監督:ホン・サンス
出演:シン・ソクホ、パク・ミソ、キ・ジュボン、ソ・ヨンファ、キム・ミニ画、キム・ヨンホ、イェ・ジウォン、チョ・ユニ、ハ・ソングク
原題:Introduction
制作:韓国/2020
URL:https://mimosafilms.com/hongsangsoo/
場所:新宿シネマカリテ

ホン・サンスの映画がやってきた。と云う流れは、以前の「ウディ・アレンの映画がやってきた」と同じ流れ。残念ながらウディ・アレンの場合は途絶えてしまったけれど。

なので、しっかりとホン・サンスの映画を観に行く。『イントロダクション』と『あなたの顔の前に』と同時に2本も来たので、まずは『イントロダクション』から。

会話劇の醍醐味は、そこで語られる会話の内容だけで、登場人物たちの状況、関係性が次第に分かってくるところにあって、なんでもかんでもテロップやナレーションで説明してしまうようなドラマとは一線を画している。ホン・サンスの会話劇では、一つのシチュエーションと次のシチュエーションの時系列も曖昧になってくるので、そこを自分の中で組み立て直さなければならないパズルのような楽しさもあるからさらに楽しくなってくる。

いまのドラマでもアニメでもペラペラとしゃべりすぎるきらいがあるからなあ。それに慣れてしまってる人がホン・サンスの映画をいきなり観たらどうなるんだろう? わけが分からなくて、なんだこの映画は! と怒る人もいるかもしれない。そんな人たちに、この『イントロダクション』の楽しみ方を伝えたい!

→ホン・サンス→シン・ソクホ→韓国/2020→★★★☆