アリー/ スター誕生

監督:ブラッドリー・クーパー
出演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、サム・エリオット、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイヴ・シャペル
原題:A Star Is Born
制作:アメリカ/2018
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/
場所:109シネマズ木場

『スタア(スター)誕生』のストーリーは、ジュディ・ガーランド版、バーブラ・ストライサンド版と観てきて、どんな展開になるのか知っているわけだけれども、このレディー・ガガ版も新鮮な気持ちで観ることができたのにはびっくりした。レディー・ガガは演技できるの? おお!あんがい出来るんじゃん、なんてところの興味が映画への集中力を増していたのかもしれない。

ブラッドリー・クーパーの演出は、ハリウッドのスタイルにただ取り込まれただけのあまり面白味のないものだった。ブラッドリー・クーパーの演技同様に、もっと過剰さが加わっていても良かったんじゃないのかなあ。でも『スタア(スター)誕生』のストーリーは、その時代、その時代のマネー・メイキング・スター(と云うか歌姫?)を迎えて、これからも作り続けられて行くのも悪くはないのかもしれない。

1954年に公開された『スタア誕生』でのジュディ・ガーランドの名台詞、「私はノーマン・メインの妻です」を引き継いで、今回も「私はジャクソン・メインの妻です」と云ってくれるのではないかと一瞬おもったけれど、それはなかった。

→ブラッドリー・クーパー→レディー・ガガ→アメリカ/2018 →109シネマズ木場→★★★☆