小さな出版社の日々
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 2004年12月29日
 茅葺民家に雪が降る
Posted by みやこ at 20:29 / カテゴリー: 食・農・村

はる書房でホームページを開設することになり、「神保町の空」に参加することを決めた。で、テーマのようなものを設定してカテゴリを「食・農・村」とする。ブログというのは名前くらい知っていたけど、関わるのは初めて。実は当初、「茸と毒性」というタイトルで、スギヒラタケに絡む“原稿”を用意しておいたのだけど、日々移り変わる情勢のなかで陳腐化してしまったので、自らボツとした。どうもブログは日記感覚がいいようだ。agさんを師と仰ぎ、よし第1回!
最初にカテゴリについていえば、正式名称は「街にありて食、農、農山村をおもう」のつもり。「食農教育」とか「スローライフ」とか、食や農に関わることで、ふと思ったことや、こんなことがあるんだよ、といった情報の類を徒然に記したい。ここで、ふと思う。「食」「農」という特別な(?)言い方って、いつ生まれ、定着した(していない?)のかな。「定年帰農」の語源は知っているんだけど・・・。あ、いかん。前置きが長い。
今朝、東京は雪でした。雪と言えば、白川合掌造り民家がよく似合う。
茅葺き民家に関心を持つ人が増えているのだろうか。安藤那廣さんの『茅葺きの民俗学』(はる書房、83年)の新装版が刊行した(04年11月22日)。初版で3刷、息が長く売れ続けてきた本である。
たまたまと言うべきだろうが、晩秋の新潟県松之山町で茅刈りを体験した。「奥越後 茅屋根応援団茅屋〈KYAYA〉」が茅屋根保持・復元活動の第一歩として企画したもので、参加した当日には20人近くが茅を刈った。茅刈りにはシーズンがある。〈屋根用の茅は青いうちに刈ると葺き材としての耐久性に乏しいものになるので十分枯れてから刈る必要があったのだ。〉(『茅葺きの民俗学』より)。
この「茅屋」については、また追ってレポートしたいが、来年(2005年)2月12日・13日には「雪掘り」を行う予定らしい。雪掘りって何だい? 屋根の雪降ろしである。豪雪地帯の実感ある言葉だなあ。今日も茅葺民家に雪が降る。