
氷室冴子原作で、大森一樹が撮った『恋する女たち』のほうだ。

この映画の舞台が金沢で、たしか、この「KOHRINBO109」が出て来たのだ。

大森一樹の『恋する女たち』は、斉藤由貴や相楽ハル子が出ていて、あの、おニャン子の、うしろゆびさされ組の、いまは秋元康夫人の、高井麻巳子も出ていた映画。たぶん、大森一樹のベストじゃないかとおもう。

この映画を気に入って、当時、氷室冴子の原作も読んでる。
原作での舞台は、氷室冴子の出身地である北海道だった。それを映画ではなぜか金沢に移している。
けど、その金沢がとても印象的だった。
だから当時は、金沢へ行きたくて行きたくて。
そんな恋い焦がれた心持ちは月日とともにすっかり忘れ去られていたけど、体にはそれが染み付いていて、惹かれるようにやっとそこへ自転車でたどり着いた感じだった。

そんな氷室冴子も昨年、51歳で亡くなっていた。
やっとたどり着いたけど、月日はいつのまにか通り過ぎていた。

 2009年05月23日
 トラベラーズノート
Posted by ag at 23:10/ カテゴリー: TOWN

トラベラーズノート

今回の旅行は、まるで“乗り鉄”になったかのように、いろんな乗り物を乗り継いだ。
その切符を記念にもらってきたので「トラベラーズノート」に貼ってみた。

トラベラーズノート

こうして「トラベラーズノート」を眺めて、旅の一時の酔狂から我に返ってみると、乗り物代にすごい金を使ったもんだ。
特に、黒部ダム行には、すごい金がかかっている。

電鉄富山駅→立山駅(地鉄電車) 1170円
立山駅→美女平(立山ケーブルカー) 700円
美女平→室堂(高原バス) 1660円
室堂→大観峰(立山トンネルトロリーバス) 2100円
大観峰→黒部平(立山ロープウェイ) 1260円
黒部平→黒部湖(黒部ケーブルカー) 840円
黒部湖→黒部ダム(徒歩) 0円
黒部ダム→扇沢(関電トンネルトロリーバス) 1500円
扇沢→信濃大町駅(関電アメニックス・松本電鉄・川中島バス) 1330円
信濃大町駅→富山(JR) 3670円

全部で、14230円!

すごい!
特に立山トンネルトロリーバスは、たった10分で 2100円!
まあ、ディズニーランドのアトラクションに乗っているようなもんだ。

それで、もし扇沢から電鉄富山駅へ引き返していたとしたら、往復で15330円かかってしまう。
だから、信濃大町駅まで抜けて、南小谷、糸魚川経由で、ぐるっとJRを迂回して(そうすれば14230円)帰ってこようとしたんだけど、とにかく電車の本数が少ない。
午後1時に信濃大町駅へ着いて、午後3時7分まで電車がない。

ちょうどお昼なので、駅前の「豚のさんぽ」というラーメン屋に入って、そこのおにいさんに、どこか時間をつぶせるところはない? って聞いたら、この先に図書館があるという。
おお、それはちょうどいい、とおもってiPhoneを出し、さらにマップを出して、どこ? って聞いたら、向こうもiPhoneを出して来た。うわぁ、スゲエ。ポーケンみたいにiPhoneにデジタル名刺機能があったら、名刺交換していたのに。

しかし、その図書館って、あんがい遠かった。
なので、信濃大町駅に帰ってくるのが午後3時7分近くになってしまった。
これを逃すと、また数時間電車がない。
やべえ、、
でも、JRなんだから、Suicaで改札スイスイかとおもったら、Suicaは使えないんだって!
Suicaって、どこでも使えるもんではなかったんだ。

あたふたしながら、駅員の人に手伝ってもらいながら、富山まで切符を買って、4番線ホームに向かって階段を駆け上がる。
バタバタと階段を下りて、電車に飛び乗ろうとしたら、ドアが閉まっている。
はは〜ん、地方の電車は手でドアを開けるんだな。
よし! と手をかけて勢い良くドアをスライドさせる。
まったく、ビクともしない。
どんなに力をこめても開かない!

めちゃくちゃ焦って、片足かけてまで開けようとガチャガチャもがいているときに、ちょうどその電車から運転手の人が降りて来たので、これ、どうやって開けるんですか!! と聞いたら、次の電車はアレだよ、と、遠くを指さす。
ホームの、ず〜と、ず〜と、ず〜と、後ろの方に、ちょこんと2両の電車があった!
自分が開けようとしていたのは3番線ホームの電車だったのだ。
あまりの焦り様で、すぐ目に入った電車が次の電車だとおもってしまったのだ。

思いっきり走って、なんとかギリギリに電車に乗れた。
地方の駅で、昼日中、こんな終電のような乗り方をしていいるのは自分だけだった。

それしにても、いくら2両編成の電車とはいえ、ホームの中心に停車して欲しいよなあ。
なんで、あんな後ろのほうに停車するんだろう。
たぶん、それが地方の常識なんだろうなあ。
都会の常識に毒されてしまっている自分を発見しただけでも、面白い経験だった。

 2009年05月21日
 金沢を走る
Posted by ag at 23:23/ カテゴリー: TOWN

金沢01.JPG

北陸フリーきっぷは金沢まで行けるので、ちょっと行ってみる。

金沢02.JPG

まずは、ひがし茶屋街へ。朝早かったので、誰もいなくて自転車が映える。

金沢03.JPG

ひがし茶屋街のお店が開いてないので、近くの卯辰山公園まで登って、金沢を鳥瞰する。
でも、これは大失敗。あんがい標高差があるのでヘトヘト。これはまた後半が思いやられる。湿度もスゴイし、バテバテになること必須。

金沢04.JPG

卯辰山を下りたら、ひがし茶屋街のお店が開いていたので「懐華楼」というお茶屋に入ってみる。

金沢05.JPG

卯辰山を登ってだいぶ体力を消耗したので甘いものを。

金沢06.JPG

次は定番の兼六園。おそらく、とりたてて面白い訳でもないけど、定番は押さえとかないと。
押さえたのはいいけど、修学旅行の高校生や、ここでも中国(もしくは台湾)の人々や、いや中国ばかりでなくもっとワールドワイドな人々などの多さにまたヘトヘト。

金沢07.JPG

でも面白かったのは、徽軫灯籠(ことじとうろう)のところにいたこの鳥。こんなに観光客でいっぱいなのに、なんで動じないんだろう。動じないどころか、ポーズを取っている感じ。目立ちたがりやの鳥。

金沢08.JPG

金沢を走っていて面白いかったのは、古い建物があちらこちらに残っていること。こういう建物を収集するためだけで、自転車を走らせたかったような気もする。

金沢09.JPG

昼は奮発して近江町市場で海鮮丼。

金沢10.JPG

他に、泉鏡花記念館や長町武家屋敷周辺やにし茶屋街周辺を走って体力の限界。早めに切り上げて、東京に帰ることにする。

 2009年05月20日
 富山市を走る
Posted by ag at 22:59/ カテゴリー: TOWN

富山城

それで今日は富山市を自転車で走る。

路面電車

富山市も路面電車が走っていた。ということは、道が広い。歩道も広い。人もあんまり歩いてないし、自転車は走り放題。つまり、ほとんどの人は自家用車で移動するか、バスか路面電車に乗るか、なんじゃないかとおもう。

呉羽山公園

呉羽山公園まで登って、昨日行った立山連峰を眺める。あいにく靄がかかっていて、すっきりと見えなかったけど、あれを越えて長野の大町市に降りたのかとおもうと、いやあ、スゴイことをしたなあ、と。そのあと、南小谷(みなみおたり)、糸魚川経由で富山に帰ってきたわけだから、なんと3県を股にかけたことになる。何をやってんだか。

田んぼの中のBianchi Fretta

それで、海に出ようと言うことで、田んぼを走る。

富山朝日自転車道

ごちゃごちゃしたけど、やっと海に出て、富山朝日自転車道を走る。
なぜか、自分が自転車を走らせる時はとことん暑い! 今日も、途中で死にそうになって、コンビニでガリガリ君を買って喰う。

まるたかや

昨日の夜は、青空文庫工作員関係の人とその娘さん2人と会って、寿司などを馳走になってしまったんだけど、その時に教えてもらった“まるたかや”というラーメン屋に入ってみる。味はフツーだったけど、塩分が抜けた身体にはピッタリな味だった。

富山市科学博物館

次は、ちょっと仕事がらみで、富山市科学博物館を偵察。プラネタリウムなんかも観てしまう。

カターレ富山

夜は、地方のクラブチームを応援する会、という個人的で勝手な活動で、J2のカターレ富山V.S.サガン鳥栖を観戦。
もちろんホームのカターレ富山を応援したけど、いやあ、良くなかった。結局、0-0の引き分け。もうちょっと、チームとしての色がないとお客も来ないなあ。

呉羽山公園から“まるたかや”までは、iPhoneでログを取ってみました。
走ったコースはこんな感じ。

富山 at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging

 2009年05月19日
 黒部の太陽
Posted by ag at 23:54/ カテゴリー: TOWN

富山01

朝の5時34分に富山に着く。寝台列車に乗ったは初めてで、まあ、個室なのが嬉しいけど、もうちょっと広くないと『ジュリア』や『オリエント急行殺人事件』の雰囲気が出るはずもなく。

富山02

6時28分に電鉄富山の立山行きに乗る。通学の学生が乗ったり降りたり。地方の平日の朝の風景を見るのがあんがい好きだったりする。

富山03

立山から美女平まではケーブルカー。角度がすごい。登っている途中の最大角度は29度だって。

富山04

富山05

次は室堂までの高原バス。美女平の標高が977mで、室堂が2450m。一気に1500mを駆け上る。
ここの登る途中の景色が絶品。すごい。室堂付近の例の“雪の大谷”も、もう5月も下旬だというのに5mくらいはあるかもしれない。
9時に室堂に着いて、10時から“雪の大谷ウォーク”があると言うけど、それを振り切って第一の目的地へ。
“雪の大谷ウォーク”をするのなら、これくらいの壁のときにやりたい。

富山06

次の乗り物はトロリーバス。立山の真下を突っ切る。

富山07

次の乗り物はロープウェイ。ここで気がついたんだけど、中国人の団体旅行客の量がハンパない。ロープウェイの中は中国語だらけ。

富山08

さらにケーブルカー。ピンクの人は中国人のおばちゃん。さすが、良いところに陣取るのが早い。

これだけの乗り物を乗り継いで、やっと、

富山09

ダム。

富山10

ダム。

富山11

くろよんダム。

富山12

乗り物の展覧会の末にたどり着いた黒部ダム。これだけの乗り物があるということは、それだけ当時のダム建設が困難だったという証。
最後にまたトロリーバスに乗るんだけど、これが例の関電トンネルを通る。映画にも描かれた破砕帯があったところだ。
この経験をもとにもう一度、熊井啓の『黒部の太陽』を観たいんだけどDVDになってない。石原裕次郎の遺志だというんだけど、もうそろそろDVD化してもいいんじゃないのかなあ。

 2009年05月18日
 北陸B寝台輪行
Posted by ag at 23:18/ カテゴリー: TOWN

hokuriku01.jpg

いま、上野から「北陸」のB寝台に乗りました。

hokuriku02.jpg

Bianchi Frettaも持って行きます。
写真に撮ると広く見えるけど、めちゃくちゃ、めいっぱいです。

 2009年05月15日
 ヨコハマメリー
Posted by ag at 23:30/ カテゴリー: MOVIE_Database

yokohamamery.jpg監督:中村高寛
出演:永登元次郎、五大路子、杉山義法 、清水節子、広岡敬一、団鬼六、山崎洋子、大野慶人、福寿祁久雄、松葉好市、森日出夫
制作:人人フィルム/2005
URL:
場所:みみの会

みみの会という集まりで、ドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』を観たあと、その映画を撮った中村高寛監督の話しを聞く。

『ヨコハマメリー』を観ている間、これだけの情報じゃ、白塗りの厚化粧に白いドレス姿で横浜の街を生きた“ヨコハマメリー”の実像が浮かび上がってこないなあ、という感は拭えず、なおかつ、ゲイのシャンソン歌手である永登元次郎にスポットライトが当たりすぎてるなあ、ともおもえて、さらに、横浜をさまよっていた当時の“ヨコハマメリー”がぼやけているのに、映画のラストに老人ホームにいる現在の“ヨコハマメリー”を登場させて、いきなり実像を結び付けるのはどうなんだろう? という決定的なダメ出し感想に落ち着いてしまった。

でも、実際に撮った人の話しをじかに聞いてみると、なるほどねえ、そうだよなあ、自分も撮ったらそうなっちゃうよなあ、なんて、とても優しいまなざしに変わってしまった。

ドキュメンタリーって、フィクションと違って、どんな角度で描こうと現実をフィルムまたはビデオにおさめているわけだから、キッチリと理路整然としたモノを作らなくても、どうしてそんな角度で撮ったかのかの説明をされれば、まあ、それなりにその角度から観られてしまうもんだということがよくわかった。

 2009年05月14日
 おっぱいバレー
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

おっぱいバレー監督:羽住英一郎
出演:綾瀬はるか、青木崇高、木村遼希、高橋賢人、橘義尋、本庄正季、恵隆一郎、吉原拓弥、仲村トオル、石田卓也、大後寿々花、福士誠治、光石研、田口浩正、市毛良枝、小島藤子
制作:日本テレビ放送網、エイベックス・エンタテインメント、ROBOT、ワーナー・ブラザーズ映画、東映、ホリプロ、読売テレビ、バップ/STV、MMT、SDT、CTV、HTV、FBS/2009
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/
場所:丸の内TOEI

短編アニメーション部門でアカデミー賞を取った『つみきのいえ』の監督、加藤久仁生が所属していることで一躍有名になったROBOTが制作のこの映画、その『つみきのいえ』の絵の雰囲気からしてもうちょっと凝った作りの映画になるのかとおもったら、スケベなことで頭がいっぱいな中学生が主人公の割りにはなんともフツーな絵の作りだった。

なので、どっちかというと、頑張ることを知らなかった馬鹿な中学生がきっかけが不純であったとしても頑張ることを覚えたほろにがい青春物語、な方向に傾いてしまった。ちょうどこの映画の舞台設定(1979年)のころのアメリカ映画『ポーキーズ』とまでは行かなくても、もうちょっとスケベ度爆発があれば、その振れ幅から最後の手紙も生きて来るし、綾瀬はるかの「おっぱいデカ過ぎ」のセリフも生きてくるのに。

それから、綾瀬はるかが恩師の先生の家の本に自分のいたずら書きを発見するシーンでは、なぜか岩井俊二の『Love Letter』をおもいだしてしまった。やっぱり岩井俊二って巧いんだなあ、と。あんな切なさを表現できる演出って、そう簡単にできるもんじゃないんだと、この映画のオーソドックスな演出を観ておもう。

それから、それから、バカ部の連中の同級生の女の子は、その部活のシーンからしてポカリスエットのコマーシャルの子かとおもったら、こっちの子は小島藤子で、コマーシャルの子は川口春奈だった。

 2009年05月12日
 バーン・アフター・リーディング
Posted by ag at 23:59/ カテゴリー: MOVIE_Database

バーン・アフター・リーディング監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、フランシス・マクドーマンド、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、エリザベス・マーヴェル、デヴィッド・ラッシュ、J・K・シモンズ、リチャード・ジェンキンス、オレク・クルパ、マイケル・カントリーマン
原題:Burn After Reading
制作:アメリカ/2008
URL:http://burn.gyao.jp/
場所:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋

前作の『ノーカントリー』が良かったので、ほんのちょっとだけ期待して観に行ったら、案の定、はぐらかされてしまった。コーエン兄弟って、やっぱり喰えないや。

予告編を観た限り、そしてジョージ・クルーニーの役名が“ハリー”なので、もうちょっとヒッチコックの『ハリーの災難』のような長閑な話しだとおもったら、ジョン・マルコヴィッチは青筋立てて怒鳴るし、ブラッド・ピットは頭を打ち抜かれるし、ジョージ・クルーニーはセックス・マシーンを作ってるし、リチャード・ジェンキンスはハンマーでめった打ちにされるし。

多くの登場人物を錯綜させ、そこのスレ違いから生じる笑いを提供しておきながら、途中、途中に顔をのぞかせるこの暴力性や異常性って、いったいどう判断したらいいんだろう。これは面白くなりそうだなと前のめりになったら、なに面白がってんだよと両手でドーンと突き放される感じが、ガッカリともおもえるし、心地良いともおもえるし。

コーエン兄弟の喰えなさを愉しむ映画です。

そういえば、このアメリカ版のポスターて、ソール・バズっぽい。
だったら、タイトルバックもソール・バズっぽくして欲しかったなあ。

ソール・バスのタイトルバックで、好きなのはこれ。

 2009年05月07日
 フロスト×ニクソン
Posted by ag at 23:56/ カテゴリー: MOVIE_Database

フロスト×ニクソン監督:ロン・ハワード
出演:マイケル・シーン、フランク・ランジェラ、ケヴィン・ベーコン、レベッカ・ホール、トビー・ジョーンズ、マシュー・マクファディン、オリヴァー・プラット、サム・ロックウェル、ケイト・ジェニングス・グラント、アンディ・ミルダー、パティ・マコーマック
原題:Frost/Nixon
制作:アメリカ/2008
URL:http://www.frost-nixon.jp/
場所:新宿武蔵野館

ロン・ハワードって、『コクーン』や『アポロ13』などそれなりに面白い映画を撮るのに、『ダ・ヴィンチ・コード 』など愚にもつかない映画を撮ったりする玉石混淆の多作映画監督。次回作としてこのあとすぐに『天使と悪魔』が控えていたりする。

で、今回はどうかというと、これが当たりだった。

『フロスト×ニクソン』は、サイレント映画の連続活劇のころから綿々と作られている映画の常套手段、窮地に陥った人間がすんでのところで危機を脱っして成功をおさめるというたぐいストーリーなんだけど、デヴィッド・フロストがいかにして窮地を打開するのか、そこのきっかけの部分の描き方が巧かった。

デヴィッド・フロスト追いつめたリチャード・ニクソンは、そのフロストに対して大統領の座を追われた自分自身を重ねたのか、ラスト・インタビューの前夜にかける必要もない電話をフロストにしてしまう。

そして、フロストのプロフィールを読んだばかりのニクソンは、血筋がないために苦労した自分と彼を無理矢理オーヴァーラップさせた結果、まるでフロストを鼓舞するようなメッセージを発してしまう。おそらくそれは、フロストに対してではなく自分自身に対してだったのだ。単なる内なる葛藤を言葉にして発散させたにすぎなかった。だから、フロストに電話をかけたことさえ忘れてしまう。

この電話のシーンが素晴らしかった。

ニクソンを演じるフランク・ランジェラって、いままであんまりイメージがなかったんだけど、ここの電話のシーンからラスト・インタビューにかけての演技の流れが凄かった。特に、自分が不利になった後の目の表情が凄い。あの、黒目が安定せずに左右に細かくフラフラしている様って、ショーン・ペンよりもフランク・ランジェラのほうがアカデミー主演男優賞にふさわしかった。

 2009年05月01日
 Forever21
Posted by ag at 21:25/ カテゴリー: TOWN

Forever21

先週は原宿署の前が大混乱していて、明治通りが自転車で走りにくかったのに、今週は「Forever21」のオープンで凄い人、人、人。「H&M」のすぐ隣りにできるとは。それにしちゃ、あそこの歩道は狭すぎる。表参道ヒルズの前ぐらいの歩道の広さがあればいいのに。

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