マイティ・ソー/ダーク・ワールド

監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ、クリストファー・エクルストン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、カット・デニングス、レイ・スティーヴンソン、ザッカリー・リーヴァイ、浅野忠信、ジェイミー・アレクサンダー、レネ・ルッソ
原題:Thor: The Dark World
制作:アメリカ/2013
URL:http://www.marvel-japan.com/movies/thor/
場所:新宿ミラノ1

昨年の『アベンジャーズ』のヒットでますます活気づくマーベル・コミック系映画なんだけど、おそらく、この『マイティ・ソー』単体だけの映画化ならば絶対に観に行かなかったとおもう。『アベンジャーズ』があったからこそ、クロスオーバーしたそれぞれの作品にも興味が湧くようになったし、さらにそこからまた違った作品にも注意が向くようになって、その映画化作品も観ようと云う気にさせられてしまう。

例えば、この映画のエンドクレジット後には、さらりとベニチオ・デル・トロが登場する。“コレクター”と云う名前のヴィラン(怪人)で、今年の8/1にアメリカで公開予定(日本では9/13予定)の『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』にも登場する「エルダーズ・オブ・ジ・ユニバース」(ガードナー、グランドマスター、コレクター、チャンピオン、ランナー)の一人だ。で、その「エルダーズ・オブ・ジ・ユニバース」とは何かと云うと、マーベル・コミックの「アベンジャーズ」や「シルバーサーファー」などに登場するキャラクター集団だ。

エルダーズ・オブ・ジ・ユニバース

その“コレクター”が「あと5つある」と云って集めていたものは“インフィニティ・ジェム”と呼ばれるものらしくて、「魂(ソウル、緑)」「力(パワー、赤)」「空間(スペース、紫)」「現実(リアリティ、黄色)」「時間(タイム、オレンジ)」「精神(マインド、青)」の6つの内、今回は緑(だったとおもう)を集めた事になる。これの意味する事は何なんだ! とマーベル・コミック系映画ファンのあいだでは話題になっているらしい。『アベンジャーズ』のラストに出てきたサノス(これもマーベル・コミックに出てくるヴィラン)は、この6つのジェムを嵌めたインフィニティ・ガントレットを作り出すので、それと関連するんだろうか。

インフィニティ・ガントレット

と、マーベル・コミックについてまったく知識がなかったので一生懸命にネットで調べた。うーん、どんどん興味が広がって行く。そのうちマーベルのアメコミもよみそうな勢いだ。

→アラン・テイラー→クリス・ヘムズワース→アメリカ/2013→新宿ミラノ1→★★★