アデル、ブルーは熱い色

監督:アブデラティフ・ケシシュ
出演:アデル・エグザルホプロス、レア・セドゥ、ジェレミー・ラウールト、カトリーヌ・サレ、オーレリアン・ルコワン、サンドール・ファンテック
原題:La vie d’Adèle – Chapitres 1 et 2
制作:フランス/2013
URL:http://adele-blue.com
場所:新文芸座

2013年の第66回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲った映画で、観よう、観よう、とおもいながら、なかなか重い腰を上げることができずに9月にまでひっぱって来てしまって、やっと新文芸座で観た。

想像以上に面白かった。今年の百合ブームの締めくくりの映画としては最高だった。そこまでしつこく描写する必要はないよ、と突っ込みを入れたくなるレズのSEXシーンにはちょっと引いたけど、状況を説明するシーンを入れずに会話劇だけで組み立てて行くタイプの映画が好きなので、そのリズムに乗って3時間の映画を一気に見てしまった。アデル・エグザルホプロスの張りのある、ちょっとふっくらした肌も奇麗だし。

アメリカ映画ならセリフやテロップに説明が出てこなくても、映画を見て行くうちに何となくどこの都市が舞台なのかがわかって来るんだけど、さすがにフランスだとさっぱりわからない。あとからネットで調べてみたら北フランスのリールやランスがロケ地らしい。最初のシーンの、アデルが家から出た時に坂道の下に広がるランスの景色がめちゃくちゃ奇麗でとても行ってみたくなった。

アデル、ブルーは熱い色
(ロケ地はここ→ http://filmap.tumblr.com/post/89542163749/la-vie-dadele-chapitres-1-et-2-blue-is-the

→アブデラティフ・ケシシュ→アデル・エグザルホプロス→フランス/2013→新文芸座→★★★★