監督:原恵一
声:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、麻生久美子、宮﨑あおい、芦田愛菜、藤森慎吾、滝沢カレン、矢島晶子、美山加恋、池端杏慈、吉村文香
制作: A-1 Pictures/2022
URL:https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/
場所:109シネマズ菖蒲

辻村深月の小説を原恵一監督が映画化。

今回の映画ではじめて辻村深月と云う名の作家がいることを知ってネットでいろいろと調べてみた。ああ、そうだ、著作のドラマ化でNHKと裁判沙汰になっていた作家がいたなあ。あれが辻村深月か。直木賞や本屋大賞も受賞している。どうやら「物語」を構築することに長けている作家らしい。

原恵一監督はその「物語」を巧くアニメ化していたとおもう。長い小説を脚本家の丸尾みほが手際よくまとめていたので、スムーズに「物語」の世界に没入できたし。でも、映画が面白かったのは「物語」の上手さであって、原恵一監督の特色が出ていたようにはおもえなかった。それは『バースデー・ワンダーランド』のときにも感じた違和感だった。原恵一監督の作品は『河童のクゥと夏休み 』から『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』までわくわくしながら追いかけてきたのだけれど、そんなときめきがまた欲しいなあ。

辻村深月の著作にちょっと興味が出たので読んでみようかな。伊坂幸太郎のときもそう云いながら読んでいないので、また読まないかもしれないし、読むかもしれない。

→原恵一→(声)當真あみ→ A-1 Pictures/2022→109シネマズ菖蒲→★★★