監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンス、ブレンダン・フレイザー、タントゥー・カーディナル、ルイス・キャンセルミ、ジェイソン・イズベル、カーラ・ジェイド・メイヤーズ、ジャネー・コリンズ、ジョン・リスゴー、マーティン・スコセッシ 原題:Killers of the Flower Moon 制作:アメリカ/2023 URL:https://kotfm-movie.jp 場所:MOVIXさいたま
この映画に出てくるマイケル・ファスベンダーが演じている「ザ・キラー」も「ジャッカル」タイプの殺し屋だった。彼の口ぐせが「Stick to your plan(計画をしっかり守れ)」であることから、やはり目的遂行のためには計画がすべてであるような考え方を持っている人物だっただからその計画に至るまでの思考過程がもっと知りたかった。「ザ・キラー」の最初の計画が失敗して、自分の命が狙われるようになって、そこから反転攻勢になるストーリーの流れでは、映画の尺として計画まで描くことは時間的に無理なのが惜しい。Netflixでドラマ化してくれないかなあ。そうしたらもう一度Netflixと契約します。
監督:川瀬美香 出演:イザベル・タウンゼンド、谷口稜曄、ピーター・タウンゼンド 原題:The Postman from Nagasaki 制作:The Postman from Nagasaki Film Partners/2021 URL:https://longride.jp/nagasaki-postman/ 場所:武蔵大学50周年記念ホール
いつものごとく、なんの予備知識も入れずに、タイトルに「長崎」が付いているという手がかりだけで映画を観はじめた。だから、イギリス人女性イザベル・タウンゼンドのモノローグによって映画がはじまったことに不思議な感覚を覚えた。でもすぐに、彼女の父親ピーター・タウンゼンドが長崎で被ばくした男性・谷口稜曄(すみてる)さんを取材して書いたノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」について話しはじめたことで、この映画が「被爆者の声をうけつぐ映画祭」で上映されることに納得した。