監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、エド・ハリス、ヴァル・キルマー
原題:Top Gun: Maverick
制作:アメリカ/2022
URL:https://topgunmovie.jp
場所:109シネマズ木場

1986年に公開されたトニー・スコット監督の『トップガン』をどこで観たんだろうかと調べてみると、1986年8月28日に行われた日本劇場での試写会でだった。日本劇場のような大きな映画館での試写会なので、おそらくはマスコミ試写で、当時勤めていた会社の中に回ってきた試写状だったと記憶している。

その1986年の『トップガン』を観た印象としては面白かったと云う記憶はまったくなく、ただ、テンポの早い映像カットとケニー・ロギンズやマイアミ・サウンド・マシーンやヨーロッパの曲とのコラボレーションがまるで当時のMTVのように相性バツグンだなと感じたくらいだった。だからサントラのCDをすぐさま買ってしまった。

あれから36年。その続編が、コロナの影響もあって伸びに伸び、やっと公開された。これほど長い時間、予告編を見せられた映画もほかに無いんじゃないかなあ。

その『トップガン マーヴェリック』を観た印象としては、これがとても面白かった。やっていることと云えばハリウッドのお手本のようなストーリー構成なんだけれど、その36年もの月日によって醸成されたノスタルジックを刺激する要素があちらこちらに上手く散りばめられていて、とくに実際にガンを患って声が出にくくなっているヴァル・キルマーを登場させるズルさによって涙腺崩壊は必至だった。これで、実際のメグ・ライアンも登場してきていたらおそらく卒倒していただろうとおもう。

トム・クルーズの、あの宗教から来るまやかしなのか、それとも天然なのか、まっすぐな誠実さを年に1回ぐらいの行事にしても良いのかも知れない。と云うことで、来年は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が来るらしい。

→ジョセフ・コシンスキー→トム・クルーズ→アメリカ/2022→109シネマズ木場→★★★★