小さな出版社の日々
« ネットで読む、此の世を去った思い出の人のこと | メイン | 注文、お問い合わせが相次いでいます! »
 2005年06月16日
 「瑠璃の島」とメディアリテラシー
Posted by みやこ at 01:46 / カテゴリー: 日々

先週の11日、日テレの連続土曜ドラマ「瑠璃の島」を観た。車いすに乗っている男が人生を儚んで“自殺”した。“あんな身体”で自殺なんかできないのでは、という妹のセリフもあったりする。げぇ〜、そんなんでいいの? ドラマなんだしOKでしょ、という声が聞こえる気はするが。

私は、滅多にTVドラマを観ないのだけれど、白血病などの難病や脊損などの怪我を主因ないし遠因にして自殺するというストーリー展開って多いのかしら。安易じゃないか、そういうのって。いや、多いとすれば、視聴者が納得しやすいってことか。だったら、そのことを問題にすべきか。
以前、パンテーラという車いすを開発した人の講演を聞いたことがある。彼はバイクのレーサーで、バイク事故で脊椎を損傷した。立つこともできないことを病院のベッドの上で知って絶望したという。そんなとき、友人でもない車いすユーザーが病院に見舞いに来た。そして、できることはこんなにある、と話と実技(?)でアピールしたとか。
ここで、「美談だぁ〜」と思うと、半分正解ってところかな。先輩車いすユーザーには、仲間づくりの目的があったのだ。日本でいえば、「圧力団体」を補強していくっていう感じかも。この件を「スウェーデンならではの話だよね」で、済ませていい?
「瑠璃の島」で、車いすに乗っている男が死ぬ。そのことを読み解いていきたいと思う。
追記:脊椎損傷か頚椎損傷を念のため確認しようと思って、「瑠璃の島」のサイトでストーリー紹介を見たら、“半身不随”となっていた。